カテゴリ:読みたい・観たい・★★たい( 15 )

 

ムットーニさんの世界

『わたしが子どもだったころ』という有名人の子ども時代を、本人の語りを交えてドキュメント風に再現するこの番組がとても好きです。この人にこんな子ども時代が!と驚くことも多く、どの人の子ども時代を見ても何故か懐かしい思いに駆られます。時代も環境も全く違う人でも、自分の中の何かが共鳴してキュンとするのです。

先日は「電動からくり人形箱師」ムットーニさんの回を見ました。本名は武藤政彦さん。

浦島の私は名前も知りませんでした。番組の紹介によると、「独自の手法で生み出される箱エンターティメント」を生み出し、「全く新しいジャンルのアートとして注目を浴び、全国各地の展覧会には多くの人が詰めかけ、CMにも登場」したのだそうです。

ご本人は「箱の中に物語を創りたい」と言われてましたが、一目でほれ込みました。私、こういうの大好きなんです。江戸時代のからくり人形なども大好き。小さな世界も大好きです。ドールハウスや切手や硬貨に書かれた小さな世界も。

ムットーニさんの創るものは、何とも夢があって音楽もロマンチック。そのまま私自身が子どもの頃の憧れに引き戻される感じがします。こういうの大、大、大好きです。観たい!観たい!観たいよ~!!

CMはYouTubeで調べたら、こんなのがありました。宣伝がメインなのでよく全体が見られないのが残念!

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by bs2005 | 2009-04-15 05:15 | 読みたい・観たい・★★たい  

アメリカ人の友人達の絶賛した本

テニスの合間に、数人の友人が集まって或る本を猛烈に讃えあってました。素晴らしい本で、世界を見る目が変わったとか、勇気付けられたとか、あの本だけは借りずに買って読むべきとか、、、。

著者は、どうもアフガニスタンで学校を作って頑張っている人らしいのです。考えられないほどの苦難に遭い続け、もう先に進めないだろうと思うような試練に次々に襲われながら、常に信じられないほどの前向きの姿勢で乗り越えて行ってしまうのが魅力でもあるそうで、、、。

実は自分で読んでからご紹介するつもりでしたが、とにかく、やらなければならないことが山積みしている上に、それが一向に片付かないのに、どんどん山は大きくなって行く状況で、読むのがいつになるのか見当が付きません。

それでそういう本があるよ~ということで、、、(汗&笑)。多分、日本語訳はまだ無いのだと思います。でも、簡単な英語らしいので、受験生、英語を勉強中の方にもお勧めできるかと、、、。

その本の名前は Three Cups of Tee で筆者は Greg Mortenson です。

アフガニスタンの民生支援を提起しているオバマ、この人と中村医師には是非直接会って話を聞いて欲しいです。

ついでながら、彼女達はMountains Beyond Mountains という本も勧めてました。両方とも日本語だったら、今すぐ手に入れて読みたい感じがする本です。

こうして見ると、テニスがきっかけで知り合い、会うのも殆どテニスがらみだけの彼女達ですが、興味や感動するものはとても似ている気がしてきました。英語がもっと自由だったら、もっともっと深い話も出来て話は尽きないのでしょうにね~(涙)。
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by bs2005 | 2009-04-08 07:41 | 読みたい・観たい・★★たい  

『週間ブック・レビュー』10月4日放送分より

「週間ブック・レビュー」2008年10月4日放送分より

<金田一秀穂さんのお勧め>

『チョコちゃんの魔法のともだち―夢は、いつも「本」のなかにあった』 尾崎 左永子著、幻戯書房

彼女の魔法の友達というのは本のこと。子供の頃や青春期に読んできた本を語っているのだが、読んでいる内に彼女の生きてきた昭和初期の時代の息吹が瑞々しく感じられるという。
目次を見ると『ピーター・パン』、『ふしぎの国のアリス』、ヘルマン・ヘッセなど自分とそう変わらないものをその時代の人が読んで育ったことを知り、余計に戦争中「敵の本」を読めなくなっていたことのむごさを感じた。

この本が読みたくなったのは、著者が母と同い年で、お嬢さん育ち、永遠の少女趣味、文学少女、などが母と一致し、母が生きている間は喧嘩の方が多く、また母の昔話は自慢話が多くて、まともに聞いてこなかったので、亡くなった今、この本を読むと母の子供の頃、青春時代、戦争に向かっていく時代の話を、まるで母から聞くように読める気がしたから。

