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『冬ソナ』が支えたもの

拉致被害者の蓮池薫さんが、『週間ブックレビュー』(日本で6月21日放送)にゲスト出演し、彼が翻訳した数冊の本について語っていました。、韓国語の翻訳家として活躍されているんですね。ちっとも知りませんでした。(知らないことばかり、、・汗)

司会者が蓮池さんの文章がとても上手で読みやすいことについて触れ、昔から本好きだったのかと訊くと、蓮池さんは昔は全然そうじゃなかったけれど、拉致されて北朝鮮に居た頃、日本語を忘れたくなくて、また日本が懐かしくて沢山本を読んだと語ってました。

一番最近の『母と旅した900日』(これ、良さそうです!)に絡んで、自分の親子関係について触れたとき、拉致されている間、自分は親が日本に居ることは分かっていて、大体どうしているかも想像出来たけれど、親の方は自分がどこでどうしているのか、生きているのか死んでいるのか、一切分からない状態でいたわけで、この本を訳しながら、改めて親のそんな辛さを思ったと言われてました。

また、子供さんは1年以上後にやっと日本に戻れたわけですが、その待っている間は、もう二度と会えないのではないかという恐怖に苛まれたこと、夫婦で家に居ても、黙り込んでいることが多かった苦しみなども語られてました。

いつ会えるのかも分からないけれど、子供達と会ったときに話が出来るように、韓国語を忘れたくないという気持ちから、『冬ソナ』の韓国語版を友達に入手してもらい見始めたのだそうです。ドラマの良さもあって、すぐはまり、会話も途切れがちだったその頃、蓮池さんご夫婦はこのドラマにとても救われ支えられたので、この『冬ソナ』は自分達にとっては特別のものです、と穏やかな笑顔で語っておられました。

一致することの方が少ない(汗)我が家の夫婦も『冬ソナ』は、二人ではまって、今だに再放送の度に見ている位ですが、能天気に見ているわが夫婦のような人間の一方で、そういうギリギリの所で、{『冬ソナ』に限らないでしょうが)支えられている人々も沢山居るのでしょうねぇ、、、。何だか切ないなぁと思いました。


注:『母と旅した900日』の内容(『週間ブックレビュー』からの引用)

年老いた母親との最初で最後の旅を通じ、究極の親孝行を果たそうとした中国人男性の実話です。74歳の息子王一民は、99歳になる母を乗せたリヤカーを自転車で引き、中国最北の村から旅に出ます。母親が見たいと願った、はるかチベットを目指して…。
年老いた母のために、900日間、ただひたすらペダルをこぎ続けた息子。まるでファンタジーのような話に、韓国の作家ユ・ヒョンミンが感銘を受け本に綴りました。韓国でも大きな話題となったノンフィクション。

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by bs2005 | 2008-06-30 14:48 | 忙中閑の果実  

In your dream!

身の程知らずな願望とか勝手な要求とか、そんなことを言う相手に使う表現。「(勝手な)夢でも見てれば?」、「いいように妄想していれば?」、「馬鹿馬鹿しい!」みたいな感じだろうか。

映画やドラマでの方が多く聞くし、そういう場合は本気でなじっている場合もあるけれど、親しい仲でも相手のジョークに応じて、こんな言い方をすることもある。「ハハハ、よく言うよ」というような雰囲気だろうか。

最近の日本ではもう死語の表現なのかもしれないけど、「おととい、来い!」なんて言う表現を英語にすると、”In your dream!"というのは結構近いような気がする。少なくても"Come on the day before yesterday!" なんて直訳よりは通じるだろう。(笑)

時々、「日本語ではそういう時、こういう言い方をする」と直訳を紹介するとアメリカ人に、やけに受けたりする。「その表現、良いね~!英語でも使えるように広めたい!」なんて云う反応が返ってきたりする。残念なことに具体的には全てケロリと忘れてしまったけど、、(汗)

この直訳、”Come on the day before yesterday!”、私はこれも結構受けるんじゃないかと思っていて、いつか披露したいとその機会を秘かに狙っている。(笑)
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by bs2005 | 2008-06-30 11:15 | こんな英語表現  

私が期待するどやし系(?)ブログ

まあ、とにかくこれを読んでみて下さい!

