「アメリカ経済回復のぶん的見通し」の天邪鬼的修正

「アメリカ経済回復のぶん的見通し」を書いた頃は、経済専門家、評論家の間では、この不況の回復は何年掛かるか分からない、先が見えないという声が圧倒的でした。

私は年末か来年早々にはかなり回復して株価も1万ドルに戻すだろうと書きました。職を失っていない人々がいつまでも、マネーゲームから離れていられるとは思えなかったからです。周りの空気からも、そういうウズウズしたものを感じていました。

そして「オッホン、でもね、、」を書いた頃、専門家の殆どがアメリカ経済は年末までに回復するだろうと言い出しました。私は、専門家がそう言い出した頃から逆に不安を持ち始めました。

そして今、私は修正します。株価は一時的に9000ドルを超えることがあっても、当分、1万ドルまでは復活しないでしょう。経済も数年は良くならないでしょう。良くなるには職を失ってしまった人が多すぎます。アメリカでも日本でも、、。経済復活の可能性を残す限界を超えてしまいました。職を失っていない人々が引っ張り上げるには重過ぎる負荷になってしまいました。

以前は、職を失った人以外は、マネーゲームへの参加にウズウズしているだろうと書きましたが、その職を失った人の数がここまでになってしまったら、消費はこれから、もっともっと冷え込むでしょう。普通の投資家は、そんな空気の中で、もうそんな気にはなれないでしょう。私自身、もうそんなウズウズした雰囲気は感じません。日増しに冷え込んでいる消費を感じるのみです。

年末に向かって良くなるよりは悪くなるかもしれません。専門家は日本の短観の数字の良さを喜んだり、今日のアメリカの株価の下落も一時的寄り戻しと言ってるらしいですが、そんな甘いものではないでしょう。

この経済は、格差の一方で良い思いをしている人々が、圧倒的多数の庶民が苦しんでいる状態で、経済の発展はありえないのだと骨身にしみて理解するまではーそれが何年掛かるのか、永遠に来ないのか分かりませんがー回復しないでしょう。庶民を置いてきぼりにした経済の回復はあり得ない、、一人勝ちの繁栄は無い、、、当たり前のことと思うんですが、、。
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by bs2005 | 2009-07-03 02:18 | 異論・曲論  

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