喧嘩に使った時間の何と浪費だったことか、生きて一緒に語れる時間の何と短く貴重な時間だったことか。全ては取り返しがつかない、、、(涙)

<道浦母都子さんのお勧め>

最近、命と老いについて考えることが多くなったので、彼女のお勧めはどれも読みたいと思った。

彼女のお勧めナンバーワンの『言魂』 石牟礼道子/著 多田富雄/著 藤原書店重松清氏の書評によると、

交わされる言葉一つひとつの持つずしりとした重みと、凜(りん)とした芯、そして豊かなふくらみに圧倒される

老いを迎え、死を見据えたお互いのいのちが奏で合う言葉の魂――「言魂(ことだま)」の交歓


あとの二つは、自分より上の年代の生き生きと老いを生きる人の言葉に耳を傾けたい気持ちにより一層なっているから。積読は遅々として片付かず、読みたい本はどんどん増える。命がいくつあっても足りない、、(汗)。

『てのひらに落花 俳句のある人生』  冨士眞奈美 本阿弥書店

俳句を始めて、世界を新しい視点でみずみずしく見られるようになった喜びが語られているという。俳句を老後の趣味にしようかなともチラリと思っているの、^^、「俳句のある人生」という言葉にも惹かれた。

『往復書簡』 宇野千代、中里恒子 講談社文芸文庫

強烈な個性の65歳と77歳の二人が、時にはボケとツッコミの役割を交互に演じながら、強さも弱さも優しさも醸し出す。本当に信頼しあった同士の語り合いに耳を傾けてみたい。
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by bs2005 | 2008-10-19 02:32 | 読みたい・観たい・★★たい  

『原口鶴子の青春』ー今、観たい映画

『心理学者 原口鶴子の青春~100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと~』

100年も前に英語、フランス語、ドイツ語をマスターし、コロンビア大大学院で心理学の博士号を取ったという女性の話なのだが、ユーモアのセンス、観察眼の鋭さの素晴らしさに監督の泉悦子さんは魅了されたのだという。

「調べれば調べるほど、私は彼女に魅かれていった。良家のお嬢さんというよりは、まるで野生児のような活発さや奔放さを全身から発している。」と日経記事(2008-5-26)の中で、彼女の魅力を語っているのだが、運動選手としても花形選手の美女で、下級生の憧れの的、スーパー・ウーマンであったらしい。

留学先の大学ではクラスでたった二人の女性で奇異な目で見られたであろうに怯むところもなく、宿舎の舞踏室では徹夜で踊り明かし、彼女をめぐった恋のさやあても、「無邪気で天真爛漫」と書き残している。遊んでいただけではない。彼女が書いた論文は今でも学生が読む研究書に「優れた実験例」として掲載されているのだという。

ニューヨークで夫となる原口竹次郎氏(哲学者・帰国後、早稲田大教授)と出会い、博士号を取った日に結婚。二人の子供に恵まれ、夫と二人で一つの机を分けあって、勉学の面でも精神的面でも夫に支えられながらも、病の為、志半ばで亡くなったのだそうだ。

今を生きる多くの女性が共鳴してくれるだろうと原監督は言っている。泉さんは偶然、原口鶴子さんのお孫さんと知り合い、ほとんど無名のこの女性に深く興味を持って、このドキュメンタリー映画を作ることになったのだそうだ。志半ばで倒れなければ、多くの業績を残されて無名で終わることは無かっただろう。

100年前にものすごく能動的に主体的に生き生きと生きた女性。こんな女性が居たのか!観たいな~!

