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new development

(事態の)新しい進展、という意味。



耳の神経科医を紹介した神経科医のところにフォローアップの診察を受けに行ってきた。今日はいつもより大分具合が悪い。出かけるちょっと前にアメリカ人で引退した婦人科のお医者さんの友人から電話があって、「その後、具合は?」と訊かれた。

状況を話すと、治るどころか悪くなるというのはおかしい。こんなに時間がかかるのも、という。その医者にスタンフォードなり、UCなりもっと上の病院を紹介してもらえと言う。「でも、その神経科医は今の医学じゃ治せない。時間の問題だって言ってるし、、」と腰が引けたことをぐちゃぐちゃ言ったら、その友人は、この場合の穏便に訊ける英語表現まで教えてくれた。

"Is there any advantage to go to a major medical center like Stanford?"と訊けと。こういう言い方なら、お医者さんは気を悪くしないし、現にこんな状態なのだからノーとは言えないからという。お医者さんだった人が言うのだから、説得力はある。

アメリカではセカンド・オピニオンを求めることは当たり前のことで、医者の方も何とも思わない、と頭では分かっていても、やったことのないことには、ついビビる。いつもエラソ~なくせに、実は小心者というのはこういうことだ。(汗)

それで、「でもな~」と思いながら出かけて、待合室で待っている間に、どんどんいつもより悪くなってきた。それで段々苛立って来て、言われたとおりの事を言ってみようという戦闘モードに入ってきた。

そしてそのモードのまま、様子を訊かれたから、2ヶ月前より悪い、と言って耳鳴りのことやら耳の医者に遺伝だろうと言われたことなど言ったら、意外にも「遺伝の問題とは思わない、脊髄液がもれているのかもしれない。これは発見が非常に難しいので今まで見つけられなかったのだろうけど、一番の専門家に紹介する」という。彼の方がむしろ積極的という予想外の展開になった。

その新しい展開に、こちらも調子に乗って「良くなるならともかく悪くなるんじゃ忍耐の限界だ」と言ったら、彼も同感だと言ってくれた、というより単に私と付き合う忍耐という意味かもしれないけれど。(笑)

その専門家の居る病院はすごく予約がとりにくいので、何ヶ月先になるか分からないけど、ともかく、新たな展開。

脊髄液が漏れているというのは、私をMRIに連れてってくれた友人もそういう経験をしていて、ちらりと疑いはあったのだけど、彼女の症状は私よりずっと重かったので、違うかなとも思っていた。結局のところ、そういうことだったのかも?

彼女の場合も、原因が分かるのにものすごく時間がかかった。彼女の場合は出産(普通分娩なのだけど)が引き起こした。出産の衝撃で起きるなら、転落で起きても全然不思議じゃない。彼女から話を聞いたのはもう半年以上前、やっとここまで来たのかな~。今度こそ、きちんと原因が見つかってちゃんとした治療が始まれば良いんだけど、、。こう着状態のなかでは新たな展開は嬉しい。結局ぬか喜びかもしれないけど。

by bs2005 | 2007-11-14 11:09 | こんな英語表現  

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