同じ言葉でも違う世界

言葉には力がある。ひとことで、目から鱗が落ちるような思いをさせられたり、勇気づけられたり、、。

だけど同時に言葉はひどく無力でもある。自分が思ったように相手に伝わるかと言えば、そうでないことの方が多い。全然違うように受け取られることもある。でも、これは無理のないことだ。人は生きてきた環境も背景も歴史も違う。その中で、言葉は独自の意味や思い入れを持つ。



自分の言葉が少しも伝わらない時に絶望するのではなく、それは仕方のないことで当り前のことだと思って、その前提で、それでもやはり伝えていこうとする努力が大事だろう。

そして、自分も同じように相手の言葉を正しく受け取めていないかもしれない、自分の言葉の世界の殻の中で受け止めてしまっているのかもしれないと問い直す謙虚さを忘れないことが、とても大事だろう。性急に決め付けずに、相手の立場に立って、もう一度、相手の言葉を受け止め直してみる余裕はいつも持っていたい。
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by bs2005 | 2006-04-08 17:08 | 異論・曲論  

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