とりあえず、予告編だけでも、、、


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by bs2005 | 2008-10-16 01:25 | 読みたい・観たい・★★たい  

映画 『夜顔』

日経 2007年12月15日の「シネマ万華鏡」で映画評論家の中条省平氏の弁によると、、、

「何と素晴らしい映画だろう!」「映画史の奇跡を私たちは目にしている」「最後には、人間にとって、老いや時間や記憶はどんな意味を持つのかという哲学的な問いかけの余韻を響かせる。これを名人芸と評していいかどうか。そんな形容を拒絶する永遠の若さがここにあるからだ。本年の棹尾を飾る傑作」

何とも手放しの褒めようじゃありませんか!見てみたくもなろうというもの。でも外れだったら、二度とこの人のお勧め見ないでしょうね。少なくとも私の感覚とは違うってことでしょうから、(笑)。

映画は現役最高齢(99歳)のマノエル・ド・オリブィラ監督、題名はブニュエルの「昼顔」へのオマージュ。あの映画に出た男女の三十八年後の姿を描いている。ミシェル・ピコリ、ビュル・オジエ 主演。
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by bs2005 | 2008-09-02 07:28 | 読みたい・観たい・★★たい  

感想ー『潜水服は蝶の夢を見る』

積読と同じように、<読みたい・観たい・★★たい>カテゴリーで取り上げているものも溜まる一方で、実際に感想を述べる機会がなかなか来ませんが、やっと一つ『潜水服は蝶の夢を見る』を観ましたのでとりあえずご報告を、、。

最初に言っておくと、この映画で泣かない人が1万人以上居たら映画評論家辞めると言っていたおすぎは、辞めることになるかも?(笑)最近とみに涙もろい私、泣きませんでしたから。

映画の殆どは瞬きでしかコミュニケーションできなくなった主人公の側からの世界です。だから、とても視界がぼやけていたり、限られているので、観続けるのにはかなり忍耐力と精神力が必要になります。こういう状況になるとこういう感じなのかということへの理解には役立つとは思いますが、、。

フランス映画を英語の字幕で観るというハンディもあったせいか、最後まで感情移入が難しかったです。多分、これは映画で観るより原作の本を読む方がずっと良いのではと思います。

主人公が元気だった時に老いた父親の髭剃りをしてあげるシーンは、私も亡父にしたので思い出して切なかったり、主人公も器官切開をしていたので、亡母の入院時の思い出と重なることが多かったのですが、そんなことも逆に映画に入り込めなかった理由かも知れません。

そんなわけで私の評価は映画としては60点位でしょうか。辛すぎるかな?
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by bs2005 | 2008-09-01 12:42 | 読みたい・観たい・★★たい  

『NHK週間ブック・レビュー』のお勧め本から

『NHK週間ブックレビュー』のサイト

<2008年7月26日放送分より>

文藝怪談実話 (ちくま文庫 ふ 36-8 文豪怪談傑作選 特別篇)

遠藤周作さんのそのものずばりの「私は見た」、あの冷静な小林秀雄氏の実体験などが載っているそう。怪談もホラーも好きではないのだけれど、実話というのに弱い私。文豪の実話となると怖いもの見たさにそそられる。

『赤めだか』(立川 談春著、扶桑社)

矛盾に耐えるのが修行、という教えの下に修行を受ける青年の成長の記録であると同時に破天荒な落語家達の話、笑えて泣けて爽やかな読後感だという。私の好きな要素が三つもあるので読みたい。

百日紅 (上、下) (杉浦日向子全集 (第3巻)) (単行本)杉浦 日向子著、筑摩書房)

江戸時代を舞台に葛飾北斎を取り上げた漫画だが、人間が完璧に描かれているという。北斎も好きな画家。紹介した人が自分もアニメをやるのだが、杉浦さんの表現力に嫉妬を禁じえなかったという。同業がそう感じるものを読んでみたい。

<2008年8月9日放送分より>

『ジェローム・ロビンスが死んだ ミュージカルと赤狩り』(津野海太郎著、平凡社)

名作『ウエストサイド物語』を生んだ振り付け師、ジェローム・ロビンスの話。華やかな経歴の陰で余り知られていない話だが、<赤狩り>に遭い、その時、はたから見るといとも簡単に仲間を売ったという背景に迫っている。

彼はユダヤ系移民二世、元共産党員、そして同性愛者。アメリカ社会では三重の差別を受ける圧倒的な少数派であり、アメリカ社会で居場所を確保し、生きて行くためにはそういう選択しか彼にはなかった背景に触れた本。

私が興味を持ったのは、この本を紹介した小室等さんが、この本を読んでいく内に、ソ連(ロシア)とアメリカは一見両極のように見えるけれど、本当は双子なのではないかと述べられた一言にとても共感を持ったからでした。

