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# by bs2005 | 2012-12-31 23:24 | メッセージ  

暗闇の中から見えてくるもの

暗闇に慣れなければいけません。暗闇の中では最初は何も見えません。でも暗闇に目が慣れれば、道は必ず見えてくるのです。

ドラクロワ 12月16日放送で紹介されていた韓国・京仁女子大学のイ・エラン教授は北朝鮮出身。上記はその彼女の言葉です。

14年前のこと。その数年前に父親が体制批判の文を書いたことが官憲に知られ、自分にも危険が及ぶのは避けられない、脱北しか生まれたばかりの息子を守ることは出来ないと判断した彼女は、決死の脱北を覚悟します。熱烈な愛国者の夫には相談できず、夜中に生後4ヶ月の子を背負って、そっと家を出るというたった一人での決断でした。

真夜中に国境の川の流れに足を取られながら、一人息子を背負って進みますが、生後間もない赤ん坊、いつ泣き出してもおかしくありません。泣き出したら、国境警備の兵士に見つかって殺されるという恐怖の中で、赤ちゃんは不思議なことに首まで浸かる冷たい水の中でも、すやすやと熟睡して泣き出すことはありませんでした。

それが奇跡のように思えた彼女、「この子は、生きる運命だ」と確信して、それを支えに必死の思いで渡り切りました。それから、三ヵ月後にやっとたどり着いた韓国でしたが、待っていたのは夢に描いた生活とはかけ離れた差別に苦しむ生活でした。訛りですぐに北出身と分かってしまい、脱北者ということで仕事ももらえませんでした。脱北者に対しての様々な偏見がありました。

やっともらえたトイレ掃除の仕事を一日12時間強、睡眠は2時間だけで、その上新聞配達もという苛酷な生活をしても、ほんの少ししか収入は得られず痩せ細っていく息子。そんな中でも必死に頑張って見つかった保険のセールスから道を切り開き、そのコミュニケーション能力を見込まれ、大学教授への道を勧められ、働きながら大学に通い、ついには大学教授になりました。

現在は脱北者の支援活動を行い、昨年、米国国務省主催の「勇気ある国際女性賞」を受賞し、時の人になったという彼女の言葉は、とても力強いものだと思いました。

原発事故のおかげで遅々として進まない復興、政治のていたらく、経済の低迷、あれだけの事故にあいながら、一向に脱原発の足がかりすら出来ていない、、等々、一向に希望が見えてこない日本は、遠くから見ていると、暗闇の中に居るように見え、ただただ辛い思いになります。

被災地の人々もその行く末を思うとき、暗闇に突き落とされるような思いの方が少なくないのではと思うと心が痛みます。そんな中で出会った彼女の言葉です。

今、私達はこの暗闇を受け入れ、しっかりと見据え、目をこらし、その中から見えてくるものによってしか、真に救われることはないのかもしれません。

暗闇の向こうに祈りをこめつつ、、、。皆様、よいお年をお迎えください。
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# by bs2005 | 2011-12-31 08:23  

「風評被害」という言葉による風評被害

子供を放射能から守ろうとする人々の必死な思いに対して、マスコミを先頭に盛んに「風評被害」という言葉が使われる。

被災地の食料を食べることがあたかも被災地を守るかのような論調で、それを避けることがまるで被災地の人々への同情が足りないことのように、キャンペーンが張られる。

放射能で汚染された食料を食べることが被災地を助けることではない。そういうものを東電と政府が買い上げて、被災地の農家を支えること、それが正しいあり方だ。農地の除染、保証、それが政府のやるべきことであり、マスコミが強く求めるべきことである。こんなキャンペーンの片棒をかつぐことではあってはならない。

風評被害というのは、根拠のないことを元にした被害だ。人々が被災地の食料を避けるのは根拠の無いことではない。そもそも、国が決めた暫定基準というのが信じられない程、高く緩いものであることは、諸外国の多くの専門家が色々の場で指摘している。

EUでは乳幼児の基準がある。日本ではそれすら無い。そして暫定基準というのが、そもそもめちゃくちゃに高い。昨日もベルラーシの専門家がそういう発言をしている。日本同様、チェルノブイリの被害を受けた地域で設定されている基準と比べてもべらぼうに高い。日本の暫定基準値というのは、子供を守ることを全く考慮に入れていない国際的には愕然とされる高さの犯罪的基準である。

その基準で合格したから安全というのが、そもそも全く根拠が無い。正当な不安を元にして、子供を守ろうとしている人々を「風評被害」という言葉でひっくるめて、基準値そのものを一向に見直そうとしない政府、マスコミこそが、風評被害という言葉で、親たちの不安を根拠のない不当なものに仕上げる風評を広げている元凶に他ならない。最近は暫定基準値以下である=安全であるような風評も盛んに発信している。

政府もマスコミも、何故国際的に指摘されていることを知らん顔していられるのか?

最近、怒りと絶望で記事を書く気を殆ど失ってしまった私だけど、政府とマスコミが生み出す風評と日々闘い、子供たちを守ろうと必死でいる日本のお母さん達の頑張りを、ただただ応援する気持ちで一杯だ。
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# by bs2005 | 2011-10-13 00:23 | 異論・曲論  

スティーブ・ジョブズを偲んで

三年半ちょっと前にあぞーれすさんが教えてくださった素晴らしいスピーチという記事の中で、ご紹介したスピーチですが、改めて、、、、。


続き


”Stay hungry. Stay foolish.”
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# by bs2005 | 2011-10-07 08:24  

カレル・ヴァン・ウォルフレン『人間を幸福にしない日本というシステム』より

この間、私が記事で書いたり、古賀さんが本で書いたりしてきていること、原発問題の本質的問題ーつまり日本の構造の問題を鋭く抉り出していると思いますので、タコームさんが紹介して下さった彼女のサイトから一部引用します。

第1-1章 偽りの現実と閉ざされた社会

30 市民とは何か

市民とは政治的に意味をもつ存在だ。市民とは、自分のまわりの世界がどう組織されるかは自分の行動にかかっていると、おりにふれてみずからに言い聞かせる人間である。市民はつねに、社会における自分たちの運命について理解を深めようとつとめる。

市民にとっては、自分がどのような状況におかれているか、その現実を知ることが決定的に重要だ。変えるべき対象について正確に知らなくては、変えようがないからである。

31 日本では民主主義は可能性に留まっている

ここで、もう一つの概念を理解する必要がでてくる。「偽りの現実(false reality )」という概念である。

日本では民主主義はまだ実現していない。いぜんとして可能性にとどまっている。そして、私の言う偽りの現実が人々の頭からかたときも離れず、おそらく日本に民主主義が生まれるのをはばむ最大の障害となっている。」

38 「しかたがない」について

「しかたがない」と言うことは、政治的な主張である。

...「しかたがない」というたびに、いま自分が問題にしている点を改めようとする試みが、すべて失敗に終ると言っているのに等しいからだ。こうして、変革をもたらそうとする試みはいっさい成功しないと考えるよう、他の人々に勧めていることになる。

...「しかたがない」というひとことの力で、日本人を政治的に閉じこめる檻の格子はしっかりと閉ざされる。..もっと自分通りに生きたいと考えるなら、「しかたがない」という一句を自分の辞書から追放したほうがいい。しかし、そうするためには、まず勇気が必要だ。...」

43 公式には民主主義国である日本が、なぜこれほど官僚に支配されつづけているのか

--これは、日本の市民がつねに自問すべき最大の問題である。なぜなら、官僚は選挙で市民に選ばれたのではなく、市民の選んだ代表によって任命されたのでもないからだ。官僚は、政府の省庁につとめているというだけで、権力を手にしている。

彼等がこれらの省庁に入れたのは、たいていの場合、東大の入学試験に合格できたからにすぎない。彼等は、国家の運営に必要な英知を東大で吸収できたとでもいうのだろうか。そんなはずはない。東大にしても他の有名大学にしても、政治についてはずっと以前からひどく時代遅れの教育機関になっているからだ。このような遅れた環境のなかでは英知は育まれない。」

