カテゴリ:TON同盟( 125 )

 

何に対する「応分」か?

ヒラリー国務長官が訪日するというので、日本に応分の負担が求められるのではないかという怯え混じりの疑問をよく見かける。

「応分の負担」「応分の負担」というけれど、一体、何に対する応分なのだろうか?

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by bs2005 | 2009-02-08 05:35 | TON同盟  

中谷孝さん、有り難うございます!

ひさこさんのお兄様、元日本軍特務機関にお勤めだった中谷孝さん、ご自分のブログでも戦争体験をお書きになって、いわゆる自虐史観と歴史認識を歪めようとする勢力(櫻井よしこさん、田母神氏に代表されるような勢力)の流布する歪んだ歴史観に、ご自分の体験を通じて説得力のある反論を提示されてきてますが、今回、田母神論文に対して日刊ベリテに反論を載せて下さいました。

この中で中谷氏が語られている言葉「「しかし、こうした誤った歴史認識を持った人達が出てくるのを見ると、私達はもっと早く戦争の実態を語るべきだったとも反省させられる。」はとても重く響きました。手遅れにならないように、戦後世代の私たちも、もっと声を大きくして行かなければならないのだと思います。

ご自分の貴重な体験から語られている重い言葉を無視して、それを否定する権利が、戦争を実際に体験もしていない彼らのどこにあるのでしょうか。都合の良い史実だけ持ち出して否定するその傲慢さはどこから来るのでしょうか?私は怒りを禁じ得ません。

やはりひさこさんのお知り合いでフィリピンの現地の戦争経験者と元日本兵のコミュニケーションを図っておられる神直子さんという方がおられます。そういう生身の人間の証言と真摯に向き合い、歴史に真摯に向き合う人々がおられるのを心強く思います。

戦争体験の無い人は、かの勢力の広告塔的存在、櫻井よし子さんの綺麗で上品、テレビに出たり、本を書いたり、といううわべの華やかさに目を奪われずに、もっとこういう人達の声に耳を傾け、しっかり地に着いたものの見方をして、真実を見極めて欲しいです。

その史観を広めて、その一部が正しいものだとしても、それが何になるのでしょうか。日本の未来にどう役立つというのでしょうか。もっと現実を、そして日本、アジア、世界の将来を見据えて欲しいものです。ましてや、正しくもない史観となれば犯罪的とさえ言えると思います。

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日本の行くべき道は仲裁外交のみだと思います。好むと好まざるにかかわらず、日本は軍事力でやっていける国ではありません。歴史的、地理的、資源的、等々あらゆる観点で、、。日本にはその道しかありません。伊勢崎さんのようなアプローチをもっと深めて行くより他ないのだと思います。櫻井よし子さん、田母神氏達のしていることは、その可能性をつぶすことに他なりません。言い換えれば、日本の将来の可能性、日本の将来の誇りを、、。



ひさこさんはこう言われています。

日本と言う国を誇りに思うことと、軍国主義を礼賛する事とは違うのに。

本当にその通りです。私たちは櫻井よし子さん、田母神氏の提起する方向とはっきり決別した地平で、その誇りを築いて行かなければならないのだと思います。

ご高齢を押して、ご自分の体験を語り、こうした動きに抗して下さっている中谷さん、本当に有り難うございます。ひさこさん、神直子さんの活動にも、この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

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by bs2005 | 2008-11-18 14:46 | TON同盟  

クラスター爆弾禁止の先に、、

クラスター爆弾のようなものが平気で使われていることに激しい怒りを覚えていましたが、それが全面禁止の方向に大きく進展しましたね。これでアメリカをどれだけ抑えられるか、まだ楽観は出来ませんが大きい進歩だと思いました。

ヒロさんの記事で、この進歩がNGOという市民の力に支えられたものであることを知り、とても心強く思いました。国境を越えて、普通の人々が手を携えて行く動きが、現実にそれぞれの国を動かすものにまで力を持ったということは嬉しいことです。

同時に、クラスター爆弾よりももっと壊滅的な核兵器の本格的全面禁止へと進んで行くうねりになればと切に思います。今までも日本が中心となって核兵器の廃絶運動は展開してきましたが、現実には、核保有の国は増えるばかりで口惜しい思いをしてきました。

