本末転倒?

言うまでもなく地球温暖化を阻止しなければならないのは、海面の上昇によって環境が破壊され、異常気象によって多くの災害がもたらされ、食糧危機、ひいては食料の争奪を巡っての戦争への動き、等々を阻止するためだと思う。ひとことで言えば、地球上の生物が安全に平和に暮らす為、、の筈だ。

それが最も基本の目的ならば、何故原発を増やす方向を選び道があるのか?



原発に大きい事故があれば、沢山の土地が住めない不毛の土地になる。当然食料危機を招く。人類の遺伝子にも影響を与える。原発の技術は核爆弾を生み出す技術と紙一重だという。そして、事故を極力食い止めたとしても、テロリストが攻撃の対象にしない保証はない。地震のある国で想定外の地震が来たらどうなるのか?たとえ1%でも安全が損なわれた時、人類に与える被害の大きさは甚大だ。そして柏崎地震を持ち出すまでもなく、100%安全の保証は全く無い。

そんなドラマチックなことばかり不安がっていても仕方ないと言うかもしれない。それでも、核燃料廃棄物はどうなるのか?それを永遠に安全に管理できる保証はまだ無い。はっきり安全には管理し得ないと分ってからでは遅すぎる。要するに安全と平和に関する限り、温暖化と同じ問題を引き起こしかねないのが原発である。海面上昇とか異常気象が起きないとしても、、。

温暖化を食い止めるために原発というのは余りに安易な方向だと思う。そちらに労力を費やすことは、省エネに真剣に取り組みこと、安全な代替エネルギーを開発することへ全力投球する妨げになりはしないか。狭き門より入れという。安易な道を性急に選ぶべきでない。遠回りが一番近道ということだってある。

地球温暖化を急ぐ声の前に原発反対の声が弱まっているのは、とても残念だと思う。残念なので、これからも一人でもしつこく言い続けようと思っている。(笑) 急がば回れ。
[PR]

by bs2005 | 2007-10-24 11:39 | 異論・曲論  

<< 偽装問題 力のある言葉 >>