IKEA in East Palo Alto
2005年 08月 04日
危ないから絶対に近づくなと言われた所です。101号線というサンフランシスコとロサンゼルスを結ぶ、幹線高速道路を挟んで反対側にあるのは、Palo Altoという全米でも有数の大学、スタンフォードの大学街として発展した高級住宅地です。
隣り合せて、天国と地獄みたいに差のある地域があるんですね。アメリカっていう所は。歩ける位の近くなのに、貧富の差も安全の差も歴然としている地域でした。今でも、そう差が埋った訳ではないのですが、10年位前に、この地域を安全な地域にしようという機運が高まってきて、警官の配備も増やしたり、それとともに企業の誘致や、こういう大量販売の店がいくつか招致され、ずいぶん改良されたようです。
私も大分前ですが、この地域の中にある会社で日本語を教えに通うことがあり、絶対に近づくなと言われた所で、今は働いている自分を不思議に感じたりしました。その時以来、5年ぶりくらいにこの街に来ました。イケアは私が新婚の頃、日本で人気が出始めた店でした。そういう意味でも、何だか感慨深かったです。
近くの大型店は、閉店セール中でした。他にも店は並んでいるのですが、こちらの駐車場の閑散ぶりは、ちょっと寂しかったです。イケアの駐車場はかなりたくさん駐車していましたが、、。この街を良くしようという運動がどこまで軌道に乗っているのか、一時の勢いが停滞し始めているのか、、。
East Palo Alto を安全な街へと努力して来た人達の為にも、そこで育つ子供達の為にも、この動きが後戻りしない事を祈りながら、East Palo Altoを後にしました。
by bs2005 | 2005-08-04 08:44 | 日米雑記