彼女の華やかな諸々の経歴等々は、これから追々彼女自身のブログで明らかになって来るでしょう。今、何処まで書いてよいのか分からないので、皆さんの目で追々、、。

一言だけ言えば、彼女は私の娘の年代にはるかに近く、あっこさんの大の仲良し、スカッとかっこよく抜群のユーモアのセンスとまっすぐな感性が魅力の美女、まことに類は友を呼ぶ、ですね~。

裁判員制度が導入というので、彼女は裁判傍聴を始めて、まだ始めたばかりのブログに裁判日記というカテゴリーを設け、裁判の様子を生き生きと詳しく綴っています。読み物として面白いだけでなく、参考になると思います。

あ、どやし系なんて書いてしまいましたが、お洒落な記事満載です。たま~に、どやし系?
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by bs2005 | 2008-06-30 07:52 | お目を拝借  

私が触れたテロ支援国家指定解除をめぐるアメリカのテレビ報道

テロ支援国家指定解除(以下「注:テロ指定解除」と省略)に関する日本の報道は、基本的に日米政府への抗議を基調としたものである。私にとっても、日米政府への怒り、拉致被害ご家族への深い同情は共有できるものだ。

ただ、マスコミには政府の批判だけでなく、自分達に何が出来たのか、何が至らなかったのか、もっと有効な報道姿勢はなかったのか、もっと真剣に自分達こそ反省してもらいたいという思いも強い。

そもそも政府のアプローチ自体が間違っているのに、政府はもっと強く言えだの、米大統領ともっと個人的対話をするべきだのと今だに言っているのは、愚かしいだけでなく無責任だと思う。姿勢が強いか弱いかと云う程度の問題では無い。政府にもマスコミにも、もっと冷静で具体的なアプローチは無かったのか検証する気がまるで見えない。

しかし、自らを検証する姿勢の無さに関してはアメリカの報道も似たようなものだ。今日は私が触れられた範囲、つまり狭い範囲に限られるけれど、今回のテロ指定解除のアメリカに於ける報道について触れたい。

ひとことで言えば、今回のテロ指定解除はアメリカのテレビ報道では朗報として受け止められている。意義あるステップ、大きなステップという評価が主流だ。落ちる一方だったブッシュ大統領の評判も、かなり挽回した感じだ。「これは大きなステップではない。ごく小さな、初めの一歩に過ぎない」と繰り返しているのが当のブッシュ大統領本人の方であることは皮肉でさえある。

拉致問題がアメリカの報道で大きく取り上げられたことは全く無い。議会での公聴の様子など日本ではニュースでよく取り上げられるけれど、あの画面をアメリカのテレビで見たことが無い。拉致問題の公聴会には日本のテレビ局しか入っていないのではと思う程だ。実際にそうかも知れない。

だから逆に今回の指定解除を巡る大統領声明会見で、ブッシュがそれについて触れたのは驚きだった。彼が個人的に、拉致被害家族への同情とその期待を裏切ったことへの良心の呵責を持っていることは信じて上げても良いかもしれない。

私をそれ以上に驚かせたのは、その会見の中で大統領が持ち出したにもかかわらず、その直後にそれを見ていたキャスター達が、一切それに触れなかったことだ。まるで何も言わなかったような反応だった。その後も、指定解除のニュースの報道の中で、拉致問題についてまともに取り上げられたことは全くない。少なくてもテレビの報道の中では黙殺されているに等しい。

アメリカの報道の基調は、やっと北朝鮮が動いたことに対する喜びである。ブッシュがイラクに対して行ったような方法ではなく、外交手段を根気強く用いて遂に動かしたことに対する喜びである。同じ態度をイランについても取ってもらいたいという期待である。現に指定解除のニュースについて触れた論議の半分は、今後はイランにどう接して今回のような成果を上げうるかということだった。

