誇りに思う日本人ー山本敏晴さん

昨日のつながるテレビ@ヒューマンのゲストに出て来た山本敏晴さん、今までも何度かテレビで取り上げられているようだが、私にとっては初めてだったので興味を持って、少し調べてみた。



山本さんは医師であり写真家でもある。12歳の時、南アフリカ共和国の人種差別問題を目の当たりにして以来、70カ国以上に及ぶ国々を訪問、40カ国以上でプロジェクトを持ち、様々な国際協力団体に所属し、活動。

2003年、「世界共通の教科書を作る会」を創設。2004 年団体名を「宇宙船地球号Earth the Spaceship(ETS)」に変更。
「本当に意味のある国際協力」を常に求め続け自ら最前線でそれを実行している。

テレビで紹介していたのは、彼の活動の一つ、『あなたのたいせつなものはなんですか?ーカンボジアより』という本にもなっている活動で、世界各国で、子供たちに自分のたいせつなものを絵に描いてもらう。その子の家まで行き、家庭環境を見るということまでする。そうして、その子がその絵を抱いた姿を写真にするというものだった。

世界中でそれを行っていて、子供達は色々なものを挙げる。国によっても、色々異なってくる。家、緑、道路、戦争を無くすこと、というような事から、思わず微笑んでしまうようなものを挙げる子も居る。日本では、男の子は「ゲーム」、女の子は自分の気に入りの縫いぐるみを挙げるのが一番多いそうだ。

フィリピンのスラム街に住む一人の女の子は「愛」を挙げた。カンボジアのある10歳の少女は「私は人身売買と売春が嫌いです」と言いながら、男性の後を付いて行く女の子と、その光景を家の前から見ている女性の姿の絵を描いた。

彼のブログにも、その活動の記事が載っていた。その中で特に印象に残ったのは、子供達に描かせた絵には名前を書かせないようにして、自分以外の子の絵を自宅に持って帰らせる。その理由を子供達に向かってこのように語っていたことだった。
なんでかというとねー、
世界には、様々な人たちがいて、
それぞれ、みんな、違うものを大切だと
思っているんです。
あなたの大切なものも、大切ですが、
他の人の大切なものも、
同じくらい大切かもしれません。

もしも、世界中にいる人すべてが
自分だけじゃなく、他の人の大切なものも
大切だと思えるようになった時、
世界が平和になるかもしれません。
戦争も、なくなるかもしれません。

ですから、お願いがあります。
今日、持って帰ってもらう、誰か他の人の
「大切なもの」の絵をできれば、
自分のお部屋のどこかに貼って下さい。
ときどき、見る場所に貼って下さい。
トイレでも いいですよー(笑)

そして、ときどき、その絵を眺めながら
世界にいる様々な人のことを思い浮かべて
自分と違う考えを持っている人は
今、何をしているかなー、
どんなことを考えているかなー、
というようなことを考えてみて下さい。

もしかすると、世界の幸せは、
そこから始まるかもしれません。

だって、あなたの絵をもらった人も、きっと今、
あなたのことを考えてくれているでしょうから。


彼は別の機会にこうも言っている。
あなたのたいせつなものはなんですか?
あなたの目の前にいる人の大切なものはなんですか?
あなたの嫌いな人の大切なものはなんですか?

そのすべてを大切だと思ってください。

もしも世界中の人がそれを見せっこすることができたら、
少しだけ世界中の人が幸せに近づくかもしれません。

山本さんは、全国の小中学校生徒・教諭および学校関係者、PTA (対象学年:小学生4年、5年、6年、中学生全学年)に向けてのセミナーも行っているそうだ。詳しくはこちらの記事を。

山本さんの一つ一つの活動が、「本当に意味のある」国際貢献だと思う。彼のような気持ちを全ての日本人が持つことが、日本を守る、即ち地球の未来を守る道だろうとも。

追記:北朝鮮の核に関する記事は、私のものより、当然ながらずっと詳細に理論的に、軍事強化で日本を守れないことを提示して興味深いものです。ジョン・レノンのイマジンに触れた彼の現実を見据えた視点もすごく魅力を感じます。彼のブログは凄く読み応えあります。
[PR]

by bs2005 | 2007-01-28 08:06 | TON同盟  

<< 0.000000001はゼロじゃない 「意味のない無理をしない」 >>