ザボンの友情

欠点だらけで、ねずみ花火のようにどこに飛んで行くか分からない、勝手ではた迷惑な私にもう30年以上付き合ってくれている友人が居ます。とても誠実で優しい人です。多方面に活動的ですがじっくり座ってする読書量も沢山。私だけでなく子供もお世話になって来ました。

類は友を呼ぶと言いますが、似ていないところの方が多いのです。私は手先が不器用。根気強く何かをすることも苦手。面倒だったり簡単に手に入らないとすぐあきらめる(汗)。彼女は違います。こつこつと自分で色々研究し、何でもマスターしてしまいます。パソコンもEメールを始めたのは私の方が早いのに私は未だにそのレベル、彼女は今や自由自在という感じで幅広く活用しています。

そんな彼女、最近、とても有難いことを教えてくれました。ザボンの白ワタの砂糖漬け。ザボンの白いワタはすごく栄養があるそうですね。生活習慣病の予防にもとてもよいとか。無農薬のものを使わなければならないので、それが手に入らないと駄目ですが、赤ワインや生姜風味にも出来るそう。ザボンが手に入らない場合は、晩白柚、土佐文旦、パール柑でも出来るとか。

彼女はそういうものがあると知り、自分で試行錯誤してレシピを完成。行程が長いのでレシピの掲載はすごく長くなるし、彼女の苦労の結晶なので控えますが、出来上がりの写真はこんな感じです。彼女の言葉を借りると「ザボンの白いワタがまるでゼリーのように変化するのを知って驚き、これは自然からのプレゼントに違いないと感動しました。白いワタを砂糖漬けにした先人の知恵に脱帽!」 この言葉からも彼女の人柄が感じられると思います。
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美味しそうですよね~。晴天が二日以上続く日を選んで作らなければならないし、結構大変な行程です。作り方に興味のある方は、検索を活用して色々研究してみてくださいね♪

辞書でみるとザボンはPomeloと出てきますが全く同じものなのかどうか?Pomeloはこちらでも時々見かけるし、オロブロンコはよく見かけます。両方とも白ワタが総量の半分を超えている感じで、捨てながら口惜しく思ってきたので、いつか挑戦してみたいです。写真で見ると余りに美味しそうなので、、、^^。

砂糖漬けのレシピの掲載はそんな理由でやめておきますが、無農薬のものという条件はありますが、柑橘類って丸ごと生かせるんですね。種の活用法と、乾燥ピールの方法も教わったので、彼女の了解を頂いてそちらだけご紹介。この二つはザボンでなくてもレモン、橙、柚子、夏ミカンなどでも良いそうですし、柚子だと特に良いそうです。

<種のローション>

種は傷つけないように取り出す。種はさっと洗って乾かす。消毒した瓶に種を入れ、25度以上の焼酎を種の倍の高さまで注ぐ。時々、瓶をゆすって中味を混ぜ、1ヶ月程経ったら、ガーゼで絞って種を取り除き、適当な容器に入れて使う。いずれもとろりとしたローションが出来る。早いものでは数時間でとろみが出る。

食品から作ったものなのでキッチンでハンドクリーム代わりに使える。柑橘類には光毒性があるので、顔には使わない方が良いだろうけど、風呂上りに足などにつけるとしっとり。柚子に含まれるビタミンC, リモニン、ペクチン などは柑橘類の中でも郡を抜いている。


<乾燥ピール>
 他にしっとりとした仕上がりのピールの仕方もあるそうですが、ここでは乾燥の方を。

レモンは果汁を絞る前にピーラーを使えば薄くむける。皮を二、三度茹でこぼした後、グラニュー糖少々を振り入れて煮詰めザルなどに広げて乾燥させる。このままカラカラに乾燥させてもよいし、半乾き状態でグラニュー糖をまぶしてもよい。温州ミカンはさっと熱湯をかけた後、白い部分をスプーンでこそぎ落としそのまま乾燥させる。これは漢方では陳皮と呼ばれ、七味唐辛子の材料としてもお馴染み。

フルーツケーキやクッキーに刻み込むと風味が増す。指位の大きさのものをチョコレートでコーティングしても美味しい。グラニュー糖をまぶさないものを野菜の即席漬けに加えると香りも彩りも良くなる。果皮にも豊富なビタミンC、ヘスペリジン、リモノイド、ペクチンなどは生活習慣病予防に有効。


柑橘類って実も皮もワタも有用なんですね。無駄な所が何もない、まるでこの友人みたい!彼女は私よりほんのちょっとだけお姉さん。共通点といえば、好奇心が強いこと、ケラケラ笑うことが好きなこと位でしょうか。後は甘えるばかりの私。私はすっかり甘えておんぶに抱っこで30年以上来てしまいました。

Nさん、いつもいつも本当に有難う!こんな私ですが、これからもよろしく♪
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by bs2005 | 2009-04-08 23:40 |  

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