クリントン政権のときにも北朝鮮のあざとい裏切りにあっている。その記憶もまだ新しいし、今後の北朝鮮がどこまできちんとやって行くのか疑問に思っている人々も決して少なくはない。ウォールストリートジャーナルでは拉致問題を含めて、北朝鮮の核申告の中身に大きな疑義を表明しているようでもある。北朝鮮なんか信用できるかというタカ派だけでなく、ブッシュの評判が回復するのは不都合な民主党大統領候補オバマ氏も疑義を表明している。

それでも全体の流れとしては喜ばしい成功として受け止められている。クリントン政権のときには結局うまく行かなかったのに、今回ここまで「漕ぎつけた」のは、中国の役割が大きい、として中国を持ち上げる意見も多く聞いた。文化革命の頃にはとんでもない国だったけど、中国も成長してやっと国際社会=アメリカに貢献できるまともな国に育ったという感じだ。イラン問題ではロシアが中国のように貢献できるだろうかと問われていた。中国様々という感さえある。

ブッシュ大統領は「健気にも」会見で拉致問題を取り上げたのに、報道関係者にとっては、拉致問題はしょせん全くよその国の問題であり、アメリカ国民に向かっての放送で取り上げる価値の無いものとして扱われている。悲しいけれどそれが現実だ。

アメリカのお情けにすがって人情に訴えても、それがどんなに強い姿勢であっても、そういうアプローチは役に立たないと私が言い続けてきたのはこういうことだ。

人情に訴えるのには限界がある。ましてや、国は人情によってではなく、国益に従って動くものだから。大統領と個人的関係を深めれば何とかなると思うのは、国という非情な機関が浪花節によって動くことを期待する程、馬鹿げている。人情で訴えられる限界はきちんと見据えていなければならない。

今の段階で何が出来るか?


私は今までも言ってきたように、拉致問題が北朝鮮の姿勢が本物であるかどうかを見る重要な試金石であること、拉致問題の解決がその王道であることを明確に論理的に示すことだと思う。そして、北朝鮮は本当に今度こそやるのか、この核申告の中身は本当に信頼できるものなのかという疑問を持っている人々と国際的に連携して行くことだ。

拉致というある意味では個人的問題にすら頬かむりしてごまかそうとする政権が、核に対してきちんとした態度を取れるわけがない。ましてや今回、核を脅しに使ったお蔭で北朝鮮が得たものは計り知れなく大きい。それなのに本気で非核などするわけがないということを徹底的に分からせる必要がある。

拉致は何故起きたのか?何故帰さないのか?何故隠蔽しようとするのか?それはそのまま核をこっそりと作りあげ、出来上がったら強引に脅しに使い、そしてシリアなどに横流ししようとするのと同じ魂胆が根底にある。彼らが守ろうとしているものは拉致問題でも核問題でも同一のものだ。北朝鮮の脅威と立ち向かう戦略に於いて、拉致問題を前面に持ってくることは、戦術としての大きな国際的有効性を持っていた。そういう戦術としての普遍的位置づけが各国の協力を仰ぐには必要だった。

日本の専門家の話によると、あの爆破された寧辺核施設の冷却塔は、老朽化して既に使用に耐えられなくなっているものだという。そういうこともアメリカの報道では触れられていない。今回の輝かしい「成功」の象徴として、あの胡散臭い場面は何度も放送されているというのに、、。

日本の政府もマスコミも、人情に訴えるような感情的なアプローチのみを頼りにするのではなく、もっと冷静なアプローチが必要だ。人情に訴えるのは家族に任せておけばよい。政府やマスコミはそれ以上のことが出来なくてはならない。皮肉なことに、この問題を最もその本質に近い所で捉えていると思えるのは、その家族の横田早紀江さんだ。

彼女は「拉致の問題も核の問題も一緒だ。人間の問題なのだから。」と言われている。同じ根から出た問題として具体的・論理的に訴えてこなかった政府とマスコミの責任は実に大きい。拉致問題は付随的問題ではないのだ。拉致問題が解決されない限り、その根は伸びつづけて、北朝鮮は世界の脅威となり続けるのである。

