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選挙をパロディーでも楽しむアメリカ人

アメリカの三大ネットワークの一つ、NBCにはSaturday Night Liveという深夜のコメディー番組があります。普段は過激すぎたりするので、あまり見ないのですが、選挙の頃はコメディアンが政治家にそっくりになって、実に上手に本人を真似し、本人が言いたくても言えないようなことを言うので、凄くおかしいのです。中には誰を真似してもそっくりになってしまう強者も居ます。

Youtubeでは、そのエピソードのごく一部だけなのでその話の全部を見られるように、動画ではなくクリックして見る形にします。最初はそれぞれコマーシャルが出てくる場合がありますので、本編が始まるまで少し待って下さい。しつこいですが、登場人物は皆、本物ではありません。(笑)

上記のSaturday Night Liveのサイトでそのまま見られるのですが、私が特に面白いと思ったものをご紹介します。タイトルでそちらから直接見た方が良いかもしれませんが、一応中身をご紹介しますね。^^

Sen. Biden and Gov. Palin go head to head

二人の副大統領候補の討論会での様子をパロったものです。司会者もよく似ています。

Sen. Biden and Rep. Murtha say crazy things in Johnstown, PA

オバマの副大統領候補とオバマを支持する議員が応援演説の中で、失言をしてかえって足を引っ張ったことが最近ありました。それを思い切りパロったもので、二人は応援の熱が入れば入る程、とんでもないことを言い出します。

Gov. Palin and Katie Couric get real and adorable

これも三大ネットワークのCBSで人気キャスターのケィティ・クーリック(これは本物に似ていません)がペイリンにインタビューをしました。それをパロッたものですが、驚くことにここでペイリンのそっくりさんが言っている言葉は、かなりの部分がペイリンが言っていた言葉そのままなんです。このそっくりさんはペイリンの容姿がそっくりのみならず、声も話し方もそっくりで評判になって人気が急上昇しています。

Gov. Palin and Senator Clinton address the nation

ペイリンとヒラリーが並んで女性が政治に進出することの意義を訴えるという設定ですが、ヒラリーは自分だけが出てくると思っていたのに、ペイリンが居るのに不満を隠せません。ペイリンが意気揚々としているのに対し、ヒラリーのむかついている様子が愉快なのです。実際には二人並んだこういう光景はありません。

Pres. Bush endorses McCain and Palin

これも実際には無かった光景です。マケインはブッシュとの違いを鮮明にしようと躍起になってきたのに、ブッシュがペインとマケインの推薦のスピーチをしようとするというシーンです。ペインは最初から意気揚々と出てきますが、マケインは雲隠れしていたのに、ペイリンの夫に引きずり出され、嫌々出てきたという設定です。

おまけ

1.
ペイリンの本物とそっくりさんがすれ違うシーンがあります。本当にそっくり!

2.


これは二人のそっくりぶりを語っている番組です。ペイリンのそっくりさんとヒラリーのそっくりさんが出てきた後なので1分後に出てきます。

3.



クーリック役、ヒラリー役、本物のペイリンの傍でラップを歌う役など幅広く演じているそっくりさん、ヒラリー役のではこれがヒラリーの本音と思うほどおかしいんです。彼女もヒラリーと並んで堂々と演じたことがあるんです。
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by bs2005 | 2008-10-31 12:06 | ドラマ・ド・オバマ  

人の哀しみの分かるDNA

娘達が二度目の駐在でアメリカに来たばかりの頃、子供の頃こちらに来て多少は話せていた英語も忘れ果て、発音も丸っきりのカタカナ英語だった。その状態で、いきなりこちらの高校に入るのだから、親が見ていても気の毒な状態だった。

アメリカの学校では、高学年以降はグループごとの排他的固まりが出来ていて、アメリカ人でも転校生などは入り込むのが難しく馴染みにくい傾向がある。グループから疎外されたくなくて、他の皆がすることを嫌々でもすることも珍しくない。そんな中で、言葉も出来ずにいきなり放り込まれる疎外感というのはすさまじいものがある。

娘達が帰ってきてこぼすこと、こぼすこと。そんな中でふと興味深く思ったことがある。全体的に白人の子供達はそういう状態に対して冷たい。こちらが言葉もろくに出来ないのを冷ややかに見て知らん顔している。それに反して黒人の子供達は言葉が分からなくても、そういう冷たい雰囲気がない、温かみがある、優しさを感じるというのだ。

