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My wife knows everything vs My wife does not know everything

競走馬の名前には変わったもの、愉快なものが多いけれど、このレースで出てきた馬の名前は笑ってしまった。1頭はMy wife knows everything. ご丁寧にも同じレースにMy wife does not know everything.というのも参加している。しかも最後はこの二頭の一騎打ち。

当然ながら(笑)、My wife knows everything. がMy wife does not know everything.に勝った。My wife does not know everything.の追い込みを辛くもかわして、、。

家族のダイナミズムというものは世界共通だとよく感じる。そこを起点にお互いを理解しあえば、戦争などというものはもっと避けられるのではないかと思ってしまう。

アメリカの男性が奥さんの前でMy wife knows everything. と、こちらにウィンクしながら笑うという場面は結構多い。本音はMy wife does not know everything.だけど、そんなことコワくて言えないからね(笑)、という感じ。

実況中継でこの二頭の名前が交互に叫ばれていたのは、とてもユーモラスだった。


J.が生きていたら、これを見て大喜びして笑っただろうに。笑い声が聞こえるようだ。
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by bs2005 | 2010-08-26 00:57 | お勧めYouTubeビデオ  

For he is a jolly good fellow.

今朝未明に悲しい知らせをメールの中に見つけた。先週の金曜日の早朝に、大好きな友人が亡くなっていた。

とても親しくさせてもらっていた友人J。思い出はあり過ぎる位。私よりずっと年上で、引退したお医者さんだから、分からないアメリカの生活上のことから、健康上のこと、困ったときには何でも相談していた。私のジョークの切り返しが面白いからとよくいろいろなことに誘ってくれた。冗談の大好きな、いつも笑っているような人だった。

亡くなってみて皆が「いつも朗らかで楽しく、嫌なことを言ったり、したりすることの一切無い優しい人だった」と口を揃えて言う。本当に優しく楽しい人だった。怒りっぽい私を笑っていさめてくれたり、本音で付き合えた友人だった。

とても親しくさせてもらっていたのに、J.が肝臓移植を待っていたこと、亡くなる前は肝臓癌を患っていたことを全く知らなかった。人一倍元気でタフな人だったので、年齢的には80歳近いけれど、あと十年、二十年は軽く行けるだろうと思い込んでいた。回りの友人も殆ど癌のことは知らなかった。

5月、娘の出産の為に日本に戻る前日にたまたま電話をくれた。7月、戻った頃、出産は無事だったかと電話をくれた。J.は産婦人科医だったので、破水した娘に不安を抱えて飛び立つ私を安心させてくれた。二回ともいつもと変わらぬ朗らかで冗談好きなJ. だった。

肝臓癌で亡くなったことを知ったときは、何で教えてくれなかったのか、何で言ってくれなかったのかと思った。水くさいじゃないかと。5月にはもう分かっていた筈だ。7月には別れのつもりでかけてきたのかもしれない。でも、そんなことはおくびにも出さなかった。だから私も何も気づかず、いつもと同じように冗談を言って「又ね」と軽い気持ちで電話を切った。

訃報を聞いたときは、だから、そのことがとても辛かった。言ってくれたら、すぐにでも会いに行ったのに。もう一度会いたかったのに、、、と。

でも今思うのは、いつも朗らかで冗談ばかり言っていたJ, 弱った自分を見せたくなかったのかもしれない。私に心配をかけたくなかったのかもしれない。いつも楽しい自分を見せていたかったのかもしれない。私にかけてきたのも、そんな病気を忘れたかったのかもしれない。

For he is a jolly good fellow. (だって彼は陽気な善いやつなんだもの)

キング牧師と変わらない年代の黒人として生まれ、黒人のハンディを背負いながら医者になったJ.。同年代の中では珍しい存在だったろう。それだけ、ものすごい努力と苦労をしてきたのだろうけれど、一度も差別に関する苦い言葉を聞いたことが無い。いつもお茶目な笑顔を絶やさない人だった。白人にも沢山友人が居た。

