気になる質問

日本の報道番組を見ていると最近、気になる質問がある。それなりに評価しているキャスターからも出てくる。

「オバマ氏が大統領になると、中国の方を優先して日本はあまり重要に扱ってもらえないのではないでしょうか」

日本の中だけで訊いている分にはまだ許せるけれど、アメリカとの同時中継なんかでアメリカの識者や政治家にも訊いている。ひぇっと恥ずかしくなる。

アメリカにとって、中国はずっと日本よりインパクトの強い優先して来た国だ。日本が大事だったのは、よく追随してくれるからに過ぎない。重要だったというのとは全然違う。中国の高官が来ればマスコミも大騒ぎするけれど、日本からは首相が来たって滅多に報道されない。扱い方がそもそも違う。

オバマの前だってそうだったのだ。もういい加減にアメリカが日本を重要に思ってくれるか、優遇してくれるか、などという発想は捨てたらどうだろうか?その発想自体が媚びていて卑屈だ。どんなに力の差があったって、お互い独立国の筈。彼女と私のどっちを取るの?みたいな質問に聞こえる。

日本は日本の道を歩む。日本にとって有効な道を歩む。それが相手にとっても、有益である国と関係を深める。相手がどう思おうと関係ない。主体的な歩みが最も大事なことの筈だ。自分の価値は外から与えられるものではない。中から創り上げるものだ。中に独自の価値があるものだけ外からも評価される。

勿論、相手に大事にしてもらうことは嬉しいことには違いないけれど、そんなことは意地でも訊かないでもらいたい。それ位の誇りは持ってもらいたい。追えば逃げる、逃げれば追う。きっと国の関係だってそう変わらないだろう。利用価値だけで評価される「都合の良い女」のような存在はもう終わりにしたいものだ。
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by bs2005 | 2008-11-19 01:59 | 異論・曲論  

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