根から絶やさない限り、切っても切ってもトカゲの尻尾のように新しく生えてくる。拉致問題を切っても同じことだ。クリントン政権の失敗は、その根を見なかったことにある。ブッシュ政権はその根が見えない振りをして、政権の終わりの格好つけの為のいいかげんな妥協を図っている。遠くない将来に破綻が見えているというのに。

拉致問題はその本質ゆえに日本にとってだけの問題ではないのである。極端に言えば、拉致された人々の中に日本人が一人も入っていなかったとしても、日本は、その解決なくして核の解決は無いと云う立場であるべきだった。そういう普遍的立脚点に立たなければ、真摯な国際的団結は得られない。日本だけの問題として切り捨てられてしまうのは最初から決まっていた道だったのだ。

遅きに失した感もあるけれど、北朝鮮は本気か、今こそ検証が必要という空気は韓国でもアメリカの一部でも強い。拉致問題は、核に比べれば一見小さい問題であるからこそ逆に相手を動かしやすく、そこに総力を集中し、とことん攻め上げることから、小さくても体制に穴をあけ、そこから全体への突破口にし得ること、それなしに真の検証はあり得ないことを伝えて行くべきだ。

言ってみれば、拉致問題というひさしを借りて、母屋を乗っ取るようなしたたかな武器としての有効性を訴えて行って、そこで初めて本気になるのがアメリカという国である。これは多分、どこの国も同じだろう。日本だって、これがよその国の話なら、、、。
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by bs2005 | 2008-06-28 23:37 | 異論・曲論  

「凄い女性」の「凄い話」ーその2 「凄い話」

その1では結城秀美さんについてご紹介しましたが、ここでは彼女がインタビューに答えたお話をご紹介します。以下、できるだけ彼女の言葉に忠実な形でご紹介します。

1.テロリストの生まれる背景

一般にはテロリストは、貧困層から生まれ、教育も受けていない独身、社会から取り残されて、宗教的にも差別され、、、というイメージがあると思いますが、実際にアルカイダのメンバー構成を見ると、殆ど中流以上の出身、教育も受けていて、大学院まで出ていたり、博士号を持っている人も居るし、半数以上は家庭持ちです。家庭的には安定した家庭環境の中で過ごしている人が多いのです。(家庭を持っているという点を除いてはオウムにも共通してますね。)

何故こういう人がアルカイダに惹かれ、参加してしまうのか?これは一番の研究対象になる問題ですが、一つ言えることは、若年層のアイデンティティ・クライシス(自分とは何者であるのか自分で分からなくなっている)が挙げられます。(今日の日本も無縁の状況ではないですね。)

細胞組織が存在している国は西欧諸国が多く、そういう組織にリクルートされるのは大体イスラム移民の第二、第三世代が多いのです。彼らはどんなに良い教育を受け、中流以上の家庭を出ていても、移民として行った西欧諸国の中では、いつまでも彼らの地位は向上しない、白人に圧迫されているという不満が爆発しそうになっています。

2.アルカイダはどんな組織か?

アルカイダがどういう組織かというのは、常に一部の地域から見たアルカイダ像しか見えてきません。色々の国にある組織を見て、その点(情報)を集めて、その各自の点を線につないで行く作業が必要になるのです。日本では点としてしか存在してなかったアルカイダの細胞が、実はカナダ・グループ、アメリカ・グループとも繋がっていて、日本のアルカイダ細胞が占めている役割は非常に高かったりします。

3.日本におけるアルカイダ組織の活動の実態

日本の細胞組織がどのように使われているかというと、資金活動と逃亡犯を匿うという重要な役割を持っていたのです。実際、フランスでトップ3に数えられていたアルカイダ・テロリストが日本に3年近く潜伏し、新潟で中古車販売に関わっていました。彼の名前を言うと、世界各国のテロ対策エキスパートが「オ~ッ!」というような人物が、捜査当局の目をかいくぐって何度も日本への出入国を繰り返していたのです。(これは大分後でニュースにもなりましたね。ただ、その時も日本国民の反応は危機感にかなり欠けていたように思います。)

