「生きることだけ考えた」
2009年 11月 01日
人間がギリギリのところまで追い詰められたときの心境と比べて、今の自分は何と余計なことを色々と考えているか反省させられました。
助かった三人は、当初、自分達の選択で船に残ったのでなく冷蔵庫の扉が倒れて、先に出た人達のように出られなくなったからで、その時は逃げ遅れたという感じだったということ、船から出た人たちに「頑張れ!」と外から励まされたこと、その後出られるようになったときに出ようとした人を後の二人が止めてくれたこと、、等々も、つくづく運命というようなものを感じさせられました。
亡くなられた方、未だに行方不明な方々のご家族には、心からご同情申し上げると同時に、船に乗るのが怖くなったと言われていた方々が、今後どのような人生の選択をされても、生きていて良かったと心から思える人生を送れますことをお祈りするばかりです。
by bs2005 | 2009-11-01 01:08 | 忙中閑の果実