何が問題になっているのかも分からない人々

従軍慰安婦弾劾決議がアメリカ議会で圧倒的多数で可決された。

安部さんが「官憲が押し入って無理やり連れてきたわけではない。」と述べたり、議員有志が、「軍が直接関与した証拠はない」という声明文を出した時から、こうなるのは分かっていた。この二つの発言が、より多くのアメリカの議員の反発を買い、弾劾賛成に動かしたという。無理も無いことだ。



そもそも何が問題になっているか分かっていないから、こんな発言が出る。過去に正式に謝罪したなどと言っても、その内容を自分でちゃらにしてしまう発言だということさえ分かっていない。それを分かってさえいない以上、本当の責任も分かっていないと判断され、弾劾されるのは当たり前過ぎる。

同じことが沖縄集団自決問題でも見られる。「軍の正式命令は出ていない。」「ある指揮官が自分はやっていないし、そんな兵は回りでもいなかったという主張が認められ、勝訴した。」そういうことで沖縄集団自決の問題を葬り去ることが出来ると思っているこの感覚。

何が問題になっているのか、全く分かっていない!!そういうレベルの論を持ち出す思想レベルの低さ、日本の指導者のレベルの低さは、ただ暗澹としてしまう。論のレベルの差さえ分からぬ愚かさ。今回可決に至った理由も分からずに驚いている情けなさ。こんな言い分が国際的な場で通用すると思っている国際感覚の無さ。

従軍慰安婦問題、沖縄集団自決の強要、この過去の問題に負けない位、今のこの開き直りが恥ずかしい。何が問題になっているのかも分からず、抜け抜けとこういうことを言う感覚が恥ずかしい。過去の問題をきちんと思想的に反省できないことが恥ずかしい。
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by bs2005 | 2007-06-27 07:23 | TON同盟  

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