これは、2002 FIFAワールドカップの開催が高い関心を呼んでいた頃です。彼らは日本と韓国でドカンと大きいテロ事件を起こせないかと画策していたのです。(これも風の噂のように「そういう動きがあったらしい」と言われたことはありますね。彼女の話で、それが紛れもない現実だったのだと知りました。)

その目的の為に日本は活動拠点として選ばれ、重要テロリスト・リストに名前が載っているような人間が何名も日本に入り込んでいた時期があったのです。ただ幸い、当時の日本はまだ過激派にとってスムーズに活動できる環境ではなかったようで、時期尚早ということで、その計画は実行されませんでしたが、日本はあわや、、という所にあったのです。

テロリストにとっては、100回攻撃を仕掛けて、その内の一回でも成功すれば、それは大成功なんです。逆に私達のように防衛する側としては、100回の内、100回全てを防衛出来なければテロ対策は成功したとは言えないという厳しいギャップを抱えている訳です。(以上)


2002ワールドカップの頃のテロ攻撃は不発に終わったとは言え、100回の内の一つに過ぎないとなれば、彼らにとって時期が熟したときの99回の攻撃に、今の日本のシステムは耐えられるのでしょうか。

結城さんのお話の中には耳にした覚えのある話もありますが、それが厳とした現実であったことを知ると、改めて背筋が凍る思いがしたと同時に、彼女が当たり前の事として淡々と語る姿に、現実の重みを感じました。話自体も凄いですが、何よりも、若き日本女性がこういうシビアな第一線で淡々と現実を引き受けながら頑張っているということが凄い話と思ってしまいました。

改めて、日本人はテロを対岸の火事ではなく、自分の問題として捉え直す必要があると強く思います。彼らにとって時期が熟していないことを、いつまでも当てにするのではなく、、、


私の関連過去記事:「日本にテロリストは来ているか?」
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by bs2005 | 2008-06-28 11:43 | 忙中閑の果実  

「凄い女性」の「凄い話」ーその1 「凄い女性」

長くなるので、「その1」で女性について触れ、「その2」で彼女の語った「凄い話」をご紹介します。お忙しい方は、「その1」は無視して頂いて構いませんが、「その2」は是非是非読んで頂きたく思います。日本中の人が彼女の話に耳を傾けて欲しいと思います。

NHKの『プロフェッショナル』などを見ていても、最近の日本女性の国際的な場での活躍には目を見張るものがありますね。つい最近でも高嶋由美子さん、凄かったですね~。今日は、そういう中でも人後に落ちない凄い女性のお話です。


皆さんは結城秀美さんという女性をご存知でしょうか。こちらの日本語ケーブルテレビ局、テレビジャパンの番組「情熱トークUSA」で紹介されるまで、私は全然知りませんでした。その番組の中で淡々と語る彼女の堂々とした凛々しさに、「女が女に惚れる」という感じでした。

彼女の風貌・経歴は前述の名前をクリックして頂けば分かると思いますので、ここでは重複しない部分に重点を置いてご紹介させて頂きます。

彼女の肩書きは「国連テロ対策専門家」です。テロ対策の第一線で情報収集などの実務に携わっています。当然危険なことも沢山あるのでしょうが、ご自分ではものごとを省みず、とりあえず行ってみてから考える性格なので、自分に合っているのではと語っていました。

それでもアフガニスタンに行った時は、行ってから流石に後悔したこともあるそうですが、逆に行って良いことは、現地の人と触れ合えたり、現状を目にすることで、使命感、情熱、志といったものがかえって刺激を受けることだと語ってました。

情報を得る為に安保理からの質問状を現地の人々に送りつけても返事は返ってこない、しょせん情報は人から入ってくるものなので、顔をつき合わせて信頼関係を築くことが何よりも重要で、彼女はいつも「デスクワークより現場」主義を貫き、年間20カ国近く、世界の紛争地域を訪ねているのだそうです。

