らふぃさんへの質問

らふぃさん、色々教えて下さって有難うございます。

あの記事のコメント欄は既に大分長くなっているし、こちらも長くなるので、コメント欄でのお返事という形でなく別記事にしますね。

そもそもこの質問は私の能天気な記事のコメント欄が、全く思いがけない形でらふぃさんのお蔭で、アメリカに関するとてもアカデミックなものになったからなので、コメント欄を読んでおられない方は、何のことやら分からんと思われると思います。

興味を持たれた方は、上記をクリックしてコメント欄をお読み下さい。後半がそれにあたります。ここでの質問はクリントンに関してに限定していますが、彼女の書かれたものはアメリカに於ける建国の歴史、宗教、政治、社会と幅広く触れたとてもアカデミックで興味深い内容です。

エキサイトブロガーでない方は、恐れ入りますが、エキサイトブログでブログを形式上作ってログイン出来るようにして頂ければ読めます。らふぃさんの書いて下さったことは、とてもアカデミックにアメリカを理解できると思いますので、手間がかかっても、その価値はあると思います。形式上作るだけで、別にブログは始めなくてよいので、、。

また、こちらの記事に関して新たにご自分の持論を展開されたい方は、コメント欄でなくTBで送られることをお勧めします。コメント欄は字数制限がきついし、TBならばエキサイトブロガーで無くても送れます。勿論、コメント欄を使いたいという方はそれで結構です。この件に関する飛び入りは大歓迎です。

前置きが長くなった上に質問に入る前に、ちょっとらふぃさんにお知らせが先に入ります。すみません。

昨日、ニュースで言ってたのですが、就任式の切符は原則的に無料なのだそうです。ただ、それが手に入るのは具体的にはどういう資格か分かりませんが、資格のある人々だけで、切符を販売しているサイトで売っているものは、そういう無料券を入手できる人々から流れてくるものだそうです。道理で、あそこに居る大群衆の数に比べて売っている枚数は限られています。

実際の切符が発行されるのは、就任式の一週間前なので、切符を販売しているサイトは、自分の売っただけの切符が本当に手に入るものなのかは不明。それでサイトで切符を勝った人達は実際に当日ワシントンに居ても、切符も手に入らず、お金も戻らずという最悪のことになる場合もあると言ってました。それで、私たちが実際に就任式に参加できるかどうかは、直前にならないと分からないようです。(涙)

さて肝心の質問の前に長くなってすみませんでした。いよいよ、質問に入ります。

1。あの当時、唐突にされた爆撃がテロ対策だったということの信憑性は、どの程度あるのでしょうか。具体的にどこへの攻撃か忘れましたが、テロリストが居る地域という情報があったのでしょうか。テロを具体的に計画しているという情報だったのでしょうか。その極秘情報の正しさの証明は出来るのでしょうか。では何故既に訓練を行っている情報のあったアフガンの方を放置していたのでしょうか。

2。事実だとして、あの時点で、国民にアメリカにテロが迫っていること、対テロ対策が必要であり、その一貫としての爆撃であることを機密に関わらない範囲で可能な限り
知らせることが不可能だったという合理的理由は何でしょうか。一切、語れないということは無い筈だと思うし、むしろ、アメリカへのテロという情報は可能な範囲でクリントンはするべきだったのではないでしょうか。

3。国家がそれだけの危機に際していて、クリントンはルインスキー事件にかかずらわっている暇が無かったなら、むしろそれだからこそ、あんな偽証などせずに、あっさり自分の赤恥をさらしても、全面的に謝罪してケリをつけ、先に進むべきだったのではないでしょうか。

自分のメンツを国家的危急の事態より優先したということになりますよね。法に対する神聖な義務を負う大統領の立場でありながら、自分のメンツの方を優先した彼としては一貫性があるとも言えますが、、。

あんなにこじれて弾劾問題まで進んでしまったのは、偽証してしまったからで、それこそ偽証している暇は無かったのではないでしょうか。たかが女性問題のことで偽証して引き延ばした責任は重いと思います。それが事実なら引き延ばせる時間が無いことは一番知っていた立場ですよね。彼がそこまで無責任な男だったということでしょうか。

いつの時点から国防の急が迫られていたのか分かりませんが、テロリストが準備していた段階は大分前からだと思います。彼らの訓練の様子などは、CNNで大分前から伝えていたように思いますから。そうだとすると、そもそも執務室で女性といちゃいちゃしている暇など無かったのではということにもなりますね。

4。9−11の後一般に流布された話ですが、オサマ・ビン・ラディンが拘束され、処遇をどうするかとクリントンに問い合わせが来たのに、クリントンは何もしなかったというのがありましたよね。それが9−11を引き起こしてしまったという批判がずいぶんされました。そういうことがあったのは事実のようですよね。

もし、あの爆撃当時に、それだけのテロの危機が迫っていて、そういう情報が彼にはあったのなら、何故、彼はオサマに対して何もしなかったのでしょうか。引き継ぎに関しても何もしなかったのでしょうか。もし、彼がそれほどの国家の危急の状態を知っていたならば、オサマを放免したことは余計問題だと思います。

何しろアクセス時間が短いので急いで読んだので誤解しているかと思いますが、政権引き継ぎ時に国家機密に関して引き継ぐことは当然行われていると思います。それがきちんと行うことが慣例になっていなかったというのは、いくつも戦争をやってきている国のリーダーとしては考えられないことと思います。

私企業でも、その存亡に関わるような重大なことは当然後継者との引き継ぎの最優先に行われることを、百戦錬磨の国家のリーダーがやらないというのはあり得ないことのように思えます。そういう情報を引き継がなかったのは、そもそもそんな情報は無かったからと考える方が自然ではないでしょうか。

百歩譲って、そういう情報があり、引き継ぎが自由意志にまかされていたとしても、そういう国家的危急の状態は慣例があろうと無かろうと、自分の判断でするのがまともな国家の責任者のするべきことで、それは知っていた人間の方から持ちかけるべきことだったと思います。それをしないで素知らぬ顔で政権を渡したとしたら、クリントンはアメリカの国民に対して犯罪的な背任行為を行ったということになりませんか?

私は上記のことから、そもそも防衛上、国家的危機状況であったという情報の信憑性自体、非常に疑わしいし、もし真実ならば、大統領として以上に述べた観点からすごく無責任だったと思いますが、らふぃさんはどう思われますか。

ネットのアクセス状況があまり良くないのでまとまらないままで、すみませんがとりあえず記事にします。あの当時の民主党、共和党、両党の問題は私も同感するところが大きいです。

ゴアが負けたのはあの問題を女性問題に矮小化して、ゴリゴリの党派的な対応をして、倫理的に民主党がきちんとした対応をしなかったからであり、ゴアがクリントンに対してきちんとした態度を取らなかったからだと思います。

そうでなければ、あんなギリギリのところまで追い込まれた上に負けたりしなかったでしょう。結果がブッシュのイラク介入に繋がってしまったことを思えば、その責任は重いと思います。

まだ書きたいことがあるのですが、長くなるのでそれは「らふぃさんのコメントに寄せて」という形で別記事にします。何しろアクセスの調子が悪くすぐ途切れるのでいつになるか分かりませんが。また、コメント頂いた方々へのお返事もそういう状態ですので、遅れるかと思いますが悪しからず。ではでは。

ヘンリーさんのTB記事はクリントンの評価に関しては私とは正反対の立場ですが、その内容は素晴らしいものです。どうぞお見逃しなくお読み下さい。
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by bs2005 | 2008-11-10 06:30 | 異論・曲論  

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