賛成派の一部の情けなさとマスコミの犯罪性

民営賛成票を投じた議員の一部も、「反対派を公認しない、選挙区には別の候補者を出す」という事について、懸念や異議を表明し始めているという。

何と情けない政治家達だろう。党として公約した事を、まともな論なしに廃案に追い込んだ人間を党が公認するとしたら、一体、どんな論理がありえようか?反対論者しかその選挙区に居なければ、国民の意をくみ取る為に賛成の意見の候補者を立てるのも、全く当然のことだ。こういう事をきちんとやって来なかったから、むしろ自民党は支持を失ってきたのである。

地元の自民党組織ががたがたになるという。或いは新党を結成されては、与党の位置を保てないという。何を今さら言っているのだろう。今さら、あこぎだの何だのという反対議員と同じく、賛成議員がいかに腹を据えていなかったか丸出しである。

初めから、小泉さんは「自民党をぶっつぶす」覚悟でやって来ているのだという事を、反対派も賛成派も余程なめていたとしか思えない。情けない限りだ。

国がどうなるかというレベルの問題を今問われている。自民党がどうなろうと、そんな事ははっきり言って問題ではない。自民党が残って、国が滅びたらどうするつもりなのだ?!狭い視野からまともな論理もなしに反対に回った議員を温存するような自民党なら、ぶっつぶした方が余程、国の為である。それでつぶれるような党なら、そもそも存在意義がない。

そういう事が今、問われているのだという事が賛成議員ですら分かっていない。国より自民党、あるいは自分の党(民主党、社民党、共産党)や自分の選挙基盤の方が大事な議員ばかり。この国の政治家のレベルの低さは目を覆うばかりだ。

そうして、そういうレベルと全く歩調をあわせている日本のマスコミのレベル。感情論をそのまま流通させるのみならず、毎日新聞に至っては、『解散ネーミング:3識者は「変人、イジイジ、だだっ子…」』 (毎日新聞 2005年8月8日)などという情けない記事を書いて、むしろ積極的に、この非論理、破廉恥の後押しをしていると言う。開いた口がふさがらないとはこの事だ。

「日本の常識、世界の非常識」というのをつくづく感じる。客観的に見て今は、小泉さんの言っていることの方がはるかに論理としての整合性を持っている。他のは論理以前、あるいはヒステリックな感情論だ。

そういう問題を明らかにする事をサボタージュして、言論機関としてまともに機能していない事だけでも、マスコミは既に充分に犯罪的だが、そういうもののお先棒をかつぐ事の害は計り知れないと思う。先の戦争をかついだ体質はあまり変わっていないのではないかとさえ憂うる。

唯一の救いは、この解散の後、むしろ小泉さんの支持率は上がっているということだ。国民は、こんな下らない政治家より、また犯罪的なマスコミより、はるかに聡明であるという事を、選挙の結果で、是非証明してもらい、国民をここまでなめている彼等に突きつけてもらいたいと切に祈っている。

こういう情けない論理、感情論を後押しする犯罪的なマスコミに、いま、太刀打ちして行くにはブログの力を結集させる事だと思う。一つ一つの力は小さくても、この非論理性、ひいては犯罪性を訴えて行く事だ。
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by bs2005 | 2005-08-13 23:20 | 異論・曲論  

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