Easy come, easy go.
2006年 10月 12日
ものやお金でよく言うけれど、人生でも同じだろう。ろくに苦しまない内に人に助けてもらっても、何も学ぶことも身に付くこともない。何の自信にもならない。
いざとなればけろりと忘れて同じ過ちを犯したり、ちょっとしたことで揺らいだり、簡単に他の小賢しい知恵に摩り替わってしまったり、新たなひとりよがりの外からの確信に追いやられてしまったり、、、。
ものであれ、生きる自信であれ、苦しんで苦しんで得たものは、誰も奪うことの出来ないものになる。自分でとことん苦しむことは、だからとても大事なことであり、苦しんでいても回りは安易に手を出さないで見守ることはもっと大事なことだ。自分でほんものを摑む機会を奪わないように。
早すぎる助け、必要以上の助けは控えるのが本当の親切というものだ。足りない位、遅すぎる位でも良い位だ。それではろくに感謝はされないにしても。
「いつ、どのように」を間違うと、相手をつぶしてしまう。まことにEasy come, easy go.である。
by bs2005 | 2006-10-12 00:01 | こんな英語表現