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# by bs2005 | 2011-08-24 15:17 | TON同盟  

今は亡き反原発リーダーの福島事故の予見と言葉

反原発のリーダーであった高木仁三郎氏は2000年に亡くなりましたが、亡くなる5年前に今回の福島事故を正確に予見しています。そして、集中立地が目立つ(福島浜通り、福井県若狭、新潟県柏崎、青森県六ヶ所村など)が、どう対処したらよいのか、想像を絶する とも言われています。原発は、大きい地殻変動が起きた今、またいつ大事故を引き起こすか分からないのです。

今でも日本全土に汚染は広がっています。再度の大事故により、これ以上の汚染が起きたら、日本は人間が住めない国になりかねません。再開を本気で考える人の正気を本当に疑ってしまいます。

以下、福島事故の15年以上前に福島第一原発 について、老朽化により耐震性が劣化している「老朽化原発」であり、「廃炉」に向けた議論が必要な時期に来ていると公的に指摘していた(「日本物理学会誌」に寄稿)ことを引用します。


『考えられる事態とは、(中略) 地震とともに津波に襲われたとき 』

『原子炉容器や1次冷却材の主配管を直撃するような破損が生じなくても、 給水配管の破断と 緊急炉心冷却系の破壊、非常用ディーゼル発電機の起動失敗といった故障が重なれば、メルトダウンから大量の放射能放出に至るだろう。』


『老朽化原発が大きな地震に襲われると、いわゆる共通要因故障(一つの要因で多くの機器が共倒れする事故)に発展し、冷却材喪失事故などに発展していく可能性は十分ある。』

『原発サイトには使用済み核燃料も貯蔵され、(中略) 集中立地が目立つ(福島浜通り、福井県若狭、新潟県柏崎、青森県六ヶ所村など)が、どう対処したらよいのか、想像を絶する (中略) これから徹底的に議論し、非常時対策を考えて行くべき。』


『「原発は地震に対して大丈夫」という言い方は、上述のような疑問や不確かさに対して、すべてを楽観的に解釈した場合にのみ成り立つもの(中略)。 国や電力事業者は、「原発は地震で壊れない」ことを前提にしてしまっているため、そこから先に一歩も進まず、地震時の緊急対策を考えようとしない。』

『行政側(注:通産省)にも事業者側にも原発の安全性を見直して、この大災害(注:阪神大震災)をよい教訓にするという姿勢が少しも見られなかった。』

『「原発は壊れない」建て前になっているため、今のような機会(注:阪神大震災の教訓) を生かして、原発が被災した場合の緊急時体制や老朽化原発対策などを真剣に考えるという姿勢もまったくみられない。』 


『 そのような事態を想定して原発の安全や防災対策を論じることは、「想定不適当」とか「ためにする議論」として避けられてきた。 しかし、(中略) 考えうるあらゆる想定をして対策を考えていくことが、むしろ冷静で現実的な態度と思われる。』


これだけ正確に老朽化した原発の危険性を予見していた人が居るのに、「想定外」とはよくも言えたものです。老朽化した原発は、地震だけでも非常に危険であること、技術者達が津波でなく地震で破壊されたと信じる理由が改めて分かった感じです。私の知るある技術者は「福島でああいう事故が起きた以上、今すぐ日本中の原発を止めるべきだ」と言っています。せっかく既に止まっているものを再開するなんて、最悪の愚行と言えるでしょう。

アメリカの原発でも地震の為、停電が起き、非常電源の一機が故障、警戒宣言が出されています。北海道知事はこんな中で再開したのです。親戚中に電力関係者が居るとか居ないとか。全く、怒りを抑え切れません。

タコームさんがこの高木さんに関して、素敵なコメントを残してくださったので、こちらの記事の中でご紹介します。

サワディ〜カ〜

高木仁三郎さんの「市民科学者として生きる」の「希望の章」の最初にカレン・ヴァン・ヴォルフレンさんの「人間を幸福にしない日本と言うシステム」の一文が載っています。
「こんな風に説得を進めさせてください。個人はすべて、少しだけなら自分の環境を変える能力がある。(中略)そうなる前提として、あなたは基本的で重大な一歩をまず踏み出さなければならない。(中略)つまりそれは、日本でもっとも頻繁に使われている政治用語「シカタガナイ」をあなたの辞書から追放すること。」

きっと原発のエネルギー源は「ウラン」と「シカタガナイ」かも、
じゃぁ「シカタガナイ」がなくなると原発は止まるのかもしれない。
そんなことを思うこの頃です。

出来るだけポジティブに生きたいものです。
アメリカの地震で原発も事故っているようですが、心配ですね、


タコームさんはカレン・ヴァン・ヴォルフレンさんの「人間を幸福にしない日本と言うシステム」を無料で読めるサイトのリンクをご自分の記事で紹介して下さっています。興味のある方はそちらの記事のリンクをご覧ください。古賀さんが指摘しているような日本の官僚の問題も鋭く指摘しています。また、日本には真に民主主義が育っていないこと、市民が存在していないことなど興味深いです。タコームさん、有難う!
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# by bs2005 | 2011-08-24 14:12 | TON同盟  

ムーディーズが日本国債を格下げ 「首相交代が頻繁」

「日本の政治文化」でも「首相がくるくる変わる国の行く着く先」でも、警告を出し続けてきたことが、ついに目に見える形で出てしまいました。これでますます日本の国力は大きく衰弱するでしょう。

一度、首相を選んだら、どんな無能な首相であろうと、選んだ人間、あるいは選ぶことを防げなかった人間は、その選択に責任を追わなければなりません。安易に、就任した途端にひきずりおろすような政治文化は、国際的には通用しないことを思い知って欲しいです。古賀さんが言われているように、くるくる変えることで利益を得るのは、自分達の思うように省を動かしたい守旧派の官僚だけです。

そして無能な首相は、長期にわたって針のむしろに座り続ける覚悟を持ってください。それが国際社会の中での責任です。一国のトップを選ぶということは、選ばれた側にも選んだ側にも責任が生じるのです。どちらも中身は違いますが、針のむしろに座り続けなければならないのです。

無能な首相にとことん付き合わなければならないというのは、日本人の常識からは理解しにくいかもしれませんが、民主的な手続きで選ばれた場合は、それが国際社会の常識です。無能なら、くるくる変えてよいというような日本の常識は、世界の非常識なのです。日本の常識は世界には通用しないのです。

オバマが無能とはいいませんが、彼も最初の一年の蜜月期間(アメリカでは新しい大統領の最初の一年は手厳しい批判はしないことになっています。温かく見守ってやろうという大人の文化があるのです)は元気でしたが、最近はすっかり髪の毛に白いものが目立つようになってしまいました。トップに立つことも立たせることも辛いことなのです。どちらも、その責任を安易に放棄することは許されません。

安部さんや鳩山さんのように、針のむしろに座り切る根性もなく、逃げ出しておいてから、えらそうに首相批判をするなんて、国際的にはものすごく恥ずかしいことだと思い知ってもらいたいものです。

今度のこのことを機会に、日本人もいいかげんにこの国際感覚を身に着けて欲しいものです。

首相がくるくる変わることが、どれだけ深刻なマイナスか、今度の代表戦で誰が選ばれるか分かりませんが、深く理解し長期政権を目指して欲しいと切に思います。今度こそ、選ぶ側も、選ばれることを阻止できなかった側も、それだけの重大な覚悟を持って欲しいものです。それが民主主義の覚悟と責任ですから。

古賀さんが言われるように、国際感覚を持たない、世界の変革についていけない国民の国は凋落する他ないのです。
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# by bs2005 | 2011-08-24 09:59 | 異論・曲論  

今度こそ再開を許さないように

東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める実行委員会による署名活動

呼び掛け文を以下にご紹介します。福島原発は津波ではなく地震でやられたと技術者たちの多くが信じていることが、この東海第二原発でも証明されています。原発が震度6に耐えられるという真正のデータは実は無いのです。強制的に捏造されたものだけです。

東日本で震度6の地震で原発の100%が何らかの損傷を起こしていること、その内のいくつかは福島一歩手前だったこともそれを証明しています。今度、こういうことがあったら、一歩手前では済まないかもしれません。日本の周辺の地殻変動が大きく起こってしまった今、次が千年も先になる保証もありません。

署名に参加して、今度こそ再開を止めましょう!