そんな彼女がそもそもこの道を選んだ契機はちょっと面白いのです。元々、彼女は大学の英文科に進んだのですが、大学一年の時に『羊たちの沈黙』を見て、ジョディ・フォスターの演じた犯罪情報分析官という仕事にとても惹かれました。その頃、日本では刑事政策という分野の研究があまり進んでいなかったのでアメリカの大学に行くことを決意したのだそうです。そこから今の道に辿り着いたわけです。子供の頃から刑事物などのドラマが好きで、正義感が強かったこともあると語ってました。

彼女は「凄い話」を淡々と語った最後に、「理想の未来は?」と訊かれて、紛争地域で地雷に怯えながら暮らして、片足を失っても親を助けて働いている子供達の姿に触れながら、一般市民がテロの脅威にさらされている国が一つでも減ること、と答え、その為にこれからも頑張って行きたいと、これも淡々と気負わずに語り、その姿が印象的でした。

その2-「凄い話」では、テロリストの意外な実像と、日本におけるアルカイダ系テロ組織の活動の実態について語っています。一部はそういう情報もあるという形で耳にしたものもあるかと思いますが、第一線で働く彼女の口から直接聞くと迫力が全然違いました。しばらく後のアップになりますが、是非お読みくださいね。

私の関連過去記事:「日本にテロリストは来ているか?」
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by bs2005 | 2008-06-28 06:51 | 忙中閑の果実  

最近お気に入りのアメリカのお笑い番組二つ

私のブログに以前から来て頂いている方は、私がお笑い大好きな人間であり、ユーモアをとても大事なものと思っていることもご存知頂けていると思います。今日はそんな私が最近楽しんでいる番組です。両方とも政治風刺のトーク番組なんですけど、その上質なユーモアが笑える、笑える!日本にはまだこういう手の番組が無いのがとっても残念!

一つはThe Daily Show with Jon Stewart。 

上質なユーモアのセンスの持ち主ってとってもセクシーだなって思います。^^
もっと彼を詳しく知りたい方はこちらに。

もう一つはThe Colbert Report

彼はとっても人を食ってるんですけど、どこかお茶目で憎めない。そしてとても面白い。素顔はとっても優しい良い夫であり父親のようですが、番組ではそんな素顔は殆ど見せず、、。洒落と彼なりの批判の表現だと思いますけど、今年の大統領選に共和党、民主党、両方から立候補しようとしたりして、なかなかユニークな人でもあります。
もっと彼を詳しく知りたい方はこちらに。

この二つの番組は30分番組なんですが、二つ連続でやります。二つの番組の間に時々やる二人のやり取りがまた愉快。いつも寝る前に見ます。寝る前に大笑いして寝ると気分も爽快。時々、その前に沈没しちゃいますけど、それもまた良し、(笑)。
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by bs2005 | 2008-06-27 23:33 | 日米雑記  

別の角度からの「地球温暖化問題」

私を含めて、日本人は特に一つの見方に簡単に染まってしまう傾向があり、新聞・テレビはそれを助長していると思います。色々な観点から見る、捉え直してみる、そういう態度はいつも持っていたいものですが、そういう事にブログは貢献しているなぁと思うことがよくあります。今日、紹介する記事もそんな思いを新たにしてくれました。

読書家の響さんが、こんな本を紹介して下さった記事です。とても簡潔に分かりやすく紹介されています。一般的に流布されている観点とは違う観点から書かれた本を読んで紹介して下さるというのは、とても有難いことだと思います。どちらの記事も是非ご一読を♪

1.『「地球温暖化論」に騙されるな!』(丸山 茂徳 著)
2.『ほんとうの環境問題』(養老猛司・池田清彦共著)

響さん、有難う!

追記:参考サイト
「地球温暖化問題の裏側」(田中 宇)
海面上昇(Wikipedia)
海面上昇とアルキメデスの原理の関連(Yahoo! 知恵袋)
響さんが教えてくださったブログ記事
上記ブログで見つけたもう一つの「地球温暖化」に関する記事
アゾーレスさんお勧めの本、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 2」
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by bs2005 | 2008-06-27 13:35 | お目を拝借  

期限があるって違う!

