鳩山政権の国際社会における記念すべき初仕事になるか?

政権交代が現実のものとなって不安と期待の中、インド洋給油を見直すという鳩山政権の姿勢に早速アメリカはけん制を入れてきた。アフガニスタンの治安、テロの脅威との闘いに日本にも国際的貢献の責任があると。まるで給油をしなければそれを果たせないかのように。アメリカのアフガン政策がこの8年殆ど効果も挙げてきていないことの検討はまるでなく、、、。日本は日本のやり方でアメリカよりはるかに効果を挙げてきていたことにも目も向けず、、。

でも、ここまではいつものことだった。今までと違ったのは今回言われっぱなし、ご説ごもっともという態度ではなかったこと。それはインド洋給油「日本が判断」 駐米大使、米国防総省に反論というニュースだった。私の知る限り、今までこんなに迅速に明快に堂々とアメリカに対して駐米大使が日本の主体性を主張した記憶がない。政権交代の効果が早くも表れたようで嬉しく思った。

それに引き続き、核なき世界」へ決意表明=対北・イラン決議の順守要求-安保理首脳会合の米議長案というニュースに接した。ちょうどその頃、新総理となる鳩山氏は訪米するという。絶好のタイミング、この機会を逃してはならない。

この機会に、唯一の核爆弾を落とした国が発言するのなら、日本も世界で唯一核の恐ろしさを真に肌身で知る国の代表として改めて国連で発言の場を要請してもらいたい。そして世界の代表に改めて核の恐ろしさを詳細に伝えて、他の国がいかに本当にはその恐ろしさを分かっていないかを訴えて欲しい。その真の恐ろしさを少しでも理解するために、世界のリーダーに原爆史料記念館に直接来ることを決議案に盛り込む位のことを要請して欲しい。

そもそも生物兵器を禁止することに合意できるならば、それよりも脅威である核兵器を禁止しない矛盾を堂々と指摘して欲しい。核の抑止力などというなら、生物兵器の抑止力という発想が許されてしまうではないかという矛盾も。

そして、核抜き世界を本気で求めるならば、安保常任理事国に世界で唯一その脅威を真に知る国を常任理事国にするべきであることを訴えて欲しい。政権移譲後の国際社会での初仕事、是非とも、これ位のことはやって堂々と日本の主体性、存在感の発揮をしてもらいたいものである。そして同時に、日本の新総理はこれまでの総理とは違うのだということを鮮烈にアピールして欲しい。

私自身こう書きながら、アメリカに堂々とものを言っていくことに怖れを感じないわけではないけれど、誓ってもいい。アメリカは日本が堂々とものを言えば言うだけ、今までより敬意を持った対応をしてくる筈だ。今までアメリカはいつもそういう国だったのだから。だからけん制は激しくなってくるだろうけど、恐れず怯まずに頑張って欲しい。国際社会での発言力というのは、きちんと発言して行くことによって強まって行くもので、国力や武力で優位に立つのを待っていては永遠にその機会は訪れないのだから。
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by bs2005 | 2009-09-12 23:56 | TON同盟  

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