ただ一つだけおかしそうに笑って話してくれた差別の話。昔、何もかも黒人と白人が違う施設を使わされていた頃、友人達とドライブしていた時、間違ってガソリンスタンドの白人用のポンプを使ってしまった。オーナーは飛び出して来て、今取ったガソリンを戻せという。謝ってお金は払うのだからと言っても、元に戻せと怒っている。入れてしまったものを今更と困っていたら、そのオーナーはホースを持ち出して、自分の口で吸い出して戻したのだそうだ。J. はお茶目な目で「あの人、身体壊して長生きできなかったと思うよ」と笑っていた。

辛い話や暗い話はしない人だった。いつも私をからかってきて、私もそれに切り返すのが忙しくて、そんなJ.を尊敬している、なんてひとことも言ったことがなかった。私の方も、J. をおちょくるようなことばかり言っていた。面と向かって褒めたり、感謝の言葉を改めて言った記憶が無い。

そうして何も知らず突然訪れた別れ。J.は既にもうお骨になっているという。今日、カリフォルニアらしい広くて大きく抜けるように明るい空を見て、「もうこの空の下のどこにもJ. はいないのだ」と痛切に思った。たまらなく淋しかった。

何で言ってくれなかったのという思いは消えないけれど、J. は初めて会った15年近く前から最後まで、いつもjolly good fellowだった。何も教えてくれなかったのも、きっとそれがJ.のスタイルだったのだろうと自分を慰めている。

さようなら、J. いつも有難う。あなたのことは忘れないよ。沢山の楽しい思い出、有難う。さようなら、jolly good fellow、J. とってもとっても淋しいよ。

関連記事:obituary



<American version>

For he's a jolly good fellow, for he's a jolly good fellow
For he's a jolly good fellow , which nobody can deny
Which nobody can deny, which nobody can deny
For he's a jolly good fellow, for he's a jolly good fellow
For he's a jolly good fellow , which nobody can deny!

この歌は引退、昇進、誕生日などを祝うときの歌だそうで、祝福の歌だそうです。亡くなったときには不似合いの歌かもしれませんが、jolly good fellow というのは正にJ.そのもので、J.の人生をJ.らしく全うしたことを祝福したいです。

jolly: 陽気な、明るい、素敵な
jolly fellow: 愉快な男、面白い男
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by bs2005 | 2010-08-24 17:21 |  

ゴーヤとうなぎは合う!

ゴーヤとうなぎの和え物(紫蘇、茗荷入り)を試してみました。意外にもおいしい!これとよく似たレシピが他にもあり、複数あるということはこの組み合わせは美味しいのだろうとやってみたら、美味しい!類似レシピは市販のたれでなく、同量の醤油、みりん、砂糖をとろりと煮詰めたたれを手作りしてました。ゴーヤの苦味とタレの甘味が合うのです。

類似レシピ

以前、意外で美味しい組み合わせーうなぎとピーマンという記事を書きましたが、まだまだうなぎのミスマッチには可能性がありそう。
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by bs2005 | 2010-08-24 10:43 | レシピに挑戦  

蜂蜜と酢の美容・健康利用法

NHKの『あさイチ』で紹介していたものを自分自身の覚書のために、、

って言いながら、「覚書」のカテゴリーの記事は記事にしただけで、そのまま今まで忘れ果てている記事がてんこもりなんですけどね。(汗) 簡単なものだけでも続けられるといいな~。

利用法の数々
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by bs2005 | 2010-08-20 08:15 | 覚え書き  

Hello?

