建築家 安藤忠雄氏の語る「想像力」

7月25日の日経の記事のまとめー隅から隅まで共感しました。
 



  想像力は、頭の中の働きだと思われがちだが、そうとは限らない。
  想像力は、感動体験とか生活感覚の中から生まれてくるもの。
  感動を伴う経験をしなければ、想像力など身に付かない。

  実際に行動することで、他者の痛みが分かり、見えないものへの想像を
  働かせられるようになる。実際の大切な経験には、身体を動かす事だけ
  でなく、読書や映画などに接して感動することも含まれる。

  人間はプロセスを踏んで成長する、年齢に応じた経験を積み重ねて 
  成長していくことが必要。それぞれの段階で、体験しておくべきことを、
  体験しないままに大人になってしまう傾向が、現代にはある。プロセス軽視、
  体験軽視の傾向は強まるばかりで、頭の中ですべてを了解したと思い込む
  傾向、つまり、社会がデジタル化している。

  プロセスを踏む為には、大人になってからでは遅すぎる。
  子供を自由にさせる事。自由を認めて初めて、体験の中で、自分なりの
  価値基準を築き、判断力を高めていける。自由には、それなりの責任が
  ついて回る。そのことが想像力を養う。

  親は放任ではなく、子供を自由にさせる勇気が必要。

  最近、失敗を極端に恐れる子供がいる。子供が子供らしく生きられない。
  でも、そうして育った子供たちが、次は親になる。今、何かを変えないと、
  大変なことになる。 
[PR]

by bs2005 | 2005-09-10 11:50 | 忙中閑の果実  

<< 不器用の美 ー 皇帝ペンギンに捧げる 出る杭 >>