山瀬まみさんが日経新聞の記事で、彼女の家には週に一回、必ず冷蔵庫をカラにする決まりがある、空にするその日に殆ど残っていない時は、何を作ろうかとものすごく頭を捻るし、乾物などの冷蔵庫に入っていないものも大動員すると言っていた。

料理は得意ではないけど、冷蔵庫の余りで品数を揃えるのは得意な方である。それなのに、冷蔵庫は何だかいつも一杯入っている。常にその余りものの処理で追われている。そんな私は、まみさんの話を読んで「目から鱗!」

せっせと残り物を片付けてはいるけれど、使い切る前にまたドンドン買い込んでいる。だから、うちの冷蔵庫は常に満載状態。カラになった事など唯の一度も無い。そうだ!一週間に一度という期限を設けることが我が家には必要だったんだ!

そのすぐ後にテレビで樹木希林さんが、冷蔵庫に佃煮だの何だの保存食品が入ったままという家庭が多いと思うけれど、例えば佃煮などは良いだしやら味がついているのだから、煮物などにもどんどん使うようにして冷蔵庫に貯まらないようにするべきという話をしていた。その話を聞いて更に気合が入った。今はとりあえず、先ず一度カラにすることから始めようと頑張っている。

が、、、もう一週間は経っていると思うけれど、まだカラの状態になれていない(汗)。でも、冷蔵庫は大分すっきりしてきた。普段より献立の品数も多い(汗)。カラの状態に辿り着けたら、それから週に一回の期限を設けようと張り切っている。

もう一つ、期限を設けた話。


頃子さんが最近体調を崩したが、幸い、検査の結果は心配要らなかった
という記事の中で、「年齢的に何が起きても不思議ではないと、又身辺整理をしないと…」と思ったと書いておられた。やっと去年の怪我から立ち直りつつある今の私の気持ちと全く同じ。最近、柄にもなく、「働くゾ~!」と気張ったのも実は、やっと身辺整理が出来そうな体力が出てきたからだった。

今までも不用品の処分はそれなりにしてきたけれど、特に期限を設けていなかった。でも、今は、1年という期限を自分の中で設けている。1年後はもう生きてないかも知れない、保証は無いと思うと、今までとは全然別の思い切りが出来て気持ちよい程処分できる。一年契約のプロ選手の心境だ。シーズン途中に解雇にならないとも限らない。この1年に賭けるという意気込みが全然違う。

もう一つ、これは自分で期限を設けたのではなく、期限を言い渡されたことがある。

半年に一回の歯石除去の時に、もう通常の歯石除去じゃ限界。次回はdeep cleaningを覚悟するようにと歯科助手に言われた。deep cleaningは麻酔をかけてやるかなり手荒な処置で当日一杯、麻酔が取れた後も痛みと疲れでぐったりなる代物。いよいよ絶体絶命!

その最終決定の為に呼び出された歯科医、まだフロスを徹底的にやれば取り戻せるレベルだから、あと一回だけ猶予を上げるとの審判が下りた。今まではぶきっちょなので、太い指、大きい手で口の中をフロスするのは難しくて、ついサボりがちだった。

でもその日から、人が変わったように、一日何度も必死でフロスに取り組んでいる。真剣そのもの。お蔭で大分上手になってきた。何だ!やれば出来るじゃないか!って感じ。これも期限のお蔭である。(笑)私に必要なものは期限というメリハリだったようだ。

あ、頃子さん、最後になってしまったけど、お大事に~!
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by bs2005 | 2008-06-26 14:52 | 能天気  

中年の星 山本博さんの言葉 -三つの「気」

『鶴瓶の家族に乾杯』に出ていた山本さんの女子高校の弓道部の女生徒達との会話の中での言葉。

先ず「元気」を出すこと。元気が出れば次に「やる気」が出るから。そして最後に大事なものが「勇気」、この三つが大事。

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by bs2005 | 2008-06-26 11:47 | 忙中閑の果実