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相撲協会の体質

テレビ番組の中で相撲協会への批判を傍で頷いて聞いていたというだけで、特別の通行証を取り上げられた件が最近報道されました。批判を受けて、元に戻したそうですが。相撲協会というのは、かなり体質的に問題がありますね。



今回の新弟子殺害事件ーあれは紛れも無く殺人事件です。ビール瓶で頭を殴ったという事実だけでもーに対しての相撲協会の対処の甘さは何なんでしょう。朝青龍がモンゴルでサッカーをした、なんていうことより遥かに重大な犯罪行為なのに、中途半端な処分ではバランスから言っておかしいだけでなく、今後に禍を残すことなるでしょう。

時津風部屋はすぐに解散するべきだし、関係した親方、力士は起訴される前に、相撲界から永久追放されるべきです。これが当然の対処で、とっくにここまでは既にやっているべきです。朝青龍の時は、あんなに即、結論を出したくせに、、。

朝青龍がああいうことになってから特に、朝青龍は後輩いじめがひどかった、態度が悪かったという話があちこちから出て来ているようです。どこまで事実か分りませんが、事実と仮定して、そういうことなら何故、その時点できちんと対処して来なかったのか。その時、放置して相手が弱い立場になってから、あれもこれもと引き合いに出すのは江戸の敵を長崎で取るようなものです。そういう形で後から、ミソもクソも一緒にしたような処分をすることを正当化するものではありません。

その時その時で、きちんと対処して来なかったから、こういうことが平気でまかり通ってきたのだと思います。体質そのものにあって、それをきちんと否定する思想が相撲協会に無いから、そういう暴力的力士の有り方を許してきたのだと思うし、今度の対応の鈍さを生んでいるのだと思います。一つ一つにきちんと対応すること、今回の膿みは徹底的に出すことを改めて相撲協会に望みます。

そうしなければ、大相撲という日本が誇るべき文化は滅びて行くでしょう。

by bs2005 | 2007-09-28 23:58 | 異論・曲論  

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