オッホン!、、、でもネ、、、

わずか二ヶ月前に私が「アメリカ経済回復のぶん的見通し」で、へっぴり腰ながら、早ければ今年の末にはアメリカ経済は回復しているかもしれないと書いた頃、マスメディアで語る専門家は皆、「この不況は先が全く見えない」とか「回復には数年かかるだろう」と悲観的な予想をしていた。

それからたったの二ヶ月、先日こちらで聞いていたニュースでは今、殆どの専門家は今年の年末か、早ければ来年早々にはアメリカ経済はかなり回復しているだろうと言い出しているのだという。

オッホン!私が言っていたことじゃないか!専門家なんてそんなもの。過去のデータと机上の理論ばかりに頼っているから、生の現実と向き合うオバサンの直観に負けるのだ。とは言っても、今、彼らが言っていることが当たる保証はない。彼らもそう言い出したということで、逆に私は予想に自信を失いつつある。初めから自信は無かったけれど。(笑)

奇しくも今日はGMの破産申請の日。その日にアメリカの株は急騰した。GMの破産で泣く多くの労働者の一方、投機でお金を稼ぐ人々は元気付く。2ヶ月前にもっともらしい顔で、数年も回復にはかかると言った人々が舌の根も乾かない内に、まるでそんなことは言わなかったように今年の年末にはと言い出す。複雑な思いを禁じえない。

アメリカの経済の回復もしょせんはこんなものだろう。株価は年末どころか8月には1万ドルに戻っているかもしれない。順調に回復は進むかもしれない。でも、失業した人々が仕事を得て今より少しでも安定した生活を取り戻せるのはずっとずっと先のことだろう。日本も同様だろう。景気回復の傍らで庶民は置き去りにされて行く。

いつの時代も、戦争であれ、不況であれ、庶民が割りを食うこの社会のありかた、これが変わることなどいつかはあるのだろうか。
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by bs2005 | 2009-06-02 07:11 | 異論・曲論  

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