【署名呼び掛け文】

今回の福島第一原発の大惨事は地震による「原発の安全神話」の崩壊でした。

東海第2原発も冷却機能の一部が破綻し、あわや福島第一原発と同じ運命をたどる一歩手前の状況でした。原発は一たび事故が発生すると制御できないものである事が明確になりました。

安全に絶対はありません。

福島第一原発の事故は収束の見通しも立たず、事故の解析も出来ていません。また地震・津波に対する原発への根本的な安全対策も立てられておりません。過酷事故に対する国、電力会社の対策はこの地震国の日本にあっては無策と言わざるをえません。この状況での東海第2原発の再稼働は絶対に認められません。

使用済核燃料の処理方法も未解決のままで、次の世代に処理できぬ放射性物質を残したままでは無責任ではないでしょうか。

私たちは、地方を不幸にしてまでの経済発展は理性的にコントロールしなければならないと思います。これ以上、原発事故により放射性物質に汚染された大地を増やすわけにはいきません。

大事故が起これば茨城県だけにとどまらず、広く関東にも甚大な被害をもたらす東海第2原発の廃炉を求めます。


この署名サイトの情報はひさこさんのこの記事によって知りました。ひさこさん、貴重な情報の拡散、有難うございました。
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# by bs2005 | 2011-08-24 00:24  

一番大事なことは行動です

現地に出かけて行くことや、デモに参加することが出来なくても、こうした署名や関係各位に抗議メールを送る位のことは出来る筈。結局、こうしたチリも積もればという行動の積み重ね無しには大きなうねりは生まれないのだと思います。こんな事が何になるの?と思う方、こんなことさえやろうとしないあなたの言い訳は何でしょう?

難しすぎて私には分からないという方、分かろうとしないのは怠慢でしかないと思います。日本の子供の未来、つまり日本の未来がかかっていることなのに、、、。社会で起きていることに対して惰眠を貪るのはもう止めにしませんか?

東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める実行委員会による署名活動
民主党への抗議
自民党への抗議
菅総理への抗議:kan-naoto@nifty.com
海江田氏への抗議:メールアドレス office@kaiedabanri.jp

この他にもNHKとか、色々工夫してください。声を上げましょう!一人一人が声を上げることが、とても、とても、とても大事なのです。

公的な場で文句を言わない、騒がず自分の暮らしに静かに埋没している日本人のあり方が、今日の日本の構造的問題を支えてきてしまったのです。

小出さんはよく、あの事故を許してしまったご自分の責任を言われますが、先生は考え、行動されてきた方です。そういう声に耳を傾けず、きちんと行動をしてこなかった、あるいは考えすらしてこず、自分の暮らしの中で惰眠を貪ってきた私達が、あの原発事故のより罪深い共犯者なのです。

出来ることから声を上げて行きましょう!行動しましょう!
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# by bs2005 | 2011-08-23 16:19 | TON同盟  

古賀茂明氏のスタンスー『日本中枢の崩壊』より

現役官僚でありながら、政府を批判したが故に、一年以上「大臣官房付き」というポスト=事実上、仕事を与えられず干されている古賀氏の孤軍奮闘ぶりは、徐々に人に知られ始めています。

こういう人の発言を拡散して行くことは、反原発が原発の危険を訴えるだけでは達成されない、もっともっと深い日本のあり方の本質に関わっている問題である以上、不可欠のことと思います。

彼のスタンスを『日本中枢の崩壊』の中から数箇所ご紹介させて頂きます。どうぞ、この本に限らず、彼の著作を読んで頂ければと思います。

私を駆り立てているもの、それを一言で表現すれば「危機感」である。私には、現在、日本は沈没するか否かの瀬戸際にあるという強い危機感がある。それは東日本大震災があったからではない。

世界の国々は、凄まじい変化に対応するため、常に変革を繰り返してきた。ところが、われわれの国、日本では、変革は遅々として進まず、閉塞状態に陥っている。

日本の国という列車を牽引している政治、行政のシステムがあまりにも古びていて、世界の変化に対応できないのだ。

現在の国家公務員制度の本質的問題は、官僚が国家のために働くシステムになっていないという点に尽きる。大半の官僚が内向きの論理にとらわれ、外の世界からは目をそむけ、省益誘導に血道を上げているとどうなるか。昨今の日本の凋落ぶりが、その答えだ。

東電が経済界では断トツの力を持つ日本最大の調達企業であること、他の電力会社とともに自民党の有力な政治家をほぼその影響下に置いていること、電力総連という組合を動かせば民主党もいうことを聞くという自信を持っていること、巨額の広告料でテレビ局や新聞などに対する支配を確立していること、学界に対しても直接間接の研究支援などで絶大な影響力を持っていること、などによるものである。

 簡単にいえば、誰も東電には逆らえないのである。

こうした巨大な力を見せつけられてきた経済官僚が、本気で東電と戦うのは命懸けだ。

福島原発の事故処理を見て、優秀なはずの官僚がいかにそうでないか明白になった。いや、無能にさえ見えた。専門性のない官僚が、もっとも専門性が要求される分野で規制を実施している恐ろしさ、安全神話に安住し、自らの無謬性を信じて疑わない官僚の愚かさ、想定外を連発していたが、すべて過去に指摘を受けていた。ただ、それに耳を貸さなかっただけ、「想定外症候群」と呼べる。

しかし、これらの問題は、決して今日に始まったことではない。何十年という歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのものである。未曾有の危機だから、それが極めて分かりやすいかたちで、国民の目に晒されたに過ぎない。「日本中枢の崩壊」の一つの縮図が、この危機に際して現れた、そういって良いだろう。

政権が短期間で交代し、猫の目のように変わる状況になると、霞ヶ関の守旧派の思う壷になる。どんな政権であれ、じっくり腰を落ち着けて、公務員制度改革、そして新たな日本創造に邁進していただきたいと願っている。


注:最後がゴシック体になっているのは、私の特に共感する部分なので、、。
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# by bs2005 | 2011-08-23 15:45 | TON同盟  

闘う現役経済産業省官僚を応援する拡散ブログ

古賀茂明・非公式まとめ

こちらを読むと、経済産業省や政府の手の内がよく分かります。まだ原発推進なんて言っている人は、是非、これも読んでください。日本の政治体制はたとえどんなに安全な原発(それがあり得るとしても)を作ろうと、その安全を守る体制が無いのです。福島原発事故の本質的意味を理解してください。

あれは偶然ではなく、いつか必ず起きる必然だったのです。もし、ここで脱原発への道筋を作り上げることが出来なければ、いつか再び起きるのも必然です。明日、一年後、数年後、何十年後か、それは分かりませんが、百年も先ではないでしょう。

たとえ、あの規模の津波がこれからも千年に一度だとしても、東日本の原発では震度6以上では必ず故障を起こしているデータもあります。震度7になったら、地震だけでも大きい損傷が置きかねない。福島だって津波が原因ではなく地震そのものと見る技術者は多いのです。耐震データがいかに捏造されてきたか知るからです。そして海外の報道ではまだ福島の本当の脅威は終わっていない、これからという見方も少なくありません。

官僚の中にも、こういう良心的、信念の人は昔も居たし、今も居ます。こういう人がどんどん隅に追いやられていくのは、原発業界でも、原子力学会でも同様です。昔は報道や言論機関がそれを黙殺すれば、ただ消されて行くだけでしたが、今はネットの時代、今度こそ、そんなことの無いように支援して行きたいものです。

それにしても、海江田さんが総理になったら、原発再開は好き放題になりますね。菅おろしに動いた原発業界、経済界の思うつぼ、そんなことにならないよう祈っています。
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# by bs2005 | 2011-08-21 01:02 | TON同盟  