今回アメリカの民主党の大統領候補に名乗り出ていたヒラリーは、イランの核の脅威に対して、「イランがアメリカに何らかの攻撃を加えたら、核攻撃も辞さず、直ちにイランを壊滅させる」と大見得を切りました。こういうとんでもない発想が、そう非難もされず、問題にもされず、オバマのまず外交でというあり方を弱腰と非難する方が声高なのには、がっかりさせられました。

オバマは外交手段をまず優先するのは、弱さの表れではない、英知の表れで、真の強さの表れだと反論しましたが、そういう当たり前のことを言わなければならない好戦性が、アメリカには厳存すると思います。一国を壊滅するなんていうヒステリックな言い分が、タフな愛国心の表れとして評価されるのですから。日本の総裁選でこんなことを言ったら、支持はがた減りだと思うのですが、。

何度か書いてきましたが、次に核兵器を使うのはテロリストでもイランでもなく、アメリカではないか、そしてそれはそんな先のことではないかもと私は危惧しています。核兵器に対する感覚があまりに鈍いのです。その中で少し前になりますがこんな動きが出てきたこと、最近の世論調査では、さすがの好戦的なアメリカでも、このオバマの姿勢を支持する人が75%あったとか、そんなに高い数字だということにマスコミの方が驚いていましたが、少し流れが変わって来つつあるのかもという期待も持ってしまいます。

そしてその期待は更にふくらんで、クラスター爆弾禁止の動きがその中で培った絆を発展させる形で、核兵器(「使える核兵器」も勿論含めて)の全面禁止、さらには廃絶へと持って行ける可能性への期待にふくらみつつあります。「使える核兵器」「宇宙開発の軍事利用」「ロボット技術の軍事利用」と、戦争推進勢力の考えることはどこまでも破廉恥なものになって行く感じですが、今回のクラスター爆弾禁止の実現は、市民から進めて行く力の大きさを、もう一度信じてみたい気持ちにさせてくれました。普通の人々がもっともっと声を上げていかなければとも同時に思いました。
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by bs2005 | 2008-06-05 03:20 | TON同盟  

セクシーさに勝つ

タイトルから見ると柔らかい話のようですが、ここずっと頭に引っかかっていた言葉です。そもそも、これは、伊勢崎賢治さんが「戦争を無くして行く為には、敵のセクシーさに勝つのが一番の課題だ」と語っていたことからでした。

彼は世界の戦地に出かけて、紛争を解決している人ですが、紛争の解決の為には武装してでないと、戦地に入れないので平和を作り上げるのは綺麗事ではないと語りながら、同時に、しかしそういう武装は戦争させない為の武装であるけれど、敵(戦争に向かう勢力)の方がセクシーだから、なかなかそういう勢力に勝てない、というようなことを話されていました。

この言葉が私が日ごろアメリカで感じている事のど真ん中を衝いている感じがしたのです。

私の世代だと、スティーブ・マクイーンの『大脱走』、ちょっと前だと、トム・クルーズの『トップ・ガン』の映画に象徴されるように、アメリカ人の中には祖国の為に立ち上がって、正義と平和の為に闘う軍服姿のりりしい姿に惚れ惚れとしてしまうような感覚が根強くあると思うのです。そういう姿の強烈なセクシーさが圧倒的な力を持ってしまっている、、、。

日本も大東亜戦争の時は、そういうヒロイズム、セクシーさに踊らされた部分があったと思いますが、完膚なきまでに惨めな敗戦の惨状をくぐって、或いはそういう世代から直接話を聞いて育った世代には、戦争は悲惨で醜いものという意識があると思います。そういう世代でも例外はありますし、残念ながら親の世代も戦争を知らない世代には、戦争をヒロイズムでセクシーと受け止めてしまう世代も育ちつつあるようですが、、。

