映像文化の伝えるもの

日本で冬ソナが話題になっている頃は、自分達がはまるとは夢にも思っていなかったけど、テレビジャパンで放送されると、あっさり夫婦ではまってしまった。

その次に『チャングムの誓い』が54回で放送される、宮廷の女料理人の話だという予告があった。ぎぇっ、54回?!しかも料理人の話で、そんなに話が持つの?と思った。オットットと二人で、パス!と決めていた。

それが暇つぶしに一回目を見て、その面白さで、不覚にも又夫婦ではまっている。宮廷で料理を扱う女官を描いているのだが、陰謀やアクションもある。掟が厳しく、それを破ると永久に宮廷を追放される、、筈なのだが、毎回のように追放と宣告され、毎回のように戻ってくる。

要するに大衆向きによく出来た娯楽作品なのだが、韓国の文化、風習、感情の交流などを見ていると、嫌でも韓国や韓国の人への親しみが湧いてくる。向こうはどう思っているかに関わりなく、仲良くやっていけるような錯覚に陥る。

でも、錯覚でも大事な錯覚だと思う。こうやって、それぞれの国、文化の中で生きて、泣き、笑い、怒り、悲しむ姿を見て行くことは、お互いの距離を縮めて行くように思う。

違う文化を持った国の間で、もっともっとこういう交流はあるべきだと思う。どこかの国と国が争いそうになったら、お互いの国で、一週間なり10日間なり、こういう庶民の楽しむ映像文化を、集中的にお互いに披露しあったら、少し、険悪なものも収まるのではないかという気すらしてくる。

違いを理解すると同時に、普遍的な人間としての共通の思いを確認して行く事に果たす、映像文化の力というのは凄く大きいと、続けて韓国のドラマを二つ見て痛感している。映像文化に関わっている人達の健闘を祈りたい。
[PR]

by bs2005 | 2005-08-15 00:38 | 異論・曲論  

<< 敗戦記念日に寄せて 「土地が神聖なのではない。人の... >>