長井さんの思い

カメラマン(と最初放送されていたと思いますが、正確にはジャーナリストのようですね)の長井健司さんの死因は胸を打たれたものであると聞いたときから、流れ弾によるものではなく、意図的なものだろうとは思っていましたが、背後から、しかもあんなに至近距離からという映像を見て、改めて怒りを感じます。直接、間接の違いはあれ、形の違いはあれ、民衆の命を虫けらのように扱う人々に対して憤りを覚えます。長井さんも日ごろから覚悟はされていたとはいえ、どんなに無念だったことでしょうか。



長井さんの場合は、撮影していたことも、ああいう攻撃を受けた理由の一つではあるとおもいますが、ミャンマーの民衆があの長井さんと同じ危険に晒されていること、ミャンマーに発言権を持つ中国やロシアがそれぞれ自分の国益への配慮からきちんと対応していないことも腹立たしい思いです。

自国の国益だけを守ること、戦争や紛争を放っておくこと、あるいは軍事力で解決を図ろうとすること、それが結局は自国の利益にならないことを各国の政治家は、とことん理解するべきだと思います。

長井さんは数々の紛争地で取材し、抑圧するものへの怒り、抑圧される人々への同情のすごく深い人だったそうですね。彼の思いが生かされていく道に世界が少しでも歩むことを祈らずにはいられません。長井さんのご冥福をお祈りいたします。

後記:この記事を書いたあとでシバレイさんの長井さんに関する記事を読みました。「何よりも、一人でも多くの日本の人々が現地情勢に関心を持つことが、長井さんの死を無駄にしないことになる。」 本当にその通りだと思います。
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by bs2005 | 2007-09-28 23:38 | TON同盟  

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