小出ウォッチャーの為に

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

  ここでの記事がもっとも包括的、系統的で漏れが無いように思います。
 このブログの優れたところは、内容書き起こしが豊富な点です。

原子力安全研究グループ

  先生個人のブログは目下無いようで、これが先生の所属する京大グループのブログです。

反原発、脱原発の道のりは長く険しいものですから、そういう立場の方々の意見を拡散する事は大事なことですが、何のために拡散しているのか見失いたくないものです。拡散が拡散で終わってしまっては意味が無いと思います。

現実に進行していく原発推進の動きに、一つ一つ声を挙げて行かなければ、ウォッチャーの意味も無いことは言うまでもありませんが、、。

追記:小出さんだけではありませんが、小出さん以外の反原発論客の発言を内容書き起こし付きで掲載しているブログもご紹介しておきます。こういうブログは他にもありますが、既出記事の中で紹介したものは省略しています。→「ざまあみやがれい!」
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# by bs2005 | 2011-08-19 23:41  

真に絶望的に汚染されているもの

私は今とても憂鬱である。日本人はかくも自分の頭で考えられない国民だったのか。

泊原発再開は、むしろ原発賛成派や、生活の為に必要だという地元の人間こそ反対すべきであった。何故なら、安全が全く保証されていない形での再開だから。安全が保証されない所に生活自体が存在しえないのは、福島原発周辺の避難民の姿だけで充分ではないのか?

賛成派の人々は口を揃えて言っていたと思う。原発の安全が保証されるなら賛成であると。地元の人々は言っていた筈である。原発は地元の経済に必要だから反対しない。安全さえ守ってくれれば、それでよいと。

今回の過程で、その安全の保証が一体どこで守られたというのか。

原子力安全委員会では全く議論らしい議論がされなかった。たった15分で保安院に丸投げだったことはあの動画で明らかである。二重チェックは為されなかった。保安院でどのような議論がされたのか、詳細は一般に向かって明らかにされていない。ストレステストもされていない。

あの福島事故で過去の安全基準では原発の安全は守られないと分かった筈である。では、今回の泊原発で、一体どういう安全基準が適用され、それをどのようにクリアしたのか、詳しいことは一切告げられていない。具体的内容が分からないのに、お上が決めたことだから大丈夫だろうと下駄を預けるというのか?

福島の原発事故を許してしまったのは、正にそういうあなた任せ、お上任せの態度ではなかったか?

ニュースではろくに背景も具体的根拠も示さない。そして言うことが、「北海道には地震がないから、、むにゃむにゃ、、(「だから、ま、いいでしょう」と言わんばかり)」 (by NHK ニュース9、大越キャスター)(注)

その土地で地震が起きなくても津波は来るのである。チリー地震の被害をもう忘れたのだろうか?そしてあれだけの広範な重大な地殻変動が起きた以上、過去に起きなかった所だって、もう地震が起きない保証はない。

私などはそもそも最初から本質的に原発の安全など信じたことはないから、いかに安全と言っても信じる気はないので、具体的チェックがどうされたのか、などということには、そもそもそう関心は無い。そんなものに判断の根拠を置いていないので、、。

しかし、賛成派、容認派の人々は、それが条件だったのではないのか。それが守られなかったのに、一切声を上げないのはどういうことなのだろう?

そして反対派の人々からもろくに泊原発再開への抗議が聞こえてこないのは一体どうしたことだろう?こんな安易な一方的な形での再開を許して、どうして反原発、脱原発が有り得るのか?

あなた方は自分の語っていた言葉にどう責任を持つのか?あなたの言葉はあなたが装う単なる飾りなのか?そんな飾りがあなたを美しく見せることはない。

日本人は放射能に汚染される前に、何らかの菌で頭と精神を汚染されてしまったらしい。

何故、自分の頭で考えないのか?何故、自分が言ったことがこんなに簡単に無視され、踏みにじられているのに平気でいるのか?何故、声を上げないのか?他の人が声を上げないから?自分の信頼する人や組織が何も言わないから?様子見?出る杭になるのがそんなに恐ろしいのか?他人の判断をそんなに仰ぎたいのか?一人になるのがそんなに怖いのか?

今度、日本で再び原発の大事故があっても、世界は今度ほど同情しないだろう。自分で撒いた種と思うだろう。早々に脱原発を決めたことに対し、集団ヒステリーとなじられたイタリア人は「それ見たことか」というだろう。ドイツ人は、あの事故があったのに、どうして日本人はこんなに自立性がなく、お上任せでいられるのか、どこまで能天気な国民かと呆れることだろう。

『原発のウソ』の本を『典型的怖がらせ本』と批判している人が居たけれど、また、うそのうそと称して、批判にならない論点(しかも御用学者からの孫引き)を挙げて論じている人がいたけれど、たとえ小出さんが信頼できなくても、正式の国際的権威がそう言っている。日本のエネルギーは原発に頼らなくても充分足りていると。

政府だって報道だって、正式な国際機関が発表したことを知らない筈はない。それでも、国民を熱中症に脅えさせながら原発は再開された。怖がらせているのはどちらか。

私は殆ど日本人に絶望しそうである。どうして、自分の頭で考えないのか?人の判断を仰ぐのか?自分のことなのに、、。頭も精神もとことん汚染されてしまっているのだろう。出る杭は打たれる菌か、あなた任せ菌か、指示待ちウィルスか?何の菌だか知らないけれど、、、。

注:大体、この発言自体、正確ではない。無責任もいいところで、北海道の安全なんて本気には考えていない報道の姿勢丸出しである。北海道南西沖地震 (泊原発からそう遠くない)、北海道東方沖地震、共に津波も起きて死者も出ている。
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# by bs2005 | 2011-08-19 06:31 | 異論・曲論  

拡散のお願い

ホットスポットの一つの市、三郷市で2歳の幼児を育て、不安に脅えながら頑張っている女性から、メールの拡散のお願いが来ました。私の弱小ブログではあまり拡散能力が無いので、是非ご協力ください。ブログだけでなく、個人的にメールでも拡散して頂ければ有り難いです。

私は既に北海道の知事に抗議メールを送りましたが、自分の出来る範囲で行動しましょう!語っているだけでは原発は止められません。国民の声は行動しなければ届きません。私ももう少し抗議メールを送ります。海江田氏などは蛙の面にしょんべんという感じでしょうが、少しでも多くのメールが届けば、少しはびびるかもと願いつつ、、。

   *******************

ニセコ滞在中の、「こども東葛ネット」(松戸)の脇です。

17日午後、泊原発の運転再開を高橋はるみ北海道知事が正式に容認しました。

4町村(泊村、神恵内村、共和町、岩内町)以外のニセコ町、倶知安町など周辺市町村は再開反対、阻止の申し入れをしていますが無視されています。これを許すと全国の原発が稼働してしまうでしょう。

「泊原発3号機の運転再開」を阻止するため、容認した北海道知事への抗議のメール、海江田経産相、菅首相へ再開絶対反対のメール送信に、是非ともご協力ください!!!

◆菅直人首相:
首相官邸電話0335810101
国会事務所FAX0335950090

◆海江田万里経産相:
国会事務所FAX0335083316
Email office@kaiedabanri.jp

◆高橋はるみ北海道知事
FAX 0112320162?
◇北海道 総務部原子力安全対策課
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何卒ご協力宜しくお願いいたします!