(肌の色での区別はしたくないし、そのつもりもない。そもそも肌の色で表現する「白人、黒人」という言葉自体にも抵抗がある。あるけれど、今回の記事や人種問題について語る記事などでは便宜上使うのをお許し頂きたい。自分だって黄人と呼ばれたら凄く嫌だと思うので、「お許し頂きたい」で済むかと言われたら返す言葉も無いし、いつの日にか人種差別が地上から消えた時には死語となる言葉であることを祈りつつ、、。)

その学校で黒人が白人から格別冷たく扱われていたわけでもなく、シリコンンバレーに住む黒人の子供はエリートの家庭の子も珍しくない。カリフォルニアではあからさまな差別は最近では特に少ないし、アメリカの他の部分と比べ、人種の融合度は高い。固まっているグループも人種的には融合している場合が多い。娘達も言葉で通じ合えるようになってくるに従って、そんなことは言わなくなり、白人の優しい友人も出来てきた。

それでも、娘達が最初に言葉ではなく肌でそう感じたのは、黒人には長い間差別されてきた歴史があり、自分の世代ではたとえそれを感じていなくても、そういう哀しみを感知し、本能的に理解できるDNAを持っているからではないかと思った。それ以来、黒人の人の笑顔に接する時、私もそういうものを感じるようになった。今、オバマの笑顔を見るとき、その笑顔の独特の温かさに気づいた頃の思いが蘇る。
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by bs2005 | 2008-10-31 01:15 | 待夢すりっぷ  

ゴー・ロー?

サラ・ペイリンがゴー・ローになって来ているとニュースで言っていた。典型的日本人の私の耳はRとLの音の区別がつかずに、go low?と思った。

彼女の演説は、そもそもやたら攻撃的、自信満々だけど、相手にレッテルを貼る(labeling)ばかりの低劣なもの。散々、オバマをテロリストグループ呼ばわりし、社会主義者だの富の再分配主義者だの、有権者にただ恐怖を植え付けるだけの演説をやってきていた。

今までだって低劣だったのに、あれよりもっと低劣なことを言っているんだろうか??と思っていたらタイトルが出た。Sarah Palin goes rogue.とあった。rogueを英辞郎 on the webで調べてみた。

最近の報道によると、マケイン陣営内部でもペイリンの暴走が止められずに批判が出てきているらしい。それからすると、この場合は「はみ出し者になってきている」という意味だと思って良さそうだ。最近はマケインにも楯ついているとか。彼女のような人間を副大統領候補にすること自体、それだけでマケインの判断力の無さの証明だと言える。

rogue には、「ならず者」という意味もある。ならず者国家(rogue nation)なんてそう言えば悪の枢軸国家なんてブッシュが盛んに言っていた頃に聞いたことがある。最近の情勢から真っ先に浮かんで来たのは北朝鮮だったが、ふと思った。

核武装も考慮に入れるべきなんて言った人物が首相になっている日本政府もrogue government(ならず者政府)かも?asshole首相の率いるならずもの政府、、、日本の政治には明るい光が一向に見えない、、(涙)。
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by bs2005 | 2008-10-31 00:05 | こんな英語表現  

out of touch

out of touchを英辞郎on the webで調べると色々な表現が出てくる。

基本的にそのものとの接触から離れて実態を摑めなくなっている状態、実態の把握がずれてしまっている状態、実態に疎い状態等々を指す。

マケイン候補は、民主党支持者から散々out of touchと批判されている。庶民の現状、戦争に送り込まれた兵士や家族の心情、そうした現実を理解していないという意味だ。out of touch with the reality, out of touch with the reality of average Americansなどと言われている。

日本の議会で政争に明け暮れる政治家にもout of touch はそのまま使える言葉。
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by bs2005 | 2008-10-30 23:39 | ドラマ・ド・オバマ  

待ち切れない11月4日

オバマによる30分間(実質は27分ですが、ずっと30-minute adと予告されてきたもの)の歴史的政見広告です。主要三局で今日(西海岸では午後8時より8時半まで)流されました。


こういう長時間の広告が、しかも投票日直前に流されるのは前代未聞のことであり、この膨大な広告費が、基本的には小額の寄付者の塵も積もれば山となる資金によって支えられていること、そのことだけでもオバマの運動の凄さが分かると思います。

また、彼が今までやってきた選挙運動が今までのものと根本的に違うこと、彼が目指してきたものが違うことの一つの証明でもあると思います。

その他のオバマの動画
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by bs2005 | 2008-10-30 11:43 | ドラマ・ド・オバマ  