アメリカでは、ベトナム戦争、9・11などがありながらも、そういうセクシーさに充分太刀打ちできる感性が育っていない。そこにアメリカの一番大きな問題があるように思います。パール・ハーバーとは比べ物にならない傷跡を受けた国が世界中にあるのに、未だにパール・ハーバーが一大惨事のように大騒ぎする感覚。それを日本人の私には強く言えないところが辛い所ですが、、。

クラスター爆弾がやっと禁止の動きになってきたようですが、原爆、核実験の汚染、世界中にある不発弾、枯葉剤の後遺症、等々の後始末をもっとアメリカは率先して、国民全体でやる必要があるように思います。現地に教育の為、子供達を派遣することを必修とするとか、国民全体のプロジェクトとして自分たちのやった戦争の傷跡の後始末をさせること、それがセクシさーに勝つ有効な道のように思います。

お金は掛かっても、膨大な軍事費を考えれば、それが世界の平和の為にも、アメリカの安全を守る為にも、一番遠回りのようで一番近道のようにも思いますが、アメリカの為政者達は、そのセクシーなヒロイズムを利用しているので、そんなことをする気配は全然無いのが歯がゆいです。

イラク戦争のドロ沼化の経験から、今度こそセクシーの正体を見届けて欲しい気持ちで一杯ですが、アメリカの兵隊が4000人以上亡くなったことにしか気は行ってないのです。相手の国の普通の人々の惨状への想像力に欠けます。セクシーの目くらましで見えないのでしょう。

真にセクシーさに勝つことは大変ですが、そこからでないと戦争は無くならないような気がします。次期大統領がオバマになったとしても、彼にもその限界はあるように思います。ただ、彼はそういう限界に気づいて行く可能性を秘めているようにも思います。ヒラリーには全然無いですが、、。明日の予備選の終了前夜を迎えた今、オバマ氏が民主党の候補になったら、その可能性に賭けたい切実な思いがしています。
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by bs2005 | 2008-06-03 14:40 | TON同盟  

剛を制するもの

「柔よく剛を制す」という言葉がある。子供の頃から馴染んできた言葉なので、何世紀も前から言われ続けてきた言葉なのかと思い込んでいた。今回、調べてみると、柔術を改良した講道館柔道の創始者の嘉納治五郎氏(1860-1938)の言葉だという。この言葉を英訳したMind Over Muscleという彼の本も出版されていると知った。

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by bs2005 | 2008-02-01 07:01 | TON同盟  

女性の力

女性には実際に子供を産む産まないにかかわらず、目に見えない大きいものを生む力があると思う。男・子供にはないパワーが、、、、。

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by bs2005 | 2007-12-06 06:37 | TON同盟  

これ見よがしの訓練

大量破壊兵器と日本に運ぶ石油、麻薬が海上でテロに渡るのを阻止する訓練をニュースで見た。給油継続が問題になっている今だからこその茶番という感じだ。こういう任務の為に、給油継続が必要なんだと言わんばかり。わざとらしいこと極まりない。

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by bs2005 | 2007-10-15 10:09 | TON同盟  

クラスター爆弾禁止条約ーパワフルな国際貢献のかたち 5

クラスター爆弾禁止条約来年成立を目指して今、被害国が先頭になって会議が行われているそうですね。こういう事こそ、平和憲法を持つ日本が率先的に音頭を取ってするべきことです。これには日本は出遅れたようですが、劣化ウラン弾の禁止には率先して欲しいです。核兵器に限りなく近いものなのですから。こういう事こそ、真の、そしてパワフルな国際貢献のかたちです。

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by bs2005 | 2007-10-05 08:00 | TON同盟  

げんなり、、、

給油継続に反対しての小沢氏の対案がこれ?!よほどこっちの方が憲法違反じゃないだろうか?勘弁してほしい、、。

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by bs2005 | 2007-10-04 09:43 | TON同盟  

FT革命(発酵革命)-パワフルな国際貢献のかたち 4

武力解決への加担は国際貢献にならない。真にパワフルな国際貢献のかたちを探ろうという試みで見つけた四つ目は、FT革命です。ET革命はよく聞くと思いますが、それではなくFermentaion Technology (発酵技術)革命です。

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by bs2005 | 2007-10-03 00:20 | TON同盟