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# by bs2005 | 2011-08-18 08:36  

危険を訴えるだけでは原発問題は解決しない

原発問題が単なるエネルギー問題と考えられている限りは、原発=危険、代わりに安全なエネルギーという発想になりますが、この原発問題は日本のあり方の本質に関わる本当に根が深いものです。具体的には先日も上げたように日本の国防問題にも関わってきますが、同時に日本の政治、報道のありかたにもかかわり、更には地方問題にも関わってきます。

あっけなく再開されてしまった泊原発、これは一県だけの知事が容認すれば簡単に再開されてしまうという問題、二重チェックが全く機能していない問題、同知事と地元の電力会社との癒着、経済産業省だけで再開を決められるということの問題、、等々と無数に挙げられますが、同時に深い問題は地方の過疎の問題です。

他に産業も収入の目途も無いところに、原発はやってくる。そして一度やってきたら、地元の人々の自立性は完全に失われ、原発に依存しきってしまう。そういう所に問題があります。

原発が安全で危険の無いものだと本気で思っている人間なんて、この世に多分居ないでしょう。安全神話というのも、そんなに危険なものでもきちんと安全に管理してくれる筈、そう思いたいという所で危険に目をつぶってきたというだけのことだと思います。都会の街角インタビューなどで、時々主に女性が「安全神話を信じ込んでいた」と言うのには、唖然としてしまいますが、それは例外として、、。

原発を地元に受け入れる人々は、そうしなければ生きていけない、背に腹は変えられないというところに追い詰められていたからだと思います。もっとうがった見方をすれば、地方がそんな苦境に立たされ、ちゃんと自立を助けられてこなかったということは、原発推進上、その方が都合良かったからとも言えます。

過疎の地方をどうするか、その問題を抜きにして反原発も脱原発も実現はしないのだと思います。今は原発の危険を訴える原子力科学者の声が先頭になっている反原発運動ですが、地方問題のエキスパート、経済問題のエキスパート、新しい産業を生み出すエキスパート、そういう他の分野からの幅広い参入が不可欠であり、逼迫した課題だと改めて思います。

そういう分野の方々の奮起を祈っています。何の能力も専門も無く、ただ祈るだけの自分がもどかしく情けない限りですが、復興を目指す若い世代から、そういう発想が育って行って欲しいものです。

原発にしても基地の問題にしてもー戦争の時の沖縄と今も基地問題で苦しむ沖縄は象徴的な存在ですがー常に中央の犠牲にされる地方のあり方を根本的に変えていかない限り、原発は止められないでしょう。そして、地方を犠牲にし続けてきた日本は、その罪ゆえに、今度こそ終わってしまうのかもしれない、、、、。

原発の危険だけを訴えても、過去の運動がそうであったように、結局、今回もいつかはうやむやになって行ってしまうのかもしれない、、あっけなく再開した泊原発はその最初の一歩になってしまうのか?
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# by bs2005 | 2011-08-17 23:58 | TON同盟  

高橋はるみ知事のとんでもなさ

遠くで何も出来ないけれど、せめて高橋はるみ知事に抗議のメールを送ろうと思って、彼女のメールアドレスを探している内にWikipediaの記事を見たら、 高橋はるみ氏という人はとんでもない人のようですね。

 2009年 経済産業省出身であり、やはり泊原子力発電所(泊原発)
 3号機でのプルサーマル発電を認可した。

 2006年の長野県知事選では脱「脱ダム」を唱え、穴あきダムなど
 大型公共事業を推進する村井仁(同年9月より長野県知事)を選挙応援した。

 "落札率95%以上"の割合がワースト2位の鹿児島県の76.3%を
  大幅に上回り、84.3%で北海道がワースト1位となっており、高橋知事の
  道政下で談合が広く行われていることを強く示唆している。また、この調査では
  談合により失われたと推定される道予算は全国二位の東京都(179億)を
  圧倒的に上回る全国ワースト1位の約300億円と推定されている。

泊原発容認の北海道知事“高橋はるみ”の後援会『萌春会』会長は、元・北海道電力代表取締役『南山英雄』

原子力安全委員会の動画で、まともな論議は全くされなかったことは白日の下に明らかなのに、二重チェックが済んでいるからとか、ストレステストも済んでいないのに、一体何の権限があって許可を出せるのでしょうか。

でも、彼女の経歴と背景を見たら、こんな出鱈目な決定を平気でする人間であることだけはよく分かりました。こんな人が自分のホームページで「子供たちの未来のために」なんて大きく書いているのを見て、思わず「何を抜かすか!!」と口走ってしまいました。

色々の抗議行動は計画、実行されているようですが、私も行けるものなら行きたいです。こういう一つ一つの動きをまめにつぶして行かないと原発は結局元通りになってしまうと思うのですが、あ~!もどかしい!

とりあえず、道庁室のメールフォームを使って抗議は出しましたが、抗議の声が盛り上がることを遠くから祈っています。
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# by bs2005 | 2011-08-17 13:12 | TON同盟  

「神隠しされた街」

17年前に事故を予言した詩、南相馬市原町在住の詩人によるものです。今は彼も避難先に居るそうです。

by 若松丈太郎

四万五千人の人びとが二時間の間に消えた

サッカーゲームが終わって競技場から立ち去ったのではない

人びとの暮らしがひとつの都市からそっくり消えたのだ

(中略)

半径三十kmゾーンといえば

東京電力福島原子力発電所を中心に据えると

双葉町 大熊町 富岡町

(中略)

そして私の住む原町市がふくまれる

こちらもあわせて約十五万人

私たちが消えるべき先はどこか

私たちはどこに姿を消せばいいのか

(中略)

街路樹の葉が風に身をゆだねいている

それなのに

人声のしない都市

人の歩いていない都市

(中略)

私たちの神隠しはきょうかもしれない

うしろで子どもたちの声がした気がする

ふりむいてもだれもいない

なにかが背筋をぞくっと襲う

広場にひとり立ちつくす



今の福島原発周辺の光景はまさにこのままです。こういう色々な形で、原発の問題は語られてきたのです。それこそ決して少なくはない有名な人々と無力の我がTON同盟を含む無数の無名の人々によって、、、。

でも、そういう声は無関心によってかき消されてきました。でも、今度の福島事故、これが起きた後はそういう無関心も無知も許されません。

安全な原発を、などと今だに言う人々、妄想は勝手ですが、120%安全な原発を実際に実現してから、そしてその安全を120%絶対に守れる体制(勿論テロ攻撃からも)を作ってから、そして放射性廃棄物を安全に完全に120%処理できる方法を人類が発見してから、この全てが完成してから原発は始めて下さい。それも出来ない内に、どころか見込みも立たない内に、妄想で人を動かそうとするのはやめてください。

あなたの神隠しは明日かもしれない。あなたはそんなことを言っていた張本人なのだから自業自得としても、あなたの大事な家族、子孫がそんな目に遭っても、あなたは平気なのですか。

追記: 

  HOOPさんがTBしてくださった記事に略してない全文とより詳しいことが載っていますので、是非ご覧下さい。事故後の今、全文の迫力は凄まじいものがあります。HOOPさん、有難うございました♪
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# by bs2005 | 2011-08-17 00:24 | TON同盟  

まだ「安全な原発を、、」なんて言ってる人に読んでもらいたいブログ

「世界一安全な原発を日本は目指すべき」なんてアホな社説が出たようですね。あまりに馬鹿馬鹿しくて、どの新聞社のものかも調べませんでしたが、、、。

原発が安全なものになる、なんてことは有り得ないのです。世界一安全な原発でも、危険なのです。今更、今まで書いてきたことを、くどくどと繰り返したくはありませんが、原発は人間が完全に制御できることは有り得ない危険なものです。

それは科学技術的にそうであるだけでなく、人間社会が利益を求め、特に特定の層が利益を強く求めることによって動いている以上、人間生態学上から言っても、政治力学論上から言っても、国際安全保障上から言っても有り得ないのです。

安全神話に脳味噌をやられてしまったのでしょうか。こんな社説を書くなんて。それとも、今だに原発業界があてに出来る強力な資金源だからということでしょうか。全く、情けないことです。せめて一般の人はこんな馬鹿な論理に騙されないで欲しいです。今度こそ、もう二度と、、。

さて、まだ安全なんて思っている方に是非読んでもらいたいブログです。この方は東京電力に所属していた人であり、今は退社して医学部に入り直し、医院をやっているそうです。鍵コメさんに教えて頂きました。有難うございます!

