「神隠しされた街」

17年前に事故を予言した詩、南相馬市原町在住の詩人によるものです。今は彼も避難先に居るそうです。

by 若松丈太郎

四万五千人の人びとが二時間の間に消えた

サッカーゲームが終わって競技場から立ち去ったのではない

人びとの暮らしがひとつの都市からそっくり消えたのだ

(中略)

半径三十kmゾーンといえば

東京電力福島原子力発電所を中心に据えると

双葉町 大熊町 富岡町

(中略)

そして私の住む原町市がふくまれる

こちらもあわせて約十五万人

私たちが消えるべき先はどこか

私たちはどこに姿を消せばいいのか

(中略)

街路樹の葉が風に身をゆだねいている

それなのに

人声のしない都市

人の歩いていない都市

(中略)

私たちの神隠しはきょうかもしれない

うしろで子どもたちの声がした気がする

ふりむいてもだれもいない

なにかが背筋をぞくっと襲う

広場にひとり立ちつくす



今の福島原発周辺の光景はまさにこのままです。こういう色々な形で、原発の問題は語られてきたのです。それこそ決して少なくはない有名な人々と無力の我がTON同盟を含む無数の無名の人々によって、、、。

でも、そういう声は無関心によってかき消されてきました。でも、今度の福島事故、これが起きた後はそういう無関心も無知も許されません。

安全な原発を、などと今だに言う人々、妄想は勝手ですが、120%安全な原発を実際に実現してから、そしてその安全を120%絶対に守れる体制(勿論テロ攻撃からも)を作ってから、そして放射性廃棄物を安全に完全に120%処理できる方法を人類が発見してから、この全てが完成してから原発は始めて下さい。それも出来ない内に、どころか見込みも立たない内に、妄想で人を動かそうとするのはやめてください。

あなたの神隠しは明日かもしれない。あなたはそんなことを言っていた張本人なのだから自業自得としても、あなたの大事な家族、子孫がそんな目に遭っても、あなたは平気なのですか。

追記: 

  HOOPさんがTBしてくださった記事に略してない全文とより詳しいことが載っていますので、是非ご覧下さい。事故後の今、全文の迫力は凄まじいものがあります。HOOPさん、有難うございました♪
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by bs2005 | 2011-08-17 00:24 | TON同盟  

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