マスコミ・政治家のするべきこと

少子化問題がここ十年程だろうか注目を浴びている。しかし、その「少子化」という言葉を初めて使って世に提起し、警鐘を鳴らし出したのは、ある人が30年以上も前に始めている。直接その人を知っているし、色々な場で訴えてきた文献も見て来ているので、これは事実としてはっきり言える。その人は年金関係の専門家だったから、将来の年金が立ち行かなくなるという点からも非常に心配していた。



その頃から、政治家が真剣にこの問題を考えて来ていたら、どう考えたって、今のようなひどいことにはなっていない。その頃からマスコミが繰り返し取り上げ、その解決策を探る提起をしていたら、今頃になって解決策を考えなくても済んだ筈だ。

今、散々話題になり、問題になっているようなことは既に30年以上も前に予測され、警告されてきたことなのだ。少子化はたまたま私の直接知る範囲のことだからこう書けるけれど、世の中にはこういうことが沢山、沢山、嫌になる程あるのだと思う。

夕張市の問題、地方の問題、マスコミに大きく取り上げられるようになってからだって大分経つ。心ある人はそのずっと前の芽の段階から問題を提起し、根を張る前にと警鐘を鳴らして来たはずだ。そういう声がかき消され無視される。マスコミも、せいぜい紙面の片隅で取り上げる位で、大きい問題になるまで知らん顔している。大きくなって根を張ってからでは遅すぎる。

少子化問題、その他の問題で政治、マスコミは、自分達の示してきた根本的態度への反省をしなければ、明日の日本は今の問題を解決できないのみならず、更に新しい問題を抱えて行くことになるだろう。大きくなる前に問題を把握し、長期的展望を見据え、解決策を提起して行く。それが彼らの責務だと思う。

大きくなってから騒ぐのは、ど素人にだって出来ることだ。自分達の使命感があまりにも薄い。こういう状況ではネットを武器に、私達一般の人はもっと声を上げて行かざるを得ないのだろう。全く自分の仕事をちゃんとしてもらいたいものである。そしてオバサンには呑気にグータラさせてもらいたい。
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by bs2005 | 2006-12-22 01:06 | 異論・曲論  

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