院長の独り言

鍵コメさんに教えて頂いたブログ主の経歴をそのままコピーさせて頂きます。

●院長
 小野 俊一 (おの しゅんいち)
●略歴
 1964年 生まれ
   東京大学 工学部 精密機械課卒業
   東京電力 入社
    同 退社
  熊本大学医学部 卒業
     第二内科入局
     済生会内科、熊大ICU、NTT病院勤務
  小野・出来田内科医院 開業

原子力安全委員会の専門家というものがいかにいいかげんで低レベルか、それを中から見てきた人として記事にもされています。日本の原子力行政というのは、本当には原発のことなど分かっていない学者、有識者によって支えられてきたのです。原発技術者にしか本当のことは分かっていないのに、分かっているように語る御用学者の何と多いことか。でも、これは人間生態学上的に見ても、政治力学的に見ても不可避なのです。安全な原発なんて存在し得ないのです。

泊原発再開が決まった会議の低レベルさを示す動画を載せたブログも必読です。

泊原発の再開がこんな形で決められていくこと、傍聴席の怒号に共感せざるを得ません。福島があっても、まるっきり変わっていない原発関係の人々、こんな環境で、奇跡的な技術革新がたとえあったとしても、安全な原発が出来る筈もなく、安全な原発の管理など出来るわけもありません。

まだ「安全な原発を技術の粋を集めて」なんて言っている人々、思っている人々、この国でそれは有り得ません。目を醒ましてください!

鍵コメさん、上の動画、見ないつもりでいましたが、この記事を書いている内につい見てしまいました。そして鍵コメさんの心配してくださった通りに、、、、、

                    怒!

北海道の皆さん、この動画を見て、再開決定をした道知事に抗議してください。自己責任で重大事故を引き受けるという方もおられるかもしれませんが、自己責任でまかない切れることではありません。福島の意味を充分理解してください。あれが最後という保証はどこにもありません。あれ以上にならないという保証もありません。福島だってまだ危険は去っていないのです。あの福島が起きた後でもまだ原発を支持して、大きな事故が起きたら、ご自分のお子さん、後世の子孫にどう申し開きが出来るのでしょうか。

すぐに全てを止めることが出来ないにしても、こんないいかげんな論議での再開を許してしまったら、原発の安全への歯止めは又効かなくなります。それにしてもマスコミはまたこれをろくに批判どころか論議もせず、スルーさせるつもりのようですね。何度原発事故の共犯になれば気が済むのか?本当に怒り心頭です。
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# by bs2005 | 2011-08-16 04:24  

原発問題は単なるエネルギー問題と見誤ってはならない

既に原発推進の下心で述べたことだけど、原発を推進した最も大きな原動力になったものは、いつでも即、核武装に変われる準備をしておきたいという下心である。

それが反原発を訴える人々を「核アレルギー」と揶揄する動きになったり、そもそもの本心を隠す言葉が「原子力の平和利用」という言葉になったりした。あの戦争に一気になだれ込んで行った数々の神話は、今回は原子力の安全神話、平和利用と生まれ変わって蔓延した。

そして大本営発表に迎合したマスコミは、今度は、その動きに迎合し、事故後も、「1年20ミリシーベルトまでなら健康に支障はない」とか、何もかもごた混ぜにして「風評被害」と言いのけるなどというまやかしを流している。そして色々な業界の権益、政治家の利害、お金がからんできて、、、

そこでいつも軽視され、切り捨てられ、踏みにじられるのは力を持たない普通の人々である。戦争では最前線に引っ張り出され、原発では(力を持った人が住む)都会で大事故があったら大変だからと、地方の普通の人々が原発の最短距離に住まわされる。力を持たない普通の人々の命も暮らしも、一切歯牙にもかけてもらえない。

戦争推進の構造と原発推進の構造は、嫌になるほど二重写しに重なっている。

原発問題を単なるエネルギー問題だと思うと、大きく見失ってしまうものがあることを忘れてはならないのだと思う。終戦の日に、もう一度、深く考えたい。
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# by bs2005 | 2011-08-15 22:53 | TON同盟  

アメリカ人が作った日本空襲デジタル・アーカイブ

8月11日のNHK『視点・論点』で紹介されていた日本空襲デジタル・アーカイブの設立者はカラカス・ケリー氏とフィスク・ブレット氏です。

ブレット氏は日本に15年以上在住し、日本語で小説の発表した人で、アメリカの教育の中で、原爆は戦争を終わらせる為の正当手段という教育を信じてきた人ですが、日本で暮らす内に原爆が普通の人々を理不尽に破壊したものであることに気づかされ、空襲というものも基本的にそういうものだったのだという自覚から、ケリー氏の協力を得て、このサイトを立ち上げました。

日本の受けてきた空襲、原爆というものの真実の実態と、正しい戦争などというものは無いということをその実態を伝えることで世界に伝えようとしています。


あの戦争の中で、普通の人々を殺すこと、普通の人々の生活を破壊すること、そういうことなど歯牙にもかけなかった日米双方の指導者の考え方は、原発を54基も日本に作ってきた過去の政府とも日本の普通の人々を放射能汚染から守ろうとしない現政府とも、ぴったり重なります。

原発を政治家が推進してきたのは、原発業界とのお金の繋がりだけではなく、原発が核武装をたやすくする道だったからでもあることを私達は忘れてはならないし、そういう意味で原発と原爆は本質的に同じ問題を抱えていると思います。
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# by bs2005 | 2011-08-15 07:21 | TON同盟  

やっと表に出てきた情報

ツィッター上では、もう数ヶ月も呟かれてきた東電の嘘、やっとハードコピー(紙に印刷したもの)にも出てきたんですね。原発を維持、推進しようとする動きはあの手、この手で根深く、卑劣です。マスコミもあちら側にべったりの現在、様々な真実が、ネットに縁の無い一般の人にも伝わる形で出てくるのは、まだまだ時間がかかるようですね。脱原発の力がそれまでに今度こそ揺ぎ無いものになることを祈りつつ、、、。

東電が煽る“電力不足”のウラ
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# by bs2005 | 2011-08-15 00:13 | TON同盟  

エアコンよりテレビを消した方が節電効果がある

黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告

テレビ局は、自分の都合の悪いことは一切報道しないのだという、もう一つの事例。

戦争中の嘘だらけの大本営発表は、本質的に少しも変わっていなかったのだということが、今回の地震の際の政府発表、気象庁のデータ隠しに代表される公的機関の発表、報道、などで明らかになってしまいましたね。

情けなく腹立たしく、悲しいことばかりの今回の大災害、どんなことにも光明はあるという見地から見ると、そういう本質が国民の間に幅広く知られ、今までのようにお上任せ、自分の頭で考えようとしない国民性を変えつつあるように思えること、そして、こんな中でも色々な形で行動を起こしている素晴らしい人々が沢山居る、まだまだ日本人も捨てたものではないと思えることでしょうか。

それにしても、今度こそ、もう二度と原発に逆戻りしないように、頑張って行かなければと思います。
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# by bs2005 | 2011-08-11 03:51 | TON同盟  

あるイタリア人から石原伸晃氏への抗議文

脱原発の国民投票を集団ヒステリーと決め付けた石原氏へのイタリア人の抗議文とその後のやりとりです。

これに対して彼の事務所はイタリア人のことを言ったのではなく、菅総理のことを言ったのだと苦しい弁解をしていますが、菅さん一人で何故集団と言われるのでしょうか。日本の政治家の国際感覚の無さを露呈した一つのエピソードだと思いますし、このイタリア人(?)の言っていることはまともだと思います。そして石原事務所はそれ以降は沈黙しているようです。恥ずかしいことです。

今までの脱原発、反原発を批判する方の論理の方がよほど破綻している。日本というコップの中でしか通用しない論理です。もっとまともな論議をして欲しいものです。
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# by bs2005 | 2011-08-08 23:16  

「その時はどのみち日本は終わりだから、、、」

原子力業界の中に居て、安全を守ることに必死でいたが為に、居場所を失った人々は沢山居る。自殺に追い込まれた人もいる。そういう人々は当然ながら、もし大事故が起きてしまった時はどうするのかということにも、一生懸命警鐘を打っていた。

しかし、その時、原子力業界の中で圧倒的力を持っていた人々の言葉は、「安全なものが大事故を起こす可能性は極めて少ない。しかも大事故が実際に起きてしまったときはどのみち日本は終わりで、為す術は無いから、その後のことは考えるだけ無駄である」の一言だったそうだ。そんな出鱈目な論理によって、力を持たない人々は弾き返されてしまったのだという。

