相撲の礼

礼儀知らずの私が言うのも何だけど、(汗、汗)、日本の文化で礼はとても大事な部分で誇りにすべき部分だと思う。最近、日本を訪れるアメリカ人から、「日本人は礼儀正しい国民と思っていたのに、、」と言われる度に、とても残念で悲しい思いをする。



どの文化でも、礼は大事なものだと思う。日本人だけが礼儀正しかったと言うつもりはない。中国等の格闘技も礼儀を重んじているようだし、フェンシングなども礼儀正しいと思うけど、肉体をぶつけ合うものの中では野獣のようなものが多い。その中で相撲はあれだけ激しく肉体をぶつけ合うのに礼儀を守れるのは凄い。終わった時の態度は清々しい。

よその国では格闘技と位置づけられるものが、そもそも日本では格闘技ではなく道として存在する。アメリカなどではそもそも格闘技ではないものまでも皆格闘技になってしまう。アメフト、バスケ、野球等、、格闘になるのを観客は待っているかのようだ。それに比べて、この抑制は日本人の凄さだといつも誇りに思ってきた。

だから今回の露鵬事件はとても残念に思う。露鵬は暴力を第三者に振るったのだから言外だけど、千代大海の態度も頂けない。彼は外人力士に見本を示すべき存在の筈だ。ああいうことをしないけじめがあるのが相撲の素晴らしさなのだ。もう一度相撲の日本文化としての価値を力士自体が振り返ってもらいたいし、相撲の礼は守り続けて欲しい。真にナショナルなものが、真にインターナショナルであることを何よりも雄弁に語っているのが相撲なのだから。
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by bs2005 | 2006-07-17 01:30 | 異論・曲論  

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