その国を美しくするものー3

『国家の品格』で紹介されていた大正末期から昭和の初めにかけて駐日フランス大使を務めた詩人 ポール・クローデル氏の言葉、『日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でどうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、それは日本人だ。』を読んだとき、年とともに日に日に涙もろくなりつつある私は涙ぐむ思いだった。



自国のフランス人をではなく、日本人を挙げずにいられなかったほど、クローデル氏を感動させたかつての日本人の高貴さに誇りと感動を禁じ得なかったし、それがたかだか1世紀弱の時間で、見えなくなってしまった悲しさも禁じえなかった。

日本人は他国の人をして、こんな最上級の賛辞を口にさせてしまう程の国民であったという自覚と誇りを、もう一度子供達に呼び起こすことが出来れば、そもそも高貴さの対極にある卑劣、下賎な苛めなどというものは起きていないのではないだろうか。

今、教育の現場は苛めという問題を抱え、それを押さえ込もうという管理の面が強くなりつつある。体罰が禁じられてきたけれど体罰の定義をもう一度改めよう、などという馬鹿げた提言もされているという。

子供達が苛めという問題で、私たち大人に伝えているものは、日本人が高貴さを失ってしまったことへの警鐘だと思う。今必要なのは、こういう民族であったことへの誇りとその高貴さの復活であると思う。
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by bs2005 | 2007-01-20 07:28 | TON同盟  

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