アメリカで生活するようになって本当の言論の自由は無いと感じることがよくあります。差別に関しても、あってはならないという建前のもとに、何故現にあるのか、差別を生むものは何かと云うきちんと向き合う姿勢が封じ込められ、逆に差別が温存され潜行しているような恐れを持つことがあるのです。

小室 等さんの他の「お勧めの本」にも惹かれるものを感じました。

人生読本 落語版 矢野誠一 岩波新書
白鍵と黒鍵の間に ピアニスト・エレジー銀座編 南 博 小学館
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by bs2005 | 2008-08-21 02:17 | 読みたい・観たい・★★たい  

映画ー『潜水服は蝶の夢を見る』

日経(2008年2月9日、「シネマ万華鏡」 映画評論家 村山匡一郎氏の紹介記事より)


ジュリアン・シュナーベル監督 1時間52分(原題 ”Le scaphandre et le papillon”、英語題”The Diving Bell and the Butterfly”)2008年アカデミー賞主要4部門ノミネート。

同名の本も出ている。

オフィシャルサイトを見たら、あのおすぎが、「この映画を見て感動しない人が一万人以上居たら、私、映画評論家辞めます!」と言っていた。

「一人でも」とか「数百人」「数千人」と言わずに一万人というリアリティのありそうで無さそうな中途半端な数字を言ったところが中々面白いと思った。

ま、どんなに良いものでも、9999人位はへそ曲がりが居るよね~。それに人の言うこと、言葉どおりに真に受けるのも多いからそれ位の数言っておかないとね~。そもそも数えられるのかって問題はあるけど用心は必要だしって自分のこと棚に置いて妙に納得。(笑)

お話は実話を基にしている。ファッション雑誌「エル」誌編集長として華やかな活躍をしていた主人公が、脳梗塞で倒れ、脳神経の機能を喪失し、全身麻痺の状態になる。唯一動くのは左目だけ。失意のドン底からその瞬きを使ったコミュニケーションに辿り着く。主人公が自由に出来るのは記憶と想像力だけ。

観たいなと思ったのは、その日経記事の中で「自分という小宇宙がいかに豊かであるかを知る」という箇所。左目の瞬きしか出来ない人がそのように感じるということが、自分のちっぽけな怪我の体験から信じられるような気がしたから。自分があの時、今、生きているだけで儲けものと思ったのは結局そういう事だったのかな~と。
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by bs2005 | 2008-08-05 06:00 | 読みたい・観たい・★★たい  

映画ー『西の魔女が死んだ』

映画 長崎俊一監督 原作:梨木香歩(同名タイトル)による。原作もロング・セラーだとか。彼女の本は読んだことあるけれど、この本は名前も知らなかった。

年若き友人がヨーロッパのある国への引越しに向かう機中で見て、じ~んとしたと教えてくれたので、、、。

家族で暮らす初めてのヨーロッパの生活、沢山、沢山エンジョイして来て下さい♪

覚書:梨木香歩作品
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by bs2005 | 2008-08-05 05:45 | 読みたい・観たい・★★たい  

映画ー『かつて、ノルマンディーで』

ニコラ・フィリベール監督 1時間53分(原題 ”Retour en Normandie”、英語題”Back To Normandy”)


日経「シネマ万華鏡」(2008年2月16日)で紹介されていた。

監督が20代の頃に製作に参加したある映画に出た人々との三十年後の再会の記録映画。

20代の頃に参加した映画は19世紀に母、妹、弟を鉈で殺害し、手記を残した青年の実話を基に主な出演者にノルマンディーの普通の人々を起用した。

この青年の手記は哲学者フーコーの序文を付して発表され、殺人者の精神の深淵を描く記録として評判になったとのこと。

すべてを笑いでくるむ健全なユーモアがある。人間っていいものだ、と誰もが思うにちがいない。(略)

そうした幸と不幸を包み込んで流れゆく時間と、豚と人間を等しく生かし、美しく息づくノルマンディーの土地が素晴らしい。そこには個人個人の幸と不幸をこえた、残酷で寛大な世界の実相がある。(略)

人間にとって過去とは、記憶とは、時間とは何かという問いが生まれてくる。(略)

そこには映画にしか表しえない真実の感動がある。(映画評論家 中条省平氏)


いい外国映画ってこちらではなかなか観られない、、、(涙)。これはやってたのかな~?
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by bs2005 | 2008-08-04 00:17 | 読みたい・観たい・★★たい