こんなにも事故後の対策が練られてこなかったのはどうしてだったのか。安全の為に大きな圧力に抗し、刀折れ矢尽きた人の一人にその疑問をぶつけた時に、彼が話してくれたのはこんな話だった。

あの福島原発事故のあまりもお粗末な対応はこんなに乱暴で尊大な、滅茶苦茶な論理に支えられていたのだ。あの原発事故が実際に起きなければ、あまりにもひどすぎるこの言葉が実際に飛び交っていたことさえ信じ難い位だけれど、今なら充分そうだったろうと信じられる。余りにも粗雑で自分勝手な論理で原発が動かされてきたことが、白日の下に晒された今なら、、。

そして、実際には日本は終わらず、福島の人々を初め、日本中が、「日本がそんな風にあっけなく終わらなかった故の」苦しみをなめさせられている。幼児を持った母親たちもどれだけ切ない思いで子育てをしていることだろうか。

それなのに、原発の安全性を全く無視し、安全神話を作り出し、事故後の対応の必要性もこんな論理で切り捨て顧みなかった人々は、終わらなかった日本をいいことに、再び、原子力にしがみつこうとしている。

今度また事故が起こらない保証はどこにもないのに、もう一度日本の何処かでこの規模の事故が起きてしまったら、今度こそ、彼らの予言どおり、日本は終わってしまうだろうに。

そんな時に、日本経済がつぶれるとか、どうとか、そんな呑気なことを言っていて良いのだろうか。もう既に農業も、水産業も、牧畜業も壊滅的危機に遭い、今、日本は終わっていなくても、ゆっくりと終わって行く可能性すら決して無くなってはいないのに。どんな不便や苦しみだって日本が終わることと比べれば耐えられないものはないだろうに。

福島原発の収拾も終わっていない。あの事故の本当の原因もまだ分かっていない。津波ではなく地震で既にメルトダウンは始まっていたと信じる原発技術者は少なくない。地震があっても大丈夫というデータを、真実ではないのに無理やり作らされて精神を病んでしまった原発技術者も居る。

マスコミはそんなことを一切報道して来なかった。マスコミも原発事故の共犯者である。地下水の汚染の度合いも本当には分かっていない。前述の彼は、この汚染は相当広範でひどい可能性があると心配していたが、マスコミはそのことも殆どまともに取り上げていない。水が駄目になったら、日本は本当に終わってしまう。

そういう可能性だってまだ失われたわけでもない。それなのに、原発の必要性を声高に言ったり、脱原発を感情論という人々よ。本当に論理的でないのはどちらか。本当に感情論でないのはどちらか。

日本はどうせ終わると言った人々よ。今、崖っぷちに立つ日本で、あなたがたが守りたいものは今だに原発であるという事の馬鹿馬鹿しさを思い知るべきだ。既に世界で三度も大きな事故を起こしている原発(小さな事故なら無数)が再び起こさない保証などどこにもない。地震国の日本でそんなものに依存するよりも、日本には地熱という資源もある。死ぬ気で研究すれば他にも道は開ける筈である。人類はいつもそうして新しい扉を開いてきたのだから。

原爆、原発と被爆で最も苦しんできた日本だからこそ、その新しい扉を日本が開くのだという気概を何故持てない?!放射性廃棄物という形で後世に大きなつけを回してしまう原発、どんな厳重な原発警備をしても、(全ての送電系統の無数の施設を守るなんて不可能な)送電施設のほんのいくつかを破壊すれば原発のテロ攻撃は簡単に実現してしまうこと、それだけだって原発は禁じ手なのに、こんなに地震の多い日本であなた方は一体何を考えているのだろうか。私はあなた方の正気を疑ってしまう。

あなたがたは一度で懲りずに、今度こそ日本を終わらせたいのか?そこまで日本を終わらせたいのか?
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# by bs2005 | 2011-08-08 12:09 | TON同盟  

『自民党はどこで間違ったのか』

民主党の現状は目を覆いたくなる程ですが、かと言って自民党がまた与党として復活してしまったら、脱原発は絶望的になるだろうと、気が気ではありません。

でも、そんな中で、河野太郎氏のブログ記事は、自民党の中で唯一ー私の知る限りですがー希望が持てます。でも、こんなことを書いていると早晩、自民党を除名させられるのかも?その方が良いと思いますけどね。河野さんの将来のためにも。

あ~あ、それにしても日本の政治家、マスコミ人、何て希望の持てない人々でしょうか。
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# by bs2005 | 2011-08-07 11:17  

真実を伝える児玉龍彦氏の国会証言

衆議院インターネット中継

カレンダーの2011年7月27日 (水)をクリックして、厚生労働委員会を選んで下さい。会議の全貌を見られますが、その中の児玉龍彦氏の証言、日本政府が隠蔽している今回の福島原発事故の実態を的確に伝えています。マスコミも隠蔽に加担していて、日本国民に全く伝えられていないことなので、是非ご覧下さい。

とりあえず児玉さんの発言だけを聴きたいという方は


上記を聴けない方は、少し長いですが、全文を紹介した下記をご覧ください。

全文内容書き出し

民主党政権ですら、このような隠蔽がマスコミも一体となって行われている現実、これが原発推進にまい進してきた自民党政権になったら、どんなひどいことになるでしょうか。かと言って、民主党では余りにも情けなさ過ぎる。右を向いても左を向いても、今の政治家に期待できない日本は沈没するより他ないのかと暗澹とします。
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# by bs2005 | 2011-07-29 18:14  

これを報道しないメディアって何?(怒)

福島県の人々に対する官僚のひどい対応のビデオです。

見ていて身体が震えてくる位の怒りを覚えます。福島の方々は、3月11日の天災、人災以降も、こうした人災に曝されていると思うと、こちらも辛くなります。
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# by bs2005 | 2011-07-27 01:00 | お目を拝借  

日本の政治文化

慶応大法学部の小林良彰教授(政治学)によると、両院のねじれが起きた時の日本とドイツの大きい違いは「両院の意見が異なった場合、日本は十分な話し合いをせずに物別れに終わるが、ドイツでは作業部会が設置され妥協点を探る」ことだそうだ。

日本人の物の考え方にはどうも「オール・オア・ナッシング」の二者択一的傾向があるのではないか。現実的な接点を見つけて妥協しながら前に進んで行くというのが、非常に下手な国民なのかもしれない。お互いに自分の主張に拘泥し平行線から先に進めない。大震災という非常時に於いてさえ、そうなのだから呆れてしまう。民主政治の本質は妥協だ。いかに良質の妥協を導き出すかに掛かっている。「一切の妥協、許すまじ」などと息巻く輩は外国からは青臭い未熟者にしか見えない。

原発に関しても、過去、反対か推進かという二者択一の政争の具にされてしまったことが、安全対策に現実的に取り組むというアプローチを封殺してしまったと言われる。今も、脱原発か否かという二者択一の動議で電力会社の株主総会の議決が行われて、脱原発派にとっては不利な展開になってしまっている。どういうエネルギーをどう開発しながら、どういう時間の中でエネルギーの安全と安定的確保を目指すかという議論が抜けているように見える。今は双方が共にデータを突き合せつつ、一緒に冷静に検討していく委員会のようなものの提起が先ず必要なのではないだろうか。

首相も一年も満たない間に、こいつは駄目だと次々に首をすげかえられる。良いか悪いかの二者択一。アメリカの大統領の任期は4年だから、初めの一年は蜜月期間と言われる。どうせ新米の大統領、駄目なことは山ほどやるだろうけど、一年目の慣れない間は、試用期間のようなもの、寛大に辛抱強く見守ろうという雰囲気がある。その代わり、二年目に入ると急に厳しくなる。蜜月期間は終わったという言い方がされる。その一年の蜜月期間の間に、多くの失敗の中から、政治の現実を学んで成長して欲しいという思いもあるのだろう。