ファンの酔狂で、、(汗)

かっこよくて素敵なミカさんの記事の頃はまだYoutubuが貼れなかったのと、ますますファン度が高まっているので、ここに大量の動画を集めることにしました。ミーハー度をお笑い下さい。

見た目もかっこいいですが、論点を交わし合うときのスタイルが、自分の意見を明確にきちんと述べつつ、和やかでゆとりがあって実にかっこいい!本当に自分に自信のある人というのは、こういう人なのだろうな〜と思ってしまいます。

ミカさん•オン•パレード
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by bs2005 | 2008-10-29 01:58 | 賛辞のあなた  

Prime Minister Asshole?

日本人の友人から聞いた日本人としてはちょっと困った (?) 話。

アメリカ人の友人達と話していた時、たまたま麻生氏(その頃はまだ総理ではなかった)の名前を出したら、アメリカ人が顔を見合わせてゲラゲラ笑い出したのだという。一体どうしたのかと思ったら、麻生という日本語名が彼らにはassholeとしか聞こえないのだという。

assholeは基本的には、使ってはいけない下品な言葉である。彼らによると、最も下品な言葉になるそうだ。時々、外国の高官の名前が日本語だととても恥ずかしい意味だったりするけれど、彼らにとってはこの名前がそうだとは、、、。日本語に訳せば、「ろくでなし首相、とんま首相」みたいな意味になってしまう。

英語でこの名前を紹介する時は、日本流の「あそー」という発音の仕方ではなく、「あそう」と「う」をはっきり発音するなどの工夫をした方が変な顔をされずに済みそう、、。

今のままだと、公的場ではもっともらしく恭しくPrime Minister Asoと呼びながら、心の中ではニヤニヤされることになりそうでちょっと複雑。本気でPrime Minister Asshole と呼ばれるような政治をしないことを神頼みするのみ。


参照:英辞郎 on the WEBによるassholeの意味
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by bs2005 | 2008-10-24 13:52 | こんな英語表現  

パウエル元国務長官の談話

今日、パウエル元長官(共和党)が"Meet the Press"という有名な番組の中で、オバマを正式に推薦しました。それ自体は彼が黒人であることから、恐らくという風評はあったので意外なものではありませんが、彼自身が「自分が黒人だから彼を選んだのではない。もしそうならずっと前に発表していた。マケインとも20年以上の長い付き合いで、どちらも大統領としての資格を備えた人間だ。だからこそ、ずっと注意深く二人を見て来て、この結論に至った」と語り、その論拠を丁寧に説明しました。

素晴らしい内容でした。彼が右、左を問わず広く信頼されてきた理由が改めて分かった気がしました。8年前、彼自身も大統領になって欲しいという要望が強く、立候補も考えたようですが、その頃、黒人が立候補することへの風当たりが今よりもっと強く、彼を暗殺するという脅しもかなりあった為、奥さんの懇願によりあきらめたと報道されています。

あれから8年、オバマがここまで来たことに改めて感慨深いものがあります。オバマ夫妻の勇気にも。とは言え、オバマに反対する人々からの物騒な言動はますます先鋭化してきています。昨日もペンシルバニア州の小さな町で、町の人々が「オバマはテロリストだ!社会主義者だ!イスラムだ!」とマケインの選挙運動そのままを鵜呑みにした言葉を口々に叫びながら、行進をしていました。オバマの無事を祈らずにはいられません。

オバマが無事に大統領になって、多くの頑迷な人々の不安を拭い去るような政治を実現し、アメリカがより良い方向に進んでくれることを切に祈ります。

パウエル元長官の話はそういう希望を与えてくれるものであると同時に、実に公平で、今のアラブ系アメリカ人が置かされている立場への深い思いやりも感じられる素晴らしいものでした。翻訳無しで済みませんが、そのまま英語が分かる方には是非見て頂きたいので、ビデオを下にご紹介させて頂きます。(ご希望が沢山あれば、時間を頂ければ、その内に抄訳をします。私の訳なら要らん!という声が大多数と思いますが、、・汗&笑)


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by bs2005 | 2008-10-20 05:02 | ドラマ・ド・オバマ  

ランディ・パウシュ教授の訃報に接して

”Last Lecture”(『最後の授業 ぼくの命があるうちに』)で、多くの人に勇気と希望を与えたランディ・パウシュ教授が7月25日に亡くなられたことを、不覚にも三ヶ月近く後の昨日、知りました。

