ヒナの追うもの

鳥のヒナは最初に見たものを親と思い込むと言う。そして、その親と思い込んだものを追いかける。鳥でないものを親と思い込んで追いかけている姿は哀れだけど、可愛らしくもある。



日本を見ていると、そのヒナの姿を連想してしまう。アメリカを親と間違えているような。

ヒナなら可愛いとも言えるけれど、国の姿としては頂けない。アメリカを敵視することもないけれど、アメリカにべったり依存した政策は危険だ。アメリカは日本のことを自分の子供なんて思ってないのだから。利用できるときは利用し、利用できないときは見捨てる。自分の言いなりならば放っておくけど、自分の主張をし始めると大事に扱う。

どの国に対してだって、そうやってやって来た国だ。日本だけ例外の訳が無い。例外を強いて挙げれば、ゆかりの深いヨーロッパの国には感情移入が多少あるようだけど、日本にはそんなものもない。例外ではあり得ない。今まではアジア第一の経済国だったから、多少は他のアジア諸国とは違う意味を持っていたかもしれないが、今の他のアジア諸国の台頭の中では、それも終わるだろう。

アメリカを守ることは世界、自由、民主主義を守ることと思っているから、国益は人類の益だと思っている。だから国益の為には容赦ない。親のような優しさ、保護を求めたら大間違いだ。

アメリカの好意をあてにするようなあり方では立ち行かなくなる。日本が自立すること、自立した発想を持つこと、自立した視点で国際社会に関わっていく、そういうことが出来るかどうかが日本の将来を決めてしまう。日本が真に自立したときに初めて、アメリカとも本当のきちんとした関係が結べるのだと思う。

日本があらゆる意味で独自の価値を持つことによって国際社会で独自の存在になること、これだけが日本の生き残りの道だと思う。
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by bs2005 | 2007-09-07 01:52 | 異論・曲論  

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