日本の場合は成田離婚みたいなものだ。いきなりケチョン、ケチョン。そして一年そこそこで引きずりおろされるから、初めの一年の失敗から学んだ教訓を生かす場は奪い去られる。次々に新米首相が出てきて未熟なまま、こきおろされ引き摺り下ろされ、また新米首相が出てきて同じことの繰り返し。首相が育つ暇がない。日本の政治が成熟する暇が無い。

サッチャー氏は11年、ブレア氏は10年首相を務めた。小林教授によると「一度選ばれれば政権から引きずり降ろそうとしない政治文化があることが、長期政権の一因だという。オール・オア・ナッシングの文化ではないのだろう。アメリカにも簡単に引き摺り下ろすことを自戒する文化がある。

一度選ばれた人間に対しては、積極的に選んだ人間は勿論、反対した人間もその選択を阻止できなかった以上、自分達が選んだものという意識があるから、簡単に引き摺り下ろすという発想はない。無いからどのように駄目であろうと皆で我慢して育てるしかない。手厳しい批判はするけれど、引き摺り下ろすためではなく良い方向に持って行く為だ。

日本では選挙が民主主義に対する自己の責任ではなく、単なる人気投票のようなものでしかないから、結果に責任を持つ意識が欠如しているのだろうか。自分の党の代表でさえ、人気が無いと思えば引き摺り下ろす。誰が党の代表にしたのかという責任感は全く見られない。次の選挙=人気投票に勝てる人気の取れる代表に一刻も早くすげ替えなければと思うのか。

こんな人気投票でしかないような選挙結果に一喜一憂、大騒ぎして、選挙の結果に責任を取れと迫り、その結果が首相の交代に繋がることも意に介さない与党の姿が、自民から民主に変わっても同じなのは、何たる時間とエネルギーの無駄を繰り返していることか。

アメリカ人は自分達が厳しく批判していても、外国の人間が彼らの大統領を目の前で批判すると嫌な顔をする。それを選んでしまったのは自分達であるという強い自覚があるから、よそ者に自分が面と向かって責められている感じがするのだろう。日本人はその自覚が見えない。日本の民主主義は無責任な未熟なものに外国からは見えるだろう。

八幡和郎氏は、「日本は戦前から独裁者を嫌う傾向があり、“持ち回り”の発想が根強く、長期政権にならないよう、リーダーシップがない人を選んでいる」と分析しているそうだ。

元々リーダーシップが無い人を選んでるのだから「リーダーシップがなってない!」とこきおろして、引きずりおろすのは簡単だ。日本の首相がくるくる変わるのは文化的・構造的必然であり、避けることは出来ないのかもしれない。

首相になるや否や、周りは引き摺り下ろすことに躍起となり、首相はそうされないことに躍起になる。それだけで政権は終わってしまう。それだけで終わらせまいとすれば、居座りを図る腹黒い奴というレッテルは避けられない。

こうやって首相をくるくる変えている間に、国際社会の失笑は嘲笑に完全に変わってしまい、どうせ短期政権で終わると分かっている日本の政府はどの国からもまともには相手にされず、国際社会の色々のことは日本の頭越しに決められて行くことだろう。

日本は外交の場に於ける交渉能力を完全に失い、誰が首相になっても諸外国の言いなりになるより他なく、そのことを国内ではぼろくそに批判され、その次の政権も引きずり下ろされ、悪循環はさらに加速して、政権はますます短命化し、政策は少しも進まず政争のみに明け暮れる一層の果てしない泥沼に落ちて行くことだろう。

日本の政治文化や構造的問題を、世界の政治文化の中でもう一度捉え直し、客観的に見直すことが必要だろう。そして腰を下ろした政権の下で、全ての異なる立場が辛抱強く話し合い、妥協を繰り返しながら、今出来ることを見つけて先に進んで行ける新しい政治的システムの導入が焦眉の課題のように思える。
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# by bs2005 | 2011-07-01 12:18 | 異論・曲論  

日本人のキツイ英語表現

今までに何度か、日本人は「アメリカ人はストレートに率直にものを言う」という神話を信じ込み、英語で表現するときに、アメリカ人を不快にさせるストレート過ぎる言い方をしていることが多々あることを書いてきたけれど、具体性に欠けていたと思う。

先日、帰国の際、成田からのリムジン・バスに乗って、英語のアナウンスで「え?」と思う表現があったので、そのことを書いてみたい。

具体的に正確には覚えていないのだけど、大体こんな風な感じだったと思う。バスの中では携帯電話を慎むようにということを伝える為のものだ。

Portable phones are not allowed on the bus, as they annoy your neighbors.
(携帯電話の使用は許されていません。周りの迷惑になるからです。)

とても日本的な感覚がそのまま表れた英語表現だと思う。先ず第一に not allowed という表現。許されていない、禁止されているということをそのまま英語にしたのだと思うけれど、外国人にとっては、すごく強制的な、お上からのお達しのように感じて圧迫感のある居丈高な表現だと思う。子供扱いされているような感じもして、むっとする人もいるかもしれない。

また、日本人は周りの迷惑を常に念頭に考える国民だから、周りの人に不快感を与えるという注意をしたのだと思うけれど、わざわざ言うのは、これも相手を子供扱いしているか、そこまで説明しなければならない程、礼儀を知らない人と決め付けているような印象を与える。そこまで言うことはないだろうという感じは否めない。

では具体的に英語らしい表現を使うとどうなるか?多分、こんな感じだろう。

As a courtesy to other passengers please refrain from using your mobile phones.
As a courtesy to other passengers may we suggest you not use your mobile phones.

「他の乗客にご配慮頂き、携帯電話の使用を控えて頂けますでしょうか」と上記よりは大分ソフトに控えめに遠慮して感じられる。この微妙な違いはあまり分かって頂けないのかもしれないが、先の表現も日本語にしてみたら、そのストレートさ、きつさが分かってもらえるのではないか。日本語でこんなことを相手に言わないと思う。英語でも言うべきではない。

日本語に直訳しても失礼さは分かるような言い方を、日本人は往々にして英語でやってしまっていることの例になっただろうか。
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# by bs2005 | 2011-07-01 09:33 | こんな英語表現  

どこの世界も同じナノネ、、、

ジンジャーを連れて大きい池のある公園に久しぶりに行ってみた。渡り鳥がいつも来る公園だ。いつの間にか雛がかえったようで、可愛い雛を連れたカモが沢山居た。

その内の一組で池の傍に上がっていた鴨の親子(雛は5羽)。可愛いな~と思いながら近づいて行ったら、まだ数メートル先なのに、母鴨が、急に「ガ、ガ!」と叫びだし、それと共に雛たちは池に慌てて戻って、皆が池に戻ったのを確かめた母鳥は終始ガッ!、ガッ!と叫びながら、雛たちを追い払うようにして泳ぎ去って行った。

あれが緊急避難を命じる鳴き方なのかと思いながら、ふと近くを見ると4羽の雛と一緒の母鳥が居る。同じ鳴き方をするかなと思いながら、傍を通って行ったのだけど、かなり近くなっても慌てない。そのまま、こちらも通り過ぎてしまった。

さっきの母鳥は過保護の神経質な鴨だったのかな?鴨にも色々個性があるのかな?と思いながら、回りを見回してみると、雛の居ないカップルもいる。雛がたった一羽のカップルも居る。何だか知らないけれど、少し大きくなった雛の一群なのか、池の傍で池の方に足を延ばして本を読んでいる大学生の男の子の周りに集まっている一群のまだ親という感じではない、カップルではない鴨たちも居る。

鴨にも色々な人生ならぬ鴨生があるみたいだな~と思いながら、ふと気づいた。さっき逃げ去って行った母鳥の傍には父親らしい鳥の姿が無かった。他の鳥は大学生の傍の一群を除いて、子無しの鴨も含めてみなカップルだったのに、、、。

守ってくれる父鴨が居なかったから、彼女はあんなにヒステリックに必死だったのだな~と思った。そして父親は一体どこで何をしていたのか?どこの世界でも、家庭を省みない夫を持った母親は苦労するんだな~と同情した。そして「過保護で神経質」なんて言ってごめんね、と心の中でそっと言った。
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# by bs2005 | 2011-06-24 12:42 | 能天気