ニューヨークのサリバン先生

ニューヨークの大学で平和学を教えながら、あるNGOの活動で高校を回り生達達に核軍縮を教えているサリバン先生。五感に刻み込む分りやすい授業を行い、情熱と愛に溢れた素敵な女性だった。(NHK『ニューヨーク街物語』より)





軍縮研究の進んでいるイギリスに留学して、そこで平和学を専攻したのだという。その後、広島や長崎を訪問して、核軍縮を自分の使命と感じるようになったのだそうだ。

その広島で、その長崎で、その日本で、平和学という学問があるのだろうか。学科があるのだろうか。軍縮の研究をしている大学があるのだろうか。

ものを知らない私がたまたま知らないだけかもしれないが、あったとしてもそんな知る人ぞ知るというような地味な形ではなく、日本は軍縮研究、平和学の最高の学問レベルを持つ国として鮮やかに存在してくるべきだったのではないか。

彼女は今、国連でもそのバックグラウンドを生かして核軍縮の必要性を各国に伝える役目を持ち、国連のホームページにその文を書く仕事を担っているのだという。アメリカで5本の指に入るドキュメンタリー映画監督と共同で原爆のドキュメンタリー映画を作り、近々ニューヨークで放映するのだそうだ。

日本は、そういう人材を国連に沢山送る資料・経験・能力を持っていた筈だ。イギリスにあって日本で聞いたこともない平和学。学としての論理を構築して来なかったツケを、日本の核武装という形で支払うことだけは避けなければならない。
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by bs2005 | 2006-11-04 01:17 | TON同盟  

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