普通にHello!と言えば、子どもでも知っている挨拶の表現だけど、これに?が付くと意味は大分違ってくる。

意味は「何(ばかな事を}、言っちゃってるの?」とか、「何すっとぼけた事言っているの?」という感じ。要するに、頭の中が留守状態なの?頭、大丈夫なの?という感じだ。

追記:カタカナ表記をすると「ハ・ロオ~ウ?!」という感じ。ハはごく軽くロゥの部分は嫌味っぽく強調。(笑)


民主党の一部(多数ではないことを祈るばかりだけど)では、代表選に小沢氏を担ぎ出そうとしているという。小沢さんも検討中だとか。その理由は野党と強力なパイプを持っているのは、小沢さん以上の人は居ないし、マニフェストを実現できるのも小沢さんの力が必要だからだそう。

Hello? 何言っちゃってるの?鳩山さんが辞任した時に街の人々の声は、小沢さんを道連れにしてくれたことへの喝采だった。それは今でも同じだろう。起訴に相当するという評価も再三出ている。今の支持率の低下は、マニフェストそのものへの疑問ですらある。

そういう人を担ぎ出してどうするつもりなのだろう。どう考えたって民主党の支持率が上がるとは思えない。そんなことをやれば、有権者の失望は次回の選挙にそのまま現れるだろう。

野党とのパイプって言ったって、その野党は散々、小沢さんの国会喚問を要求していたのだ。また、そのぶり返しがもっと激しくなるだけ。暑さで頭をやられてしまったのだろうか。頭がおかしいとしか思えない。

こういう時、Hello? と英語では言う。時々、頭にとんとんとノックするジェスチャー(頭が空っぽなの?という皮肉)さえ交えながら、、。
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by bs2005 | 2010-08-19 08:22 | こんな英語表現  

「ヒロシマ、ナガサキ、日本の降伏」

今年は広島、長崎の原爆慰霊祭に今まで無かった核保有国の参加が見られた。オバマのプラハ演説のおかげという感じの報道がされている。あの演説が貢献しなかったとは言わないけれど、見失ってはいけないこと、それは核保有国が突然、博愛に目覚めたからでも、平和の大事さに目覚めたからでもないということだ。オバマの演説自体、高邁な理想を語っているけれど、それだけが彼を突き動かしたのではない。もっとしたたかな現実的計算がある。

極論を言えば、9・11が無ければ、どの核保有国も態度を変えなかっただろう。それ以前までは自分達だけが核を持ち、核の脅威に脅えずに済む体制を維持できていたから。必要なのは持とうとする国を牽制することだけだった。しかし、今やそんなことをしたって、いつテロリストが核を手に入れて攻撃してくるか分からない。そうなって初めて、核を持つことのマイナスと核の脅威を彼らも肌身で知った。今まではプラスだけだったのに。

何度も書いてきたけれど、核廃絶をいくら情緒的に訴えても決定的な効果は得られない。核を持つことのマイナスを理論的に説得していかなければ意味は無い。アメリカ人は小学生の頃から、自由と平和の為に、人類博愛の為に日本に原爆を落とすことは必要だった、人道的な理由で落としたのだと信じ込まされている。情緒的に平和の大切さや博愛を訴えても無駄な一つの理由はここにある。こうした論理に打ち勝つ具体的・現実的な論理が必要である。

その為には具体的にどんなことがアメリカ人の脳に擦り込まれているのか、小学生の歴史教科書の記述をここで紹介しようと思う。以前にご紹介した『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』からの抜粋(p221,223)である。この本は英文と和文が対訳になっているので、受験生やアメリカで勉強しようとする人、英語の語彙、表現を豊かにしたい人などにも向いている本である。

ヒロシマ、ナガサキ、日本の降伏

ドイツが敗北したにもかかわらず、日本は降伏を拒みつづけていました。あらゆる戦線で敗北を喫した日本は、中国と東南アジアで征服した領土から撤退していました。しかし、依然として本土には200万の兵士がいたのです。日本の民間人も、侵攻に抵抗するため武装していました。トルーマン大統領は日本人が死ぬまで戦うよう訓練されていることを知っていました。また日本に攻め込めば、多くのアメリカ人が犠牲になると確信していました。ですから日本に降伏させるために2発の原子爆弾を投下するように命じたのです。
 1945年8月6日、最初の爆弾が広島に投下されました。巨大な火の玉の一度の閃光で、8万人もの人が一瞬にして亡くなりました。火傷や放射能の影響で、何万人もの人が後に亡くなりました。市の大部分は焼失してしまいました。
 広島の爆撃のあとでさえ、日本政府はアメリカの要求する降伏を拒否しました。3日後には2発目の爆弾が投下されました。今度は長崎市です。ここにきてやっと、国中が破壊されるのを恐れた日本政府は連合国に降伏することを承諾しました。
 第二次世界大戦は終わりました。6年にわたる戦争で、世界中で約4000万の人が命を落としました。世界史上もっとも過酷な戦争の1つが、恐るべき新兵器(*a terrifying new weapon)によって終焉を迎えたのです。