亡くなられたら、当然ニュースになるだろう、まだニュースにならないのは余命半年と言われて一年以上経っても公的な場に出られる位、元気でいられる奇跡がまだ続いているのだろう、あんなに前向きで強く生きられる人のこと、癌細胞を身体から追放してしまうかもしれない、などという期待まで持っていました。そのニュースに接しなかったのは、私が日本行きの支度の真っ最中の期間だったからのようです。こんなに長い間、気づかないでいただけに余計ショックを覚えました。

亡くなるほんの2ヶ月程前には自分が教えていた大学の卒業式で祝辞を述べ、多くの人々に夢に向かって生きていくことの大切さを伝えて、スピーチの最後には最愛の女性である妻を壇上に呼び、彼女を抱きかかえて壇上から去っていった教授。抱きかかえるだけの力があることに安心を覚えてもいたのに、、。

癌というのは、本当にむごいものですね。あんなに素晴らしい人、あんなに家族を思い、周りの人々を愛し、あんなにも多くの人に愛された人をこんなに簡単に奪って行ってしまうなんて、、、。

私の周りでも、たった今、癌と闘っている真っ最中の人が何人か居ます。その中にはかなり厳しい闘いを強いられている人も複数居ます。助かったけれど、再発の不安をいつも抱えている人はその何倍も居ますし、これから肝臓癌の細胞検査を来週に控えている人も居ます。残念ながら亡くなった大事な友人も何人か居ます。発見が早ければ助かる可能性が高くなったと言われて、優に三十年は経つと思いますが、未だに癌の猛威は収まらない、、、本当に口惜しく悲しいことです。

ランディ教授は、付き合った女性は沢山居たようですが、結婚をしたいと思う程の女性にずっと巡り会わずに来て、本気でそう思った初めての女性があの壇上で抱きかかえて去って行った奥さんでした。彼女の方は一度結婚し、離婚を経験していたので結婚に臆病になっていました。それで、彼に「本当にはあなたを愛していないのだと思う」と別れを告げて、彼は悲嘆のどん底に突き落とされたこともあるのです。

もう駄目だと悲嘆にくれる彼に「彼女は混乱しているんだ、愛していないというのは本当の彼女の気持ちじゃないかもしれない、これからも友人として彼女を支え続けてあげなさい、そうすれば彼女も本当の気持ちに気づくかもしれない」と父親に励まされ、気持ちを取り直して、彼女の傍で支え続け、そして見事に結婚まで漕ぎ着けたのです。

結婚が遅かったので、享年47歳という年齢に比べるとお子さん達はまだとても幼いです。上の子が4歳だったか、三人目の初めての女の子はまだほんの赤ちゃん。本の写真で見ると、この赤ちゃんを抱いた彼に二人の男の子はぴったりと吸い付くように抱きついています。どんなにこのお父さんを愛していたか、一目で分かる写真です。

こんなにも愛し愛された人々と、こんなに早く別れなければならなかったランディ教授、そのご家族にとってどんなに辛い宣告だったことか、、、。そういう中でも「癌に罹ったことは口惜しいけれど、癌が家族との別れを準備し、最後の時間を有意義に密度の濃いものとして過ごす機会を与えてくれるものであったことには感謝している」と最後まで全てを前向きに捉え、多くの人々に夢と希望を与えた教授に深い敬愛と感謝を捧げます。

一日も早く、癌が完全に撲滅される日が来て、多くの人々の心に平穏が訪れることを祈りつつ、合掌。


関連過去記事:「Last Lectureより(拙訳)」
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by bs2005 | 2008-10-20 03:44 | 賛辞のあなた  

あの頃は可愛かったな~。今も可愛いけど、、。

「ぶんな毎日」の「哀犬物語」カテゴリーから、写真記事のいくつかをこちらに転載することにしました。単なる飼い主馬鹿の気まぐれ記事です。すみません。(汗)  

それにしても最近、ジンジャーの写真、撮ってないなぁ、、。そう言えば娘達の時もそうだったっけ、大きくなる毎に激減、、、(汗&笑)。


犬の集まりの件
白くなっていくジンジャー
ビーズになったジンジャー
犬も夢見る
M・ダックスフンド集合!
犬の方向感覚

追加:Los Altos Pet Parade
爆睡
Happy Birthday to Ginger

クッキーさんヤッピィさんのコメントに気を良くして追加したしまいました。(汗&笑) 有難う!
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by bs2005 | 2008-10-19 07:34 | 哀犬物語