ムーディーズが日本国債を格下げ 「首相交代が頻繁」

「日本の政治文化」でも「首相がくるくる変わる国の行く着く先」でも、警告を出し続けてきたことが、ついに目に見える形で出てしまいました。これでますます日本の国力は大きく衰弱するでしょう。

一度、首相を選んだら、どんな無能な首相であろうと、選んだ人間、あるいは選ぶことを防げなかった人間は、その選択に責任を追わなければなりません。安易に、就任した途端にひきずりおろすような政治文化は、国際的には通用しないことを思い知って欲しいです。古賀さんが言われているように、くるくる変えることで利益を得るのは、自分達の思うように省を動かしたい守旧派の官僚だけです。

そして無能な首相は、長期にわたって針のむしろに座り続ける覚悟を持ってください。それが国際社会の中での責任です。一国のトップを選ぶということは、選ばれた側にも選んだ側にも責任が生じるのです。どちらも中身は違いますが、針のむしろに座り続けなければならないのです。

無能な首相にとことん付き合わなければならないというのは、日本人の常識からは理解しにくいかもしれませんが、民主的な手続きで選ばれた場合は、それが国際社会の常識です。無能なら、くるくる変えてよいというような日本の常識は、世界の非常識なのです。日本の常識は世界には通用しないのです。

オバマが無能とはいいませんが、彼も最初の一年の蜜月期間(アメリカでは新しい大統領の最初の一年は手厳しい批判はしないことになっています。温かく見守ってやろうという大人の文化があるのです)は元気でしたが、最近はすっかり髪の毛に白いものが目立つようになってしまいました。トップに立つことも立たせることも辛いことなのです。どちらも、その責任を安易に放棄することは許されません。

安部さんや鳩山さんのように、針のむしろに座り切る根性もなく、逃げ出しておいてから、えらそうに首相批判をするなんて、国際的にはものすごく恥ずかしいことだと思い知ってもらいたいものです。

今度のこのことを機会に、日本人もいいかげんにこの国際感覚を身に着けて欲しいものです。

首相がくるくる変わることが、どれだけ深刻なマイナスか、今度の代表戦で誰が選ばれるか分かりませんが、深く理解し長期政権を目指して欲しいと切に思います。今度こそ、選ぶ側も、選ばれることを阻止できなかった側も、それだけの重大な覚悟を持って欲しいものです。それが民主主義の覚悟と責任ですから。

古賀さんが言われるように、国際感覚を持たない、世界の変革についていけない国民の国は凋落する他ないのです。
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by bs2005 | 2011-08-24 09:59 | 異論・曲論  

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