*この箇所だけ、英文も紹介しておきます。
  
関連記事:
   米元高官らによる「核兵器のない世界」提言記事のご紹介
   核の傘ではなく、非核の傘に入ろう!
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by bs2005 | 2010-08-13 05:57 | 異論・曲論  

アメリカ人の友人が勧めてくれた本とビデオ

昨日、テキサスからこちらに遊びに来ていた友人夫婦と夕食を共にし、楽しいひとときを過ごした。その時、友人が彼女の読書クラブで読んだ本の中から勧めてくれた本を、私自身の覚書を兼ねて書いておこうと思う。日本では既に翻訳されているのかな?結構知られている本なのだろうか?

The Art of the Racing in the Rain
犬の気持ちで人間を観察して、色々の意見を言っている本だそう。特に犬好きでない彼女にも面白かったのでと勧められる。

もう一つはスエーデンの作家Stieg Larssonで早く亡くなってしまったけれど、この三作は三つとも去年映画化されている。彼女が読み、映画も観たのは、The Girl with the Dragon Tatoo。私がミステリー好きと知って勧めてくれた。

映画:

The Girl with the Dragon Tatoo
The Girl Who played with Fire
The Girl Who Kicked Hornet's Nest

そう言えば以前、Hornet’s Nest っていう Patricia Cornwellの小説読んで、Hornet’s Nestの意味も調べたのに、その意味も本の筋もケロリと忘れてしまった、、、、(汗)。折角紹介してもらってもまた忘れるだけかな~(涙)。


追記:この記事を友人が読んでこんなメールをくれました。既に日本で見られたんですね!相当面白そう!映画といっても、紹介してくれた友人が言っていたmovieというのは、ひょっとするとテレビ映画のビデオという意味だったのかな?私も映画の話題は記憶に無いので。それにしても、メール送ってくれた友人もミステリー好きって知らなかった。他の話題に忙しくて、、(笑)


今晩は。先ほどブログを拝見して黙っていられなくてメールさせていただきます!
あのミステリー、tatooはBSNHKで観ましたよ。はまりました・・・私。
本も探しているのですが文庫かブックオフでさがしているのでなかなか見つかりません。そのお友達が羨ましいです。

映画は話題になった記憶がないので次回作は映画館で観たいものです。
スエーデンでは大ヒットだったみたいですよ。HDDに残してます。
びっくりするようなストーリーで、年齢制限もありますが、作者がもういないのが本当に残念です。まだ1本しか観てないのでわくわくして待ってます。

では

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by bs2005 | 2010-08-11 12:01 | 覚え書き  

女のいくさを闘い抜く

NHKの大河ドラマ『篤姫』の脚本家だった田淵久美子さんのインタビュー番組を、こちらのテレビで見た。彼女が書く来年の大河ドラマも、男の時代を生きた女性を中心に据えたもので、『江(ごう)~姫たちの戦国』というタイトル。お市の方の三女のお姫さま、江が主役だという。戦国時代の中で運命に翻弄されながらも、主体的に生きようとした女性たちを描きたいという。

そのドラマの中で田淵さんが考えた信長とお市の方の会話、

信長 「おなごにいくさはわからん。」
お市 「おなごのいくさとは生きることにございます。本日、ただ今を生きることでございます。」


このお市の方のセリフの毅然とした素敵さにしびれた。自分も励まされたけれど、色々の場で、そんな風に「ただ今を必死で生きている」友人たちにも贈りたい言葉だ。

女のいくさとは、生きることであり、生かすことなのだと思う。
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by bs2005 | 2010-08-07 07:44 | 忙中閑の果実