私のテロ対策=国際貢献私案

給油に反対することはテロを放置することだという論がまかり通っているようですし、読売新聞などは、給油延長に批判的な外国政府の見解ばかり紹介して、そのムード作りの先鋒をかついでいるようですから、私のようなただのオバサンが私案を出しても無力で空しいですが、そういう勢力に抗して、一応提起することにしました。(汗)



自衛隊がインド洋で給油していた6年、費用は自衛隊隊員の人件費も含めて600億だとか。膨大な金額ですが、それでどれだけの効果が上がったというのでしょう。各国の政府も批判する前に、その問いに答えて欲しいです。また、外国の政府に聞くよりも先ず、その国の国民の声を聞いて欲しいです。

600億があれば、何が出来るかという形を借りて触れて行きたいと思います。

それだけあれば、アフガンの中村医師をアドバイザーなり顧問なりにして、アフガンの灌漑を大規模に繰り広げられたと思います。やり方は中村医師に倣って、現地の人を雇い、現地の人が修理できる形で現地にあるものを使ってやる。

正確には忘れましたが、中村さんが寄付で集めた金額は600億の何十分の1、あるいは百分の1以下だったかもしれません。逆に単純計算すれば、何十倍の農地を得て、今、中村さんの作り上げた農地に戻ってきている難民の何十倍の人が戻ってこられたという計算になります。逆にちゃんとした農地が出来ればケシ栽培は激減して、テロリストへの資金源は激減するでしょう。

そういうことが何を意味するか?一つは灌漑工事に従事する人達への現金収入です。貧困への最も手っ取り早い方法だと思います。また、この現金収入は使って終わるものではありません。灌漑が成功すれば、農業を行うことが出来るということによって、今よりずっと安定した収入と食料を保証します。もう一つは外国で難民として存在していた人々にも帰る場所を作ります。家族一緒のそういう暮らしが可能なときに、自分の命を賭けてまで過激化したテロリストに付いて行く人は激減するでしょう。資金的にも人員的にもテロ集団を弱体化させるでしょう。

最近、民主党のオバマ議員がアメリカが直接攻撃するべきだと言ったアルカイーダが入り込んでいるトライバル・エリアの住民はパシュトゥン部族が大半だということです。中村さんによると、この部族民はとても頑固で誇り高く、彼らの誇りを傷つけたら絶対に心を開かないそうです。そういう部族からも絶大な信頼を勝ち得た中村さん。

彼の方法を使えば、パシュトゥン人の援護も得られるでしょう。反米感情の為にアルカイダと接近してしまった彼らも、中村さんの目指す道の方が良いに決まっています。現に中村さんの灌漑を支えているのは彼らなのですから。パシュトゥン人からアルカイダを切り離し、孤立させることも可能になって来ます。トライバル・エリアから撤退せざるを得なくなるかもしれません。逆に爆撃を強めれば、彼らはアルカイダと密着するばかりでしょう。

こういうことを徹底することによって得られるものはアフガンの人々の自立への道だけではありません。アフガンの人々が今、中村医師に寄せているような信頼を日本は国として獲得するのです。

アフガンだけやっても何になるかという人が居るでしょう。世界中にテロはあるのですから。でも、日本がアフガンの土地で、全く独自の、しかも平和的な方法でアフガンの人々に平和と安定を与えられたとすれば、世界は日本と日本の独自のテロ対策に一目置くでしょう。こういう方法を見習おうとする国も出てくるかもしれない。日本にアドバイスや協力を求めて来る国もあるかもしれない。

他の問題を起している地域の人たち、反米で凝り固まったいる人たちも日本のアプローチには心を開くかもしれません。幸い、中村医師という奇跡のような存在のお蔭で、日本はこのアプローチが取れるのです。これを無駄にしてはならないと思います。

アフガンでこういう実績を上げていくことは、アフガンだけに留まらず、ものすごく大事なことです。

もう一つはとりあえず、600億のごく一部の数億円をガザ地域の医療援助に回します。ハマスだからと人道的援助もしないというのは、全くもって間違ったやり方です。最低、医療はきちんとできるようにしなければいけません。

ハマスの過激性を言いますが、そしてそれは事実だとも思いますが、ハマスが国民に支持されたことを忘れてはいけないと思います。そのことは尊重しないといけないと思うのです。まるっきり、出鱈目なことばかりやっていて、ああいう支持が得られる筈はありません。そこには支持せずにいられない現実があるという事なのですから。

ハマスとは適正な距離を取りつつも、人道的なことは筋を通す、そういう国としてのイメージが浸透すれば、日本に問題の仲介を頼んでくる国も多くなるでしょう。そういうことを通して、日本は世界の平和の為に不可欠な存在になって行くのだと思います。

北朝鮮の水害も同じです。人道的なことにはたとえ大国に逆らってでも一本の筋を通す。そういうことによって、そういう国の国民が拉致されたことへの同情も、日本への尊敬も、もっと世界的に広がって行き、力になるのだと思います。北朝鮮を孤立させる力になるのだと思います。アメリカなどに依存したのがそもそも大間違いです。

以上が文字通りとてもアバウトなものですが、私の私案です。
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by bs2005 | 2007-09-14 09:43 | TON同盟  

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