IAEAの決定

イランの態度に対して、IAEAは譲歩つきながら一応は評価したので、国連の制裁決議は成立が困難になったとか。イランの脅威に対して余りにも無知と批判されるかも知れませんが、私は少しほっとしました。アメリカのタカ派の中では制裁決議をバネに今にも攻撃(核攻撃を含めて)をしそうな論調が強かったからです。



イラクからの撤退を考えているからと言って、アメリカが武力に頼る考え方を変えたわけでは全然ありません。これは根強くある考え方で、民主党大統領候補も、パキスタンのトライバル・エリアへの直接攻撃を提起したり、次回のテロには直ちに報復攻撃をすると胸を張って言っている位ですから。

イラクから撤退するのは、単にその有効性の問題からだけです。有効でないことにアメリカの若者の命をこれ以上失わせたくないというだけなのです。だから、有効と思えば、世界の何処にでも又行くでしょう。今度は核攻撃も出来るイランに対しての攻撃、味方も少なくない国への攻撃、始めたら世界(核?)大戦にも広がりかねません。それだけは思いとどまって欲しいのです。

自国が持っている核を相手が持つことにこんなに強硬な態度はもう取れないと、いい加減自覚するべき時なのですが、一向に気付きません。自分達の国は正義の国だから良いけど、よその国は考え方が違うから駄目というそういう傲慢な考え方自体がテロを生んでいるのだという事に、いい加減気づくべきなのです。

有効性から言ってもそうですが、ましてや北朝鮮にあんなに譲歩してしまった以上、整合性から言っても、もう通用しないということにも自覚がない、、、。余りにも自分勝手な理屈を振り回しています。この自覚の無さは、アメリカの持つ善魔性から来ていると思うのです。自分達は絶対悪くないという、、。

国連の決議が得られなくてもイラクには侵攻してしまったのですから、それがアメリカを思いとどまらせる保証はありませんが、国連決議を無視したツケは身に沁みていると思うので、もう少し慎重にはなるかなと期待してしまいます。

とにかく、アメリカが自分達の世界戦略を根本から考えさない限りは、世界に平和はとても訪れないでしょう。今回、発展途上国がアメリカの暴走を許さない形で自分達の見解をきちんと表明したことには意義があると思います。日本もそうあって欲しいです。アメリカが他の選択肢に眼を向けて行く為にも。

どうしたら世界は不信、敵視、怖れの関係を終わりに出来るのか、、そればかりを考えてしまいます。これも一種の9・11の後遺症でしょうね。(息)
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by bs2005 | 2007-09-14 04:56 | TON同盟  

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