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雨の日には雨の日なりの楽しみを

人生に於いても、晴の日は勿論ですが、雨の日は雨の日なりに楽しむ柔軟性を持っていたいものですね。

「雨の日にお勧めの京都」-これも日経の記事の中でそそられたものです。(笑)




雨の日ならではという発想が素敵だなと思いました。確かに京都は雨の日でも、雨の日ならではのしっとりと素敵な場所が沢山ありそうですね。京都だけではないでしょうけど。

1 詩仙堂(左京区)・・江戸初期の文人、石川丈山が造った唐様の庭園がある。寺というより、静かな山荘のたたずまい。雨に濡れずに広間から山水画のような景色が楽しめる。四季、花が絶えず、庭園内の滝、竹筒の雨どいから落ちるしずく、ときおりししおどしの「こん!」という音に耳を傾けると心穏やかになる。

2 高桐院(北区)・・大徳寺の塔頭。庭園を見ながら抹茶も味わえる。明智光秀の娘、細川ガラシャの墓がある。石畳の参堂の苔、楓、竹は四季で表情を変え幻想的。庭園一面の苔と楓が美しい。

3 石塀小路(東山区)・・高台寺通りと下河原通りの間の小道。両側の石垣が石塀のように見えることから名付けられた。200mほどの狭い路地で写真撮影によく使われる。京都のしっとりというイメージに一番適している石畳。

4 天龍寺(右京区)・・池の周りを回遊する方式の庭園は、背後の山を借景にし、建物から見ると一幅の絵の風情。世界遺産。

5 祇園新橋・巽橋(東山区)・・花町、祇園の中心を流れる白川にかかる二つの橋。周辺は石畳の道で御茶屋がずらりと並んでいる。木製の欄干と石畳、柳並木が情緒を増し、川面にあたる雨の波紋が印象的。舞妓さんが番傘をさして御茶屋に向かう姿には何とも居えない雰囲気がある。

  三千院(左京区)・・一面の苔で知られる閑静なお寺。楓や杉木立に降りかかる雨音が一層静けさを深める。

7 南禅寺(左京区)・・重要文化財の三門の上から見ると雨に煙る東山は水墨画の趣。疎水を通すアーチ状の水路閣は独特の景観。

8 糺の森(左京区)・・下鴨神社南側の太古の森。ケヤキや椋など樹齢200年から600年の樹木が生い茂る。世界遺産。森が雨に洗われるとき、みどりのにおいも濃厚になる。これが雨の匂いかという感じ。

8 二年坂・産寧坂(東山区)・・清水寺と高台寺を結ぶ石畳の坂道。修学旅行生が多く、色とりどりの花が咲く。雨で石畳が映えて京都の風情を強く感じる。

10 祇王寺(右京区)・・苔に包まれた庭園に萱ぶきの本堂がたたずむ。

11 青蓮院(東山区)・・建物内を歩きながらでも様々な庭が楽しめる構造。

12 白沙村荘(左京区)・・日本画家、橋本関雪の邸宅。庭に茶室や画室を配す。個人宅を訪ねるような親しみやすい雰囲気。敷地内の京懐石はレストランで料理を楽しみながら雨に濡れる庭を眺められる。


番外
 ★社家の道(北区) 上加茂神社神官の土塀の邸宅が明神川沿いに並ぶ
 ★駒井家住宅(左京区) 米建築家ボーリズによる洋風邸宅 
 ★無りん庵(左京区) 明治時代の元勲・山形有朋の別邸
 ★がんこ高瀬川二条苑(中京区) 山形有朋の別邸、現在はがんこ寿司の支店。園内に高瀬川が流れる庭を見ながら食事できる
 ★大河内山荘(右京区) 大河内伝次郎が作った別荘
 


   日経 2006-5-27

by bs2005 | 2006-07-05 02:56 | お目を拝借  

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