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Project ZZZーその後

以前Project ZZZの記事をアップしたとき、思いがけない反響で、その後はどうなっているのかというお問い合わせまで頂いた位だったのですが、雨季になったら再開するので、その時にとお返事しておりました。





気を持たせてすみません。そもそもどうってことないプロジェクトなので、書きづらかったのもあるのですが、、(汗)。

さて、夏も終わりに近づき、段々、そろそろ何とかしなければなぁと思っていました。プランだけでもきちんと立てなければと。実はあそこは何本か薔薇を植えた花壇でした。しかも表の道路に面した方の。

薔薇を植えたものの、その内の2本がどんどん弱って行き、遂に掘り返した所、無数の細い根に絡みつかれて息も絶え絶えになっている状況でした。隣の敷地からやってくる根なのか植えたときには全然無かったのですが、昔の大所帯の姑、小姑のわんさと居る中で息苦しい日々を送るお嫁さんの風情でした。

それでその薔薇を植え替え、残りの二本の回りは大丈夫そうだったので、そこの根を完全に除去しようと思って穴を掘り始めたのです。掘り始めたら思い出したのですが、前のガードナーがここは石ころだらけで掘れないと言っていたところでした。固いし、石ころは多いし、そんな中で根っこは無数に網状に伸びて来ているのです。それで雨の中で一日数センチという感じで掘って、大分進んできたのですが、暑くなって来て、そういう労働は中止したのでした。

本来、あんなみっともない状態で中断しているとご近所から美観を損なうと文句が出るのですが、はす向かいの家も他の工事で半年以上、あまり体裁の良くない状態で居たので、文句が出るまで放っておこうと得意の開き直り戦術に出ていました。寛大なご近所らしく、幸い、苦情は一本も来ず、、。唯一の苦情はオットットの「何とかしろ」だけだったので、今まで来たわけです。

そうこうしている内に大丈夫と思った残りの二本も弱って来て、掘り返したら同じ状態でした。問題は深いということに気づき、一度全部取っても同じ問題は起きると分りましたので、頭の中ではこのプロジェクトは進行していました。一体どうしたもんだろ?という形で。

そして、多分根は隣からやってくるのだから、間の地面に壁を作らなければならないだろう、板を買って来て、でもそんな大きい板を運ぶのも切るのも私には無理です。オットットはそういうのはする気もないし、、。プラスチックで切りやすいものはあるだろうか?しかし、そもそもあんな地面、掘りきれない、、と思いながら、そうだ、コンクリートで間を固めるのはどうだろう?そうだ、そうだ、それにしようと思ったのです。

でも、コンクリートを作るノウハウも知りません。失敗したら大ごとになりそう。それでついにプロの手を借りるより他ないかも?という結論に近づきました。たまたま、今のガードナーに「根が張って来てしまうんだけど、どうしたもんだろね?」と言ったら、彼も即、コンクリートで間をさえぎると言ったので、アイデアの正しさを確信ーていうか、何ヶ月も考えなくても普通考えた結論だとは思いますが(汗)ー彼に頼むことにしました。急がないからいつでもいいよ。まだ雨季じゃないから、、、と言って。

そうしたら頼んだ翌日の昨日の朝早く、もう彼は始めたのでした。私が朝出かけたのは、彼が園芸用土を10袋買ってくるように言ったからでした。あの警官、勝手気ままに走行する葬列グループの一員と思い込んで、しかも葬列のステッカー(詳細に興味のある方は、下の記事のコメント欄後半をお読み下さい。)すら貼らないいい加減さでと、腹立ちをぶつけたものの、私の車の中一杯の土の袋を見て勘違いと気づいたのかも知れません。今振り返ってみると、、。(笑)

とにかく、ガードナーと彼の連れてきた若い男の子の二人がかりで午後遅く、穴を掘り終わってコンクリートの壁を作り、園芸用の土も穴に戻して、花壇が出来上がりました。もう少し涼しくなるまで薔薇を植え替えるのは待つつもりですが、ともかくもこんな形で、掘り起こした土の始末を残してプロジェクトZZZは一段落致しました。二人の労働ぶりを見ていて、とても自力では出来なかったことと納得しました。以上、ご報告まで。こんなに長い間、気を持たせてすみませんでした。(謝)

by bs2005 | 2006-09-11 02:20 | プロジェクトあれこれ  

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