再び、ロンドンで、

今日の日本のニュースは、古いニュースをまたやっているのかと、しばらく戸惑ってしまった。ロンドンで、又、、。2週間しか間が開かずに、、。

個体をいくら殺しても、思いが残る限り、その考えや憎悪が残る限り、同じことの繰り返しは避けられない。必ず、その思い、憎悪を受け継ぐ新しい世代は出てくるのだから。

思いをなくしていくのは、理解の道しかない。その思いを持った人間をいくら殺しても、返ってくるのは、もっと深い憎悪だけ。何故そうなるか、それを考えて行くより他にない。気の遠くなるような遠い道でも。

短期的に、秩序を戻す為に他の手段も駆使しなければならないとしても、王道はお互いの違いを理解し、受け入れる道を探すことにしかない。主要に追求されるべき道はそこにしかない。そこを疎かにして、何をしても、結局は堂々巡り。歴史は繰り返されるばかり。

王道はお互いを理解する事、違う立場をおもいやれる事、そういう愛の思想を求めて行くことだけ。憎悪を無くす思想を見つけて行くより他はない。命がけで、全存在を賭けて、そういう思想を見い出して行く事しか道はない。どのような違いがあろうとも、人類共存の思想を構築して行くより他ない。

どんなに甘っちょろい理想論に見えても、それしかない。本当の愛はそもそも甘っちょろいものでも、薄っぺらい理想でもない。もっと厳しく、もっと深く、もっと辛く、もっと哀しく、そして、もっと強力なものだ。そして、それしか平穏へたどり着ける道はない。

憎悪の思想に勝てるのは、愛の思想だけだ。人類共存の思想だけだ。個体は滅びても、思想は思想によってしか乗り越えられない。思想が個体を滅ぼすことによって滅びると思う方が、はるかに甘っちょろいのだ。はるかに非現実的な発想なのだ。

武器ではなく、思想なのだ。今、必要なのは、、。人類共存の思想なのだ。思想家は一体、何をしているのだろう。

こういうことを双方が徹底的に理解するまでに、どれだけの人々が、自分の大事な人を失わなければならないのか、、。どれだけの涙が流されなければならないのか。人類にはそういう叡智は永遠にやって来ないのだろうか。
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by bs2005 | 2005-07